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タイソンの守護霊獣の能力について考察

タイソンの守護霊獣の能力について考察

タイソン=ホイコーロ(第6王子)に憑く守護霊獣の能力について考察。

タイソン=ホイコーロ(第6王子)の守護霊獣

放出系で拡散・徴集型の能力。タイソン経典を受け取った者に目玉ジャクシが憑く。目玉ジャクシは宿主からオーラを徴集し、替わりに幸福を与える。幸福の度合いはタイソン経典の熟練度によって変化する。ただし、経典唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る。

タイソンの守護霊獣の能力について考察へのコメント

No.86 長文翁 2023/03/26 18:23

タイソン王子守護霊獣、その相互協力の有様について その2/2

>>85 の続き

第 36 巻、P90。タイソン王子の守護霊獣に纏わる、冨樫の説明。このトピックの巻頭にも在る。
過たず一言一句書きたいものだが、横書きに直すレイアウト上、句読点などを加える。

―――――――― ↓ 引用開始 ↓ ――――――――

放出系で拡散・徴集型の能力。
タイソン教典を受け取った者に、目玉ジャクシが憑く。
目玉ジャクシは宿主からオーラを徴集し、替わりに幸福を与える。
幸福の度合いはタイソン教典の熟読度によって変化する。
ただし。教典唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る。

―――――――― ↑ 引用ココ迄 ↑ ――――――――

仮に。冨樫が「徴収」ではなく『徴集』という熟語を選んでいること…に、何か意味が有るとするならば。
タイソンの守護霊獣本体(親分)に、目玉ジャクシ(子分)からの、オーラの一極集中を起こしている…と受け取れる。まぁそりゃそうだろうな。

徴収であれば、目玉ジャクシが憑いた個々人…顧客と、銀行窓口との取引のようなイメージとなる(出納に近い?)。が、そこに留まらず。
その先のオーラの集合…一極集中に大いなる意味がある…と考えるべきだろう( … お、辞書によるとむしろ徴収と徴集のイメージは逆だぞ笑 徴収の方には集合知による公共性が有る。また徴集とは、権力による強制的接収だそうな。集合の「集」の社会性が異なる)。

✽✽✽✽✽✽ ↑閑話休題↑ ✽✽✽✽✽✽

その他について補足しよう。

・六性図上は放出系生まれの守護霊獣。
・具現化した子分としての念獣・目玉ジャクシを各方面に拡散し(放出し)、親分である本体にオーラを徴集する(強制的に集める)。そんな操作系能力を使う。
○ 既に出版済の「タイソン教典」を手にした人物に、自動的に目玉ジャクシが憑く(船内の印刷所で重版をかけること自体は可能だろう。だが実際にはそのような(展望はともかく)展開はあるまい)。
○ 実在するタイソン教典そのものが、先んじて対象者へのマーキングの役目を果たしている(目標、的。操作系能力の素、礎)。
それを受け取った人物の生命エネルギーとリンクした時、目玉ジャクシは出張して憑くだろう。遠隔で、いきなり。放出系能力者なので。
タイソン本体や守護霊獣からの距離は無関係と言ってよい(先んじてのマーキングが終わっているから)。ちょうどクルックが大量の鳩(選挙の為の召集令状付き)を、ハンターライセンスを持つ生きのいい生命体のところへ誘導したのに似ている。

※ … 後述するが。タイソン教典を読むジュリアーノと、それに寄り添う目玉ジャクシを診ると…。目玉ジャクシの目はジュリアーノの視点をトレースしている(第 37 巻、P173 の、ひとコマ目。目玉ジャクシの視線を見よ)。
※※ … 目玉ジャクシがジュリアーノの脳内の理解度を図る目安は、「よく読んでいる(様に見える)」だけなのか?  
※※※…となると、ジュリアーノの脳内の理解度を直接測る操作系能力は持っていないのかな…? ← ココ重要(後述する)。

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◆ 幸福感?を与える?/ 幸福そのもの?を与える? 問題。

◇ 目玉ジャクシは宿主からオーラを徴集し、替わりに幸福を与える

冨樫によるこの ↑ 文章について。
以下は仮の話。架空の考察。

『目玉ジャクシは宿主からオーラを徴集する。その対価として宿主に “ 幸福感 ” を与える』
… の、「書き間違い」だとすれば?

余談。
そもそも漫画内のスペース上、『 (上の架空の文章) 』は、ちゃんと入るのだ。
入るんだったら、ちゃんと書けばよかった。それだけの話だ。
○ 書けるスペースが有るのに、そう書いていないのだから、その筋の読解は間違いであろう。
つまり “ 幸福感 ” ではないのだ。冨樫としては文字通り “ 幸福 ” を与える…と書きたかった訳だ、

重ねて余談。
そもそも、いくらなんでも。日本語のおぼつかない画家の冨樫でも。
◎『幸福感を味合わせる』程度の日本語を、間違えて「幸福を与える」と書くだろうか? そんなはずは無いと信じる。

▷ この ↑ 仮定の話、…単なる冨樫の日本語の間違いだとすれば(即ち実際には冨樫は “ 幸福感 ” と書きたかったのだとすれば)。

▶ −1:筆者が分析するところの “ ジョイント能力 ” ではない(宿主 … ジュリアーノ達 … の側には何の利益も無い … 即ち実益が無いからだ)
▶ −2:目玉ジャクシの働きは、麻薬効果である。その操作系能力で宿主に『幸福感を “ 味合わせる ” 』のだ

耽溺、陶酔、多幸感という用語もある。麻酔、中毒、常習性、禁断症状…。
まぁ依存症にならなきゃいい…というか、目玉ジャクシの使う操作系能力の方に、依存性がなけりゃいい。
たまたまだが。依存性や麻薬中毒の怖さについては、作中では第 35 巻、P115。バショウとルズールス王子の会話に詳しく在る。

いずれにせよ、筆者の考察によれば。
◇ 上の書き間違いではない。即ち「幸福感を味合わせる」のではない。
◆ 冨樫が書いている通り、『幸福を与える』のだ。

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・運命操作能力のイントロダクション

タイソン王子の人格の問題でもあることだし。守護霊獣の主眼でもある。
筆者は。守護霊獣が目玉ジャクシを憑けた宿主に与えるのは「幸福感」ではなく、「実際の幸福」、「具体的な幸福」である…と考察している。
タイソン教典を読み、教義を実践するタイソン教徒になれば、実際に幸福になる。なれる。
元からそう信じているタイソンなれば。その守護霊獣は、タイソン教典を熟読した信徒に、具体的な幸福をくれるのだろう。
また。歴史的な王族に着いた守護霊獣なれば、「幸福を授ける」事は可能なのだろう。しかも徴集したオーラで、その本人の運命を操作できるのだから。

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本題。特質系能力を使う守護霊獣…仮説。

▷ 他人の運命を操作するのは、特質系の操作系能力。普通の操作系能力では「他人の運命」という目的語は持てない。
▶ 自分や他人の運命とは即ち、未来の事柄。単なる操作系メモリでは、未来にまで影響力を行使することは不可能。それには特質系メモリの介入が必要となる ← という筆者の考察。
タイソンの守護霊獣は、タイソン教典の読者の運命を操作して、当人に実際の幸福をもたらす。← ココがジョイント即ち、相互協力と言える所以。

筆者の考察としては。
『運命操作能力』は特質系能力(と操作系能力のミックス)なのだが。現段階の冨樫の説明だけでは、タイソン王子の守護霊獣は特質系能力を行使できない。
つまりこの考察ははじめから矛盾をはらんでいることを、お断りしておく。

例えば。ネオン = ノストラードは占いによって他人の一月先の未来を伺い知る事が可能。
それに対して。個人に具体的な幸福を与える能力とは。その周囲の人々までも含めて先々(未来の行動選択)を操作せねばならない。
それ自体は特質系の目盛り(長短)の先(←長いところ=ハイレベルな特質系能力)に有る「いち段階」に過ぎないので、一旦修得してしまえばできること(それができるから特質系能力者だと言えるワケだ)。

しかも…狙いを定めた運命操作ではなく。
漠然とした「宿主が、その理性と感性で幸福だと感じる具体的な事柄」が訪れるならば、何でも良いワケだ(例えば立身出世や金運に限定していない)。
とりあえず「内容はなんでも良い」とくれば、『未来を一定方向に導くこと』の難易度は、さほど高くはない。

◇ 比較対象として。
 グリードアイランドの不思議アイテムの数々。その製作には特質系能力者が関わっている。
 ゆえに、他人の…それも大勢の運命を操作できるアイテムが、アイランド内に複数存在したとしても…別段おかしくはない。

例えば。
第 17 巻、P102。 № 78。孤独なサファイア( B − 30 )。
コレが持つ、他人と本人の運命操作能力(特質系の操作系能力)のレベル(到達度)の…その半分程を行使できれば。タイソンの守護霊獣の運命操作能力としては十分だと思える。
しかるに。現段階の「タイソン王子の守護霊獣」に関する説明や描写では。コレが特質系能力を使えるとする考察は無理筋だ。その上で、全文を普通にお読み頂きたい。

◆ 放出系能力者であるタイソン王子の守護霊獣が持てる操作系能力。これは、覚えた放出系能力のレベルに対して8/10 の段階までしか覚えられない。そしてそれを行使できる精度は、常に、覚えた能力の 80% まで。
その上、特質系のメモリにもある程度頼るというのなら、あまりその効果は期待できない。

しかしながら。
タイソンに覇権をもたらすのは、支持者であるタイソン教徒の数。
ホイコーロ一族は実質的に繁栄せねばならないのだから( … どこぞのカルト教団の信者のように、財産や生命エネルギーを吸い取られて細々と生きているならば、外へ外へとタイソン教徒を増やしていく事は適わない。外部から見てみすぼらしい教団、教徒なんぞ、誰が成りたいと思うものか)、当然タイソンの信者となるタイソン教徒も、彼らなりの幸福を手にして、富んでいくことだろう。現世利益というやつだ。

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タイソン王子は。タイソン教典を受け取った人が実際にタイソン教典を読むか読まないかは、関知していない。というか、強制はできないと思っている。
余談だが。能力全体の中で、その「強制性(力)」にメモリ割合を割いていないということは、それ以外に余剰を割けるのだから…念能力の構成とはまことに、使い手の考え方次第だ。タイソンの守護霊獣の場合、多分にそれはたまたまなのだが(タイソン王子の人柄のせいだ ↓ )。

第 36 巻、P37。タイソンは、一旦教典を受け取りつつもさっぱり読み進めた様子の無いイズナビとジュリアーノに言う。
「いいのよ───♪。人にはそれぞれタイミングとペースがあるものー」

強制的に読ませることはできない。しない。それがタイソン王子の人となり。
タイソン教典の読者即ちタイソン教徒とは自然に増えるものであり…大々的な布教活動や、まして王族の権威をかさにきた(同調)圧力を用いる…なんて、もってのほか。
本人の内面に、他者に対する強制性が希薄な事が、守護霊獣の能力の六性図上のバランスにも好影響している。

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ところが。守護霊獣の方はそうではない。そんな呑気では居られない。
タイソン王子の為に活動するエネルギーも欲しいし、支援者も増やしたい(まさか。大勢のタイソン教徒 … という、布教を利した形式になるとは… ← と、守護霊獣に意思があれば、そう思ったことだろう)。
ゆえに。何らかの「強制性」を発揮してでも、タイソン王子とその為に働く自分の霊位・霊験を高めたいのだ(平たく言えば念獣としてのレベルアップを果たしたい訳だ)。ゆえにオーラを徴集する。

相互協力と言えば大袈裟かもしれぬ。しかし。
❀ フウゲツやマラヤームの守護霊獣のように「他者を利用しないタイプの守護霊獣」もいれば。
✿ ツェリードニヒやルズールス、モモゼのように『他者を利用するタイプの守護霊獣』もいる。
・後者の中には。サレサレ王子の守護霊獣のように、明らかに「味方を増やす」ことを吉と考えているタイプもいる。さらには。
※ ハルケンブルグやタイソンの守護霊獣のように、味方のオーラの融通を企画した守護霊獣もいた…という話になる。即ち相互協力型の念能力である。

タイソンの守護霊獣のやり方の場合は。
タイソン王子と、その守護霊獣と、さらにはタイソン教徒各位と。それぞれの「目的」は必ずしも一致しない(ハルケンブルグの守護霊獣のやり方とは異なる。アイツラはやりたいことに向けて心身を同調させにゃあならん)。

タイソン教徒は「幸福」という具体的な現世利益を求める。そして素晴らしい教義を説くタイソン教典の熱心な読者へと成長する。
結果的にはその(ヒット曲の歌詞てんこ盛りの)教えを纏め上げ、一冊の書に記したタイソン王子への、熱心な支持者へと変わる。
それが守護霊獣が企図する後方支援であり…。支持者、支援者を増やす為に「現世利益」を与え続けるのだろう。

徴集したオーラは教典の読者の「運命を操作する」ことに多く費やされる。畢竟守護霊獣の元には大して残らない。
その点もタイソン王子の人格を反映している。世間一般の中で、守護霊獣(即ちタイソン王子本人)ばかりが強くなってもいかん訳だ。タイソンの無意識がそれを許さない。
ひとり勝ちして何になるのか。博愛主義者ここにあり、だ。

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▷ タイソンの守護霊獣は、タイソン教典の読者から集めたオーラで、何をしたいのか?
▶ 諸々の活動の為のエネルギー源とする。主に、タイソン教典の読者に現世利益を与える為 … 即ちその運命を操作する為に費やされる。
※ 守護霊獣の元にはあまり残らない。必要なのは、いざという時の厳罰を下す為のエネルギーくらいか?

余談。
例えばヨモツヘグイを遠隔で使用した敵の呪いの接近に対しては、文字通りのひと睨みで消し飛ばすくらいの力が無ければいけないのだが…?
その場合。タイソンが二三日昏睡するくらいの潜在オーラの使い込みが出来れば。可能だろう。

元い( ← 本題に戻る)。
タイソン王子の人格を反映した守護霊獣なので、あまり大それた目的はない。
先述したように、最終的には世界人類の全てにタイソン教典を流布する事が目的だ。統一的、画一的、社会的な…遠大な計画だ。目的は愛と世界平和。コツコツやっていくしかないのだ。

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・またまた困った冨樫の日本語…『(守護霊獣が与えてくれる)幸福の度合いはタイソン教典の “ 熟読度 ” によって変化する』について(後述する)

第 37 巻、P173。冨樫の描く、人がタイソン教典を熟読する様。ジュリアーノとそれを見守る目玉ジャクシの様子。

イズナビとジュリアーノは、勤務の交代の僅かな時間に。タイソン教典及びタイソン王子の人となりについて語り合う。
特筆すべきはココ ↓ のみ。ジュリアーノの台詞。

『(自分としては)俄然、第6王子(タイソン王子)を王にしたいけど…、そのためには他の王子を(殺さねばならない)…』
『それって第6王子(タイソン王子)の理念の真逆なんスよね。そう考えたらオレ… 』
『何かこれが(タイソン教典が)王子の遺言に思えてきて…』

まず。ジュリアーノの読み間違いについて。
タイソンは楽観主義者なので。悲壮感なんぞはとうに克服している。
死に臨む覚悟…王族としての潔さそのものは有るだろうが、それとこれとは別の問題だ。
タイソンはけして、現段階で「我が一命を賭して…」と思い詰める程の覚悟で、継承戦という波打つプールを泳いではいない。
「王位は、最終的には私の元に転がり込んでくる」という無根拠の期待。このくらいは朝飯前だ
(第 34 巻、P153。「アタシこそが…♡」→ 次代の王位に着くに相応しい…とは、偽らざるタイソンの本音、内心だ)。

具体的には。
タイソン王子は自ら誰一人も他の王子を殺すことなく。当然自らも殺されることなく。王位は我が手に転がり込むもの…と信じている。
なぜかって? 楽観主義者だから。根拠なんて無い。そういう人物として描かれている。

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◇ 再び。冨樫の選択した日本語の問題。
◆ 「熟読度」とは何か? ← 習熟度とは異なるのか?

・熟読度=熟読している度合い(熟読=文章をよくよく考えてじっくり読むこと)。

これが仮に。冨樫が「習熟度」と書いていたならば?
※ 習熟度=習熟している度合い(習熟=慣れて十分に会得すること)。
つまり、守護霊獣が与えてくれる「幸福の度合い」は『対象者個々人の、タイソン教徒としての染まり具合い』… これに比例して増減することになる。

しかるに。冨樫が選んだ言葉は「熟読度」。この場合は?
平たく言えば『しっかり読んで理解している』…これさえクリアしていればよい訳だ。何もタイソン教徒として教義に染まっている必要はない。
引用したページ(第 37 巻、P173)の目玉ジャクシの有り様(ジュリアーノを観察する様子)のように「ジュリアーノはしっかりとタイソン教典を読み込んでいるな。ヨシ ()و✧!」← … と、外形ばかりを評価基準にしていることになる。

例え話。
貴方は、国際的に活躍する、比較文化人類学の教授。
その貴方が。比較文化人類学で宗教学を取り扱う場合。そりゃ様々な教典を読むことになるだろう。
しかし。貴方が学会に投じる新しい論文を書くほどまでに、様々な教典を熟読したとて、そのどれかの宗教の信者になっている訳ではない。その必要も無い。
ただ単に、他人に向かって、比較して説明できるほどに詳しくなった…というだけだ。

▷ つまり冨樫の書いた通り、読者の「熟読度」の多寡で、手に入る「具体的な幸福」のレベルが増減する…とするならば?
▶ 全くタイソンの教義に染まっていない「学者肌」の人物こそが、大量の幸福を手に入れることになる。

もちろん作中のジュリアーノの描写はそうではない(第 37 巻、P173)。彼は単にタイソンの説く教義に詳しくなっただけに留まらない。
ジュリアーノは心の中に、タイソンの説く愛の教義をしかと受け入れている。「俄然第6王子を王にしたい」との意思までも有る。

補足。
上の▷&▶マークの示すことはとても興味深い。なぜなら( … 「習熟度」の間違いではなく、冨樫の狙い通り「教典の中身…教義の熟読の度合い」が正しいのだとすれば … )。

◇ イージーな「タイソンの教義に染まった対象者」よりも、遥かに難易度の高い ↓、
◆ 学者肌の「冷静な分析者」をこそ、より多くの具体的な幸福で波状攻撃…即ち「攻める」ことになるから…だ(そこにガソリンとなるオーラをより多く集中する。融通する)。

その先にどんな狙いがあるのか? 筆者が思うに。
「何かの間違いでコロッとタイソン教徒へと転び入ってくれないかな」…という、守護霊獣の期待が内在している…と、読める。
冷静な分析者…であるとの評価を既に周囲から得ている人物が、いつの間にかコロッとタイソンの信奉者になっている…
その方が、イージーな衆生がそうなるよりも、多くの信者を新しく獲得するには役に立つ…、影響力がある。
そんな期待をしているんじゃないだろうか? 守護霊獣は。

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・『ただし。教典唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る』について

タイソン王子の
❀ 意識ではなく、
✿ 無意識の方と、守護霊獣の働きがリンクしている…それは当然有り得る
(モモゼの守護霊獣がそうだった。彼女は、自分では見物すらできない遠隔地で、操り人形による殺人ショーをやりたい…そんな望みを内心抱えている…その程度の女だったワケだ)。

注意。
念能力者の念には「意識上の念能力」と「無意識下の念能力」が有る。
前者の説明は不必要だとして。後者の有名な具体例は、カイトやレイザーの「お喋りする念獣」の、お喋りの内容だ。
特にレイザーの念獣のNo.0、審判役のお喋り。ドッチボールの展開を客観的に判断を済ます、レイザーの無意識に基づいて喋る。
仮にレイザーが意識上でズルをしたくても、それに先んじる無意識下の公正な判断が先んじて、不正を防止できる仕組みだ(公正な判断が先に存在するから、レイザーの意識上では具体的なズルも構想できるワケだが…No.0はソコとはチャンネルを切ってあるので、常に公正なお喋りしかしない)。

元い。
つまりタイソン王子の理性や意識においては、❀ 、他者を罰するべきではない…と判断する局面においても。
タイソン王子の本音、無意識の方では既に ✿ 、「貴方を厳しく罰する」と決心している…ってことは有り得る。

例えば。かなりあり得ない例え話だが。
タイソン王子と愛を誓い合った個人…もちろん男性が、タイソン以外の人物を愛した場合。
王子の理性としては博愛精神を発揮して、寛大に許す局面だと思う(そもそもタイソンにも多くの彼氏が居るのだし)。

しかしながら…彼の無意識の「怒り」。これは止められるものではない。同時にそれはタイソンの内面の醜さでもある。
守護霊獣の方では、そのようにタイソンを裏切った個人であれば気兼ねなく何らかの犠牲にできるというもの。例えば干からびるまでオーラを徴集するとか?

この件、話のラインとしては通っていると思う。
このような「タイソンの気持ちを裏切るな」的な…「タイソンの隠れたワガママの地雷を踏むな」…というのは、避けることは難しい。なぜなら、地雷よろしく、隠れたシロモノは目に見えないからだ。

しかしこの件、実はそうではない!

そもそも冨樫は『教典唯一の禁忌』と書いている…のだから。これはいわば成文法。不文律ではないのだ。
即ち。本にはじめから『禁忌ですよ』と書いてある「何か」をやらなきゃいいのだから。さほど困難でもない。
既に教典を読み込んだ、れっきとしたタイソン教徒になってさえいれば、むざむざ踏む地雷でもなかろう。
だって。誰の目にも見えるところに、ちゃんと書いてあるのだから。予め。
破らずにすむ…というより、破るなんてとんでもない。そんな戒律なのでは?

具体的には、ソレは何か?
ワカラン。筆者は宗教にも人の愛にも詳しくないので。

一応これにて、書くべきことは網羅したと思う。ご清聴ありがとう。

No.85 長文翁 2023/03/26 18:10

タイソン王子の守護霊獣、その相互協力の有様について その1/2

相互協力(ジョイント)型の念能力の分類、その3 …『任意参加型で、コントロール専有型』の、ジョイント念能力

・その3の4。タイソン王子の守護霊獣による「協力者に幸せを与える能力」について(その3の4以外の能力については、ジョイント能力専用のトピックに投稿済み)。

資料。第 36 巻、P90。ハンター協会員・イズナビとジュリアーノは話し合う。
イズ 「そんな事よりこいつとあいつどう思う?」
ジュリ「んー、悪い感じはしないっスね」
   「愛が大事って説いてる王子の念獣っスからねー。 “ 害があったらオカシイ ” っしょ」
   「元気玉的な能力じゃないスかね~~~~(後略)」
イズナビ「(前略)元気玉ね…」

キャラの台詞が富樫の構想を反映している訳ではない。
冨樫がわざと読者に、間違った誘導(ミスリード)をするにはうってつけの物語装置。それが「登場人物の会話/内心」だ。

しかしこの場合。
ジュリアーノはいみじくもこの守護霊獣の本質を突いている。あたかもその直後の冨樫の解説を読んだかのようだ。
読者も既にお解りのように。この能力は本質的には、他人を不幸にする類いのもんじゃない。それはタイソン王子の人格のせい(「せい」というより、おかげと言うべきか)。
例えばカミーラ王子の守護霊獣の能力は未だ不明だが、あの人のはとんでもない残虐な能力なんじゃないかな…

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これまでのところ、作中で明らかになっているタイソン王子の守護霊獣の特徴を押さえておこう。

○ この能力の主催者は、タイソン王子本人ではなく、タイソン王子の守護霊獣(放出系生まれ)。

◎ 非常に珍しい例だと思うが。実在する出版物を媒質として、対象者へと媒介する操作系能力を使う。
既にタイソンが出版し、黒鯨号船内に持ち込んでいる、実在する出版物…『タイソン教典』を「受け取った者」に、具現化念獣「目玉ジャクシ」が憑く(当然船内には印刷所も有るだろうから、今後タイソン教典の数を増やすこと自体は可能だろう)。
人物に対するマーキングの役目を、実在する書物が果たす…という訳だな(タイソン教典の文章とは、そのままタイソンの思念の表れなのだから、タイソン王子本人のオーラは染み付きやすい)。
書物を一旦受け取った人物が、自動的に操作系能力の対象者となる。

第 35 巻、P41。タイソン王子の守護霊獣の発現の様…というか初出。

同じくP116。ジュリアーノとイズナビにタイソン経典を直接授けるタイソン王子。
「 “ 全人類がタイソン教徒になった時 ‼ ” 、真の世界平和が訪れるの ‼ (後略)」

流石…V5と並ぶ大国、カキン王国の王子だ。その夢は気宇壮大。
自らの教義で全人類を導いた暁には、世界平和が成る…と信じている。しかし考察上、この点はあまり深掘りはしまい。

「 1章 必ず最後に愛は勝ちます♡」← 教典の中身

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「私は愛でしか戦わない」というタイソン王子の台詞も在った(かなり後に後述)。
勝つだの戦うだのと…、存外タイソン王子の内面では、第一の教義である「愛」と「闘争」 … これらは不可分のものらしい。それが看て取れる。

第 36 巻、P89。従者や護衛を前に、タイソンは言う。
「心配はいりません。愛は必ず勝ちます ‼ 」

勝つとは勿論、王位継承戦についてだろう(仮にタイソンが破れたとしても、愛による治世が王国に伝播すればそれで良し … とタイソンが考えている可能性も微レ存)。
既に彼なりに、愛による闘争を遂行している段階のようだ…。
しかし…そもそもタイソンの思う「仮想敵」とは何なのか? 愛に立ち塞がる障害のことか? 筆者はそこまでは考えないが、興味ある読者は考えてみたらどうか?

タイソンはかつては王位継承戦を辞退したいと考えていた(後述)。
が、一旦参加したからには…愛の闘争を続ける自分こそが勝つ…勝って当然と思っているようだ。
そして当然のことながら、同時に。彼は自らが王位を継承するに当たって、他の王子を排斥しようなどとは思っていない。自らが次代の王に相応しいと信じることと、他の王子を否定することは必ずしもイコールではない。

加えて。
◇ 是非とも書いとかなきゃいけないのは。作中では何もタイソンだけが「愛の人」ではない…という点。
◆ ナスビー現国王、ベンジャミン、カミーラ、チョウライ、ハルケンブルグ、カチョウ、フウゲツ … 彼らは皆、何らかの「愛の人」だと描かれている。
モモゼ、ツェリードニヒ、ツベッパはちょっとどうだか判らないが。エリートの自己愛…そんな程度では、この件では仲間外れだ。低レベルの愛だ。

タイソンの博愛主義が最良のものなのか? それとも。
王位を競い合うその他の王子たちが遵守、信奉するそれぞれの愛が、タイソンの掲げる愛に劣るものなのか?
いずれにせよ、愛と勝ち負けを一続きに並べているのはタイソンの方なのだから…
勝ちを目指すのは結構なことだが、もしも負けた時には「良い敗者」となる様に、心がけて欲しいものだ。それが他の王子への博愛の証しとなる。
具体的には、自らの掲げる博愛主義に殉じて大人しく死ねということ。見苦しく死ぬなということ。王国のさらなる発展を祈念して何かを残せばさらに良い。

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○ 第 4.5 合併号、P398〜399。(週刊少年ジャンプ、2003年)No.400 秘匿の巻。

タイソン王子について、最新の作中描写から、新たな展開を予感させる点を書き留めておこう。メモ代わりだ。

タイソン王子と戯れるジュリアーノを見て、イズナビは思う。
『見たとこいつものジュリアーノと変わりないが…。 “ 教典を読んでる時の穏やかさ ” は逆に心配になる程だ』
『第6王子の念獣の能力があの教典とリンクしているのは間違いない…!』

▷ イズナビが気にかける、ジュリアーノの “ 教典を読んでる時の穏やかさ ” について
第 37 巻、P173。その様子。

読者各位で受け取り方は異なると思う。筆者はこれを、トランス状態ではなく、いわゆる
▶ スポーツに言う “ ゾーンに入っている ” 状態だと思う。
異常なレベルの集中力を発揮している…タイソンの教義に沁み入っている状態だと思う。
それはけして目玉ジャクシが用いる操作系能力ではなく。単にタイソンの説く教義がジュリアーノに刺さっているのだ。

「ちょっとタイソン王子のことなめてました…。猛省っス」

ギャップ効果だ。普段からフワフワしたタイソン王子だからこそ、その見えざる中身、骨太から発する方針だけに、余計に効くワケだ。

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イズナビはまた、こうも思う。
▶『その能力が本当に愛を布教する為のものならば…、現国王ごと取り込み…継承戦の中止を宣言させる事も可能かも…?』

… 以下のこれ ↓ は長い余談なのだが。

センリツが … 例の演奏の前に … ナスビー国王の御前に跪き、拝礼する様を思い出して欲しい(第 37 巻、P52)。
センリツがこの礼を取っている以上は、バショウもジュリアーノも、当のイズナビも、当然同じくナスビー国王の御前で拝謁したはずなのだ。
▷ コイツラは。あのナスビー国王の、異形の守護霊獣を、見ていないのだろうか?

▶ 見ていない…という蓋然性。これは当然ある。
要は。ナスビー国王の守護霊獣が、出なくてもいいと感じている時には出て来ないだろうから。
なぜこの時、姿を現す必要を感じていなかったのか? そこまでは知らんが…(潜在的な索敵能力までも有しているのだろうか? 「この場に敵はいない」と察知できる? そうなればほぼ無敵と言える…?)
或いは守護霊獣本体が遠くに出張しているような状況。ジョジョ奇妙の読者にはおなじみのヤツ。本体を守りたいのに、遠くまで出張しているスタンドを戻す時間が無い…! という大ピンチだ(しかし今回はこのケースは考察から除外してもよさそうだ … それとも、例のかがり火の(←モモゼの棺桶の側の火の)中心にでも居るのだろうか?)。

▶ 逆に。演奏会の時に、イズナビがナスビーの守護霊獣を見ていた場合。
タイソン王子のタイソン教典と守護霊獣(たかが目玉ジャクシ如き)のチカラが、ナスビー国王から(もう既にやると言って始めちゃってる王位継承戦の)中止宣言を引き出せる…それ程の影響力を行使できる…と、思えるものだろうか?

❀ イズナビは。ナスビーの守護霊獣の異様、霊位・霊験を見ていない。見ていないから、タイソン王子の守護霊獣(=弱輩者)ごときの影響力…これが国王に効く…という甘い展望を見ている ← 有り得る

✿ ナスビーの守護霊獣の異様を見ていて尚、念能力に詳しいイズナビであれば、その上で。タイソン王子の守護霊獣の影響力が、ナスビー国王に効く…という公算が立つ ← イチ読者として筆者は俄に首肯できないが。作中の念能力の在り方としては、実はそうなのかもしれない。

筆者はどちらかと言えば、❀。前者だと思う。目玉ジャクシなんぞナスビーの守護霊獣の一睨みで消し飛んでしまうだろう。
ん…? つうか、イズナビは知らないだけか? 「守護霊獣同士は、霊獣憑き(宿主)を攻撃しない」というルールを?

第 35 巻、P33。ナスビー王の内心。守護霊獣に纏わるルール。

『同じ壺から生まれた守護霊獣には本能(ルール)があるホ… ‼ 』
『① 霊獣同士は殺し合わない』
『② 霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない』

んんん…。これだと微妙にはっきりしないな笑。なるほど。 “ 直接攻撃 ” はしない…ねぇ。
タイソン教典を読んだナスビー国王に、目玉ジャクシの操作系能力がハマるのか笑? まぁ…操作系能力も直接攻撃の範疇に含まれるだろう? それとも逆か? いやいや笑。操作系能力は「間接攻撃」だからアリ … とはなるまい?

▷ 守護霊獣や壺中卵の儀に纏わるルールを知らぬハンター協会員は、無謀な(無理筋の)考察をするきらいがある。具体的には例えば。
第 36 巻、P15。クラピカは甘い見通し…展望を抱く。

▶『そうか…、もしかしたら…。継承戦から誰か一人でも離脱する事が出来れば……』
▶『制約と誓約が崩れ、全員の念獣が消えるかも…!?』

ダウト。そうはならなかった。
壺がレフェリーなのか? それとも既に王位にあるナスビーの守護霊獣がレフェリーなのか?
いずれにせよ確実に刑罰を執行できるなにかが、カチョウの離脱を許さなかった。離脱即死。知らぬとはいえ、ルール違反による懲罰とは怖いものだ。

✽✽✽✽✽✽ ↑閑話休題↑ ✽✽✽✽✽✽

2023年、週刊少年ジャンプ、第 4&5合併号。P399。
タイソン王子は現況についてイズナビに語った。そのまとめ。

・タイソン教典は、タイソン第6王子よりも下位の王子たちとその母親たちには渡してある…ものの、おそらく誰も読んでいないであろうこと
・タイソン王子が、父・ナスビー現国王に拝謁するには、タイソンの母親であるカットローノ第4王妃の許可が必要であること
・ナスビー現国王には、カットローノを通じて、一冊のタイソン教典が手渡してあるはずだ…と、当のタイソンが信じていること
・トランスジェンダーとして生まれたタイソンが、それでも「王位継承戦」に参加することを条件に(=王位継承戦に参加するのならば)、ナスビー現国王にタイソン教典を手渡す…と、かつてカットローノがタイソンと約束したこと(それは所謂取引だった。母親がその約束を守っているのかどうかは今のところ不明だが、仮に今後の展開が有るのならば、教典は王の手に渡っているだろう)

❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀

タイソンの言い方はこうだ。
「(母・カットローノは)どうしても継承戦で一矢報いたかったらしいわ」
「生憎 私は愛でしか戦わないケド」

イズナビは反応した。
○ カットローノ王妃の「一矢報いたい」思惑を知ったからか? それとも、
◎ タイソン王子の「愛でなら戦う」意思を確認できたからか?

ともかく。イズナビはタイソン王子に進言した。

「王子…。母君に話を通し、次の晩餐会で国王に直接 “ 教典を読むよう ” お願いして下さい。この船の運命を変える重要な鍵です!」

イズナビは。
タイソン王子が直接ナスビー現国王に「教典を読んで下さい」とお願いすれば(そしてその通りナスビーがタイソン教典を読んでくれた暁には)。
メダマジャクシがナスビーにも憑く…と思っている。

タイソンは応えて言う。
「まぁ…。そんな風に言ってもらえて嬉しい… ‼ わかったわ。早速ママに交渉してみる!」

交渉 … このタイソンの応えだと、父王に会って話すのもなかなか、一筋縄ではいかない様子だ。

タイソン王子は同性愛者であり、女性との間に子を設けたいとは思っていない。それは当然、王位を継承したとしても同じことだ。愛の無い妊娠は彼の教義に反するだろうから。
それを知った母親・カットローノの葛藤も想像に難くない。他の王妃から憐れみの眼差しで見られる…というのはカットローノの感受性の問題に過ぎない…のだが、その点解らない話ではない。

余談。
仮に男しか愛さないタイソンが国王に成った場合。それこそ血のスペアが必要になる。
時の国王タイソンの胤嗣ではなく、それこそ傍系の…兄弟王子たちの後胤を養子として、タイソンの次の王位継承戦(に備えねばならない)を図らねばならない。
守護霊獣を授ける壺も在ることだし、このようなケースのバックアップの為にも。どうにも、王位を継承できなかった王子が全て物理的に死ぬとは、思えないのだがな…。閑話休題。

それと。余談2。
カミーラやツベッパのような女王が王位を継承した場合も。殆ど同じ状況だ。一つしか腹のない女王が妊娠、出産できる実子なんて数は知れてるのだから(それこそ蟻じゃないんだから)。
やはり仮説上のタイソン王の場合と同じく、生き残ったベンジャミン、ハルケンブルグ、ルズールス、マラヤーム等の後胤を次代の王位継承戦に参加させなくっちゃあ、競い合う意義が薄れる(壺も【壺の術者も】残念がるだろうし)。
増々、王子の殆どは生き残ったまま王位継承戦は決着するという筆者の推察(← 余所に既に書いた)は、妥当だと思えてくる。

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

今後の展望について。まとめ。

資料。第 36 巻、P76、77。
第一王妃から第八王妃まで。第一王子から第十四王子まで。全員の腹子の関係が網羅してある。
もちろんカットローノ第四王妃の顔も有る。コレがその唯一の資料だと思う。

タイソンの話から、カットローノの「一矢報いたい」思惑を知っての、先のイズナビのアドバイス(← カットローノ王妃を利用して、ナスビー国王にタイソン教典を読ませましょう)なのだが…。
◇ 今後、タイソンの言う「交渉」になるものだろうか?
 カットローノ王妃が、タイソン王子とイズナビに、何らかの交換条件を持ちかける…なんて面倒くさい展開が…待ち受けているのだろうか?
◆ それをやったとて、漫画的に面白いのだろうか?

一矢報いる…とは。どう考えても『タイソンの王位継承、成る!』なんて程の、華々しい勝利ではない。もっと矮小なものだ。
かつてタイソン王子とカットローノを冷笑し(←そこまでは書いてない笑)憐れんだ、その他の王妃に嫌がらせをしてやる…程の意味だ。

具体的には、例えば。
誰ぞ王子を殺せ…などと、あのカットローノが、イズナビに持ちかけてくる…なんてことが…あり得るだろうか? ← な? こんなんじゃツマランだろう? タイソンもイズナビも、そんなこたあしない。
まさかその局面でイズナビの「対象者一人に幻覚を見せ続ける能力」が披露される……? ← 増々ツマラン…

この件のまとめ。どう転んだら「継承戦の中で一矢報いる」と「タイソン教典をナスビーが読む」の続きが面白くなるのか?
素人にはワカラン…というのがまとめ。結論。
ナスビーの傍らにメダマジャクシが現れても、それをあの長髪の縦に口の裂けた女守護霊獣が、パクっと取って食べてお終い(守護霊獣本体への攻撃ではないので可能)…というのが筆者の読みだ。

次は本筋の、タイソン王子の守護霊獣の能力について、踏み込んだ考察。続く。

No.84 三ツ星の考察ハンター 2023/01/10 13:12

>読者の勝手な新機軸の解釈を許す設定…なんてのが、途中から出て来たことなんて、あったかいな?

冨樫メモをご存知ないかな?
知らないのならググって確認しておいてくれ。

ナックルとノヴとユピーの系統が判明したことにより、能力の属する系統の認識がかなり改められた。
変化系はオーラのみならず物質の変形変質も行えるんだよ。
ここでもノブナガの斬れなかった壁を例に指摘しているだろう。
そろそろ目を逸らさず設定と向き合う時だ。
オーラ以外を目的語にとるのは操作に限らず、強化・変化・特質で確認されている。
放出・具現化も例外ではない。
短い定義文に収まらない能力系統の拡張性を冨樫は示している。

>〇〇のイメージでやってくれ、とお願いされることと、〇〇ができることとは、全くの別問題だろうに。

可能だからお願いしてるとしか解釈できないが?
念講師としての信用を損なうわけにはいかないクラピカが出来もしないデタラメを言うわけ無いだろうしデタラメならヒュリコフ達が指摘するだろう?

>糸へんではない漢字の提示

こういう共感できない飛躍した妄想をさも当然の前提のように語るから翁が誰からも支持が得られないんだと思うぞ?

>ジョイントに操作が介在しないジョイント例

放出・具現化のフウゲツカチョウ。
放出・具現化のゴレムと弾役。
変化・具現化のツボネと系統不明のアマネとカナリア。
どれも操作系がいないだろう。

>貴方早速、「発」って書いてるじゃん…

発に至らないオーラの受け渡しであれば更に難度は低く容易いことだろう。
オーラを操作系で目的をもたなければ出来ないという思い込みが翁にはあるから混乱してるんだろうが。
目的をもたない発ができてるんだから、目的をもたずオーラを流すことだって出来るだろう。

こういう簡単なことで認識につまづきがあるのが困るんだよな。
まず操作系万能説が翁独自の突飛な持論である事を認識してくれ。
そしてそれはモレナアジトの壁と冨樫メモをもって完全に破綻したんだ。

>絶は体内で働くオーラ(体内では負傷を治すなどして盛んに働く)
これ違うだろ。
纏を続けたら老けにくくなるなど肉体が活性化することはあっても、絶で体内オーラが盛んに働くなんて設定はない。
オーラは体外に出さなければ使えない。
でなければ絶ウボォーは体内の筋骨を強化して鎖を打ち破れたはずだしクラピカの凝パンチにダメージなんて受けない。
相殺現象なんて都合のいい物理現象は起こってない。
一切の念による作用がなくなるのが絶状態のはずだ。

前に翁はこうも主張していたな。
ついでだから潰しておこう。
ウボォーは肉体を鋼鉄に強化しているのではない。
そうなったらカチカチで身動きできなくなるからだ…と。
アホみたいな解釈があったものだ。
であれば、鋼鉄の強度を持つオーラを身に纏っても同じことじゃないか。
硬いオーラでウボォーは身動きができなくなる。
オーラだけはウボォーの動きにあわせて都合よく可動しているのか?
であればウボォーの肉体も都合よく身動きを妨げないものになっていてもいいだろうに。
ものの働きを強化するのが強化系。
外皮や筋骨の働きを都合よく強化しているだけだこれは。

>ゴンの手のひらから厚みをもってはみ出したオーラが。
>グラスの水や葉に “ 当たる ” をもって。
>ゴンのオーラを、グラスの水に、謎の箱に、 “ 受け渡す ” だの “ 流す/流入させうる ” だのと解釈している。

なんで発と受け渡しを混同している?
操作系の目的語(笑)をもたない素のオーラによる発の例をあげただけだろそれは。

>初心者である隣の受講生の左手から、彼のオーラが流れ込んで来て、そのオーラを受け取ることができる。
>そう解釈している訳だよな?

これはその通り。
何故ならクラピカがそう説明してるからな。

これに対して翁は自分の解釈の常識と照らしてあわないから違うとしか言っていない。

翁がしなくてはならないのは自分の常識への賛同者を探すことではなく、まずクラピカのセリフを自分の考えと矛盾なく解釈することだ。
この冨樫の提示した設定に対する回答を用意することだ。

だがその材料がないのは翁自身がすでに認め諦めている。
だからこの話はもうその時点で終わっているんだ。

>その体内へと、我がオーラが流れていく…。オニャンコポンはそう解釈している訳だ。

どこに体内へ流れていく描写があった?
体内にオーラを流すならそれは発だろう。
ウイングが行ったのと同じものだ。
体表を流れていくイメージでオーラの受け渡しをしろと言ってるようにしか読めないぞ?
そしてそれはとても容易いことなんだと冨樫は今回明かしてくれたんだ。
無害故に容易い。
念の基本原理だろう。

外法前の精孔が開く前のゴンキルはウイングのオーラを当てられただけじゃ、すごく熱くぐんと押されてる感じで見えないぶよぶよがまとわりついてると感じてるだけだぞ?

>それをイメージせよという指示と、実際にそれが起こることは別だという常識。常識的な感性

あ、上に書いた疑問に対する翁のアンサーはこれか。
クラピカは実際には起こらない現象をイメージして練を行えと指示していたと解釈していたのか。

だがイメージ修行などにもあるように、念でイメージするということは実際に出来ることと同義だからな。
受け渡しのイメージでオーラを練る以上、受け渡しは出来るようになると考えていいだろう。
ジョイントの助けが得られる分、効率的な習得法なんじゃないのか?

No.83 長文翁 2023/01/08 16:06

貴方が納得しなくてもいい。他の読者が同意すりゃそれで充分

>>82 オニャンコポンへ

>>説得の材料なんて、作中に無いやろな。
【 という儂のカキコに対して ↓ 】

>作中に否定できるだけの根拠はなしと。

儂は。貴方と儂の読み解きの差異の話をしてるだけ。同じ物語の読み解きに認識の差異が生じてるんだから、貴方の説得は諦めてる。
しかしながら、その他のココの読者に対して、貴方の認識の間違いを明示することは容易いぞ。

>敗北宣言をしてなお長文を書き連ねるのは翁の考える念の印象とかけ離れた設定が出現して面食らっているのだろうな。

敗北宣言とは参ったな。貴方の認知に可哀そうな箇所を余所で多々見つけたので、あまり対立構造にしないように立ち回ろうと、表現を改めているのさ。
貴方に長くハンタを楽しんで貰おうと思ってね。

>設定が出現して

ココ ↑、な。どうにも貴方の認知の問題だな。
読者の勝手な新機軸の解釈を許す設定…なんてのが、途中から出て来たことなんて、あったかいな?

貴方はどっちなのかね?

壱:クラピカが
「握手型の連中は、輪になったら、左手から自分のオーラを隣のヤツの体内に流して、そんで右手からは隣のヤツのオーラが自分の体内に流れてくるのを感じて、自分の体内のオーラの流れをイメージ修業しろ(← もちろん意訳)」と言ったから、
「あ、オーラの受け渡しは初心者でも可能なんだ」と解釈したのか?

それとも
弐:ずっと以前から、念の稽古の初日の初心者でも、受講生同士、体内へのオーラの流入は可能…だと思っていたのか?

いずれにせよ、とんでもない誤解だね。
〇〇のイメージでやってくれ、とお願いされることと、〇〇ができることとは、全くの別問題だろうに。

*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*

▷ 冨樫が念の設定を歪めたことなんて、あったかしら?

具体的には、① 守護霊獣と、センリツが言及した「② 邪霊(← 念の使い手が作ったモノではなく、それに吸い寄せられるシロモノがこの世には居るのだ…と新たに示した)」。

二つだけじゃないか?
冨樫が、念の現象で新たに作中に盛ったであろうシロモノは。
それ以外は全て、読者に対する説明の、わかり易い順序に過ぎない

(隠、凝…という、糸へんではない漢字の提示が出遅れた事あったな。第 7 巻、P17、18。
 それぞれ絶、練になってる。少なくとも儂の手元のコミックではね。その後は発以外にも、糸へんではない漢字を出すことに躊躇いはなくなった。
 最も斬新な呼称である「発」が糸へんではないのだから、初めから躊躇うことはなかったのに)。

アルカ、ナニカ(のお願い)なんて初めから用意されていたプロットだと判るものね。

――――――――――…………………………………――――――――――

>【 長文翁こと儂が 】ジョイントには操作が必要に違いないと思いこんでいるから。

操作メモリが必要な相互協力と、必要ない相互協力があるな。ヨソに書く予定だよ。

>だがその考えを否定するのはなにもこれだけではない。
>ジョイントに操作が介在しないジョイント例はいくらでもあるとすでにあげた。

お? どこだろう? 良かったらトピック名を教えておくれ。
「あ、間違ってるな」と思ってスルーしたかもしれん。

>>シラフの(素の)オーラだけを流すんでしょ?
>>コレは無理だな。
【 という儂のカキコに対して ↓ 】

>水に対する発も、ジンの箱に対する発も、目的のない発だろう。
>害意のないオーラであれば無害なのが念。
>未熟者であれば害意を込める事も難しいだろう。

彼我にて、なんか認識の違いが在るのかな?
貴方早速、「発」って書いてるじゃん…
なんか言い訳があれば書いといて。

こっちは端から、講習会初日の参加者には、オーラを手のひらに纏うことさえ不可能と言ってるのに。
貴方の認識ではまさか、クラピカの受講生は全員ツェリードニヒレベルなのかね?
(第 36 巻、P124〜127。部下が講習会三日目を終えた段階で、天才王子は水見式)。

グラスの水を両手で挟んで、「練」をやるのが(最初の)発だと書いてある(第7巻、P112。水見式の初出)。

練とは、我がオーラの活性化に他ならない。練と纏との違いとは、纏うオーラ量の違いでしかない。
つまりは、オーラ量がある域を超えなくては、外に向かえないってことだ。
第7巻、P48。纒をマスターした後の。才能有る初心者の、練の例。

グラスの水と、それに浮かべた葉が如何に優秀なリトマス試験紙だろうと。
試験薬すなわちオーラの絶対量が足らなければ、試験・測定にはいたらない…と、こちらは認識している。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

▶ 体外に出すオーラについて

>水に対する発も、ジンの箱に対する発も、目的のない発だろう。
>害意のないオーラであれば無害なのが念。
>未熟者であれば害意を込める事も難しいだろう。

害意の有る無しに関わらず、体外に発するオーラ…という段階が初心者には難しい、という意見を、以下に長文で書く。

纏うと書いて纏。外套を纏うと言うがごとく、コレはオーラを体の外に、厚みをもって設ける用法。

対して絶は体内で働くオーラ(体内では負傷を治すなどして盛んに働く)。ゆえに外部に気配は漏れず、他の使い手からの存在の察知を難しくする。
反面、敵のオーラ攻撃は深く通る。ダメージは大きい。理由は当然、外部のオーラの厚みによる彼我の攻防力の相殺現象を起こしていないからだ。
体内だけで大人しくしていて、外に向けて固く設けていないオーラには、防御の意思が無いに等しいから、そうなる。

さて。貴殿は。
ゴンの手のひらから厚みをもってはみ出したオーラが。
グラスの水や葉に “ 当たる ” をもって。
また。ジンが用意した謎の箱に “ 当たる ” ことをもって。

ゴンのオーラを、グラスの水に、謎の箱に、 “ 受け渡す ” だの “ 流す/流入させうる ” だのと解釈している。

…そういうことでよろしいか?

オーラの厚みの調節もできず。
オーラを流す方向性にも無知。
そんな初心者の、ただ手のひらから漏れ出て整った(纏った)オーラが。

同じく初心者である受講生の体内に。
己が左手から流れ出でて、受け渡す作業が完了する。

また我が右手には、同じく初心者である隣の受講生の左手から、彼のオーラが流れ込んで来て、そのオーラを受け取ることができる。

そう解釈している訳だよな?

❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀

手を握りあった初心者同士。
その手のオーラの影響下にあるのは、やはり彼らの、手だけだろうに。

▶ 手のひらから、いったいどこまで、(初心者の)オーラは延びる?

・我がオーラを妨げるものの無い空中へは、第 7 巻、P50、51。サダソの見えない左腕の例がある。
しかしコレについてはここで論じる必要はない。

人間というオーラの受容体がある場合に限って。
彼我のオーラの流入(受け渡し)のやりやすさについての、特定の読者の「勘違い」について、論じているのだから。

第 6 巻、P61〜63。ウイングの解説。ウイングは言う。
「オーラは人間の内部から『(筆者の補い → )外部へと』発するエネルギー!」
「ゆえに、いい意味でも悪い意味でも。人間同士の使用が最も効果的(中略)」
「念の使い手から身を守る方法は一つだけ。自分も念の使い手になること。纒による防御のみ」

まさか。オニャンコポンは。
纒による防御を意図していない受講生同士の体内には、同じく受講生の発するオーラが楽に流入していく…などと、言いたい訳ではない…と信じる。

水見式のグラスのように。あたかも受け入れてくれる受容体としての性質に優れた(気持ちで満ちた?)、互いに協力的な受講生(の肉体)と手を繋いでさえいれば。
その体内へと、我がオーラが流れていく…。オニャンコポンはそう解釈している訳だ。

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

第6巻、P67〜。No.048、ヒソカの条件の巻。

ウイングは言う。
「ゆっくり起こすか? 無理矢理起こすか?」
ゆっくり道はまともな修業(← オニャンコポンはこの初日から、他人の体内への我がオーラの流入が可能だと解釈している異人。説得は不可能)。

ムリヤリ道は…① 格闘戦か、② 外法か。

① 格闘戦でのオーラによる打撃
同じくP73。打撃戦のラフ画が在る。
ウイングは、洗礼とはすなわち、念による攻撃を当てることだと言います。

コレは強化系のオーラの用い方だよな。強化系は全ての修業者のキソ。誰だってココから始める。
強化系生まれならば、用意したオーラ量の100%が。
変化系、放出系生まれならば、用意したオーラ量の80%が。
操作系、具現化系生まれならば用意したオーラ量の60%が、その為に役立ってくれる。

オニャンコポンは、他者を害する意思がなければ、それも可能だと思っているようだ(もちろんオーラによる破壊は起こすことなく)。
他者の体内に、無害の我がオーラが入っていく…と。
無害のオーラは、他者の纏を通り越して、体内に侵入可能だ…と考えているようだ。

※ … こちらは「オーラを発することができる段階ではない」と言っている。

おさらい。
体内から体外へと漏れ出る無益なオーラ。それでは無意味なので、先ず纏うことをする。それには、体内の精孔から勝手に湧く…その端から放散していくオーラを「我が体に留めよう」と念じて、その流れを従わせる。かくして纒は成る。

練。第 7 巻、P48。ゴンとキルアの初心者修業。練のさま。「外へ ‼‼」
これすらも、他人や道具へは流れていかない。周を意識できない初心者のオーラは道具へと延伸することはない。
まして、他人の体内へと流れ込むのはまだできない。

○ 強化系の話。
修業初日の初心者に、自分の拳を守るオーラの働きを持たせることすらも、相当な才能の初心者でなければ不可能だと思っとる
(ゴンがイルミの腕を握りしめて砕いたことがあったな。手指を守る無意識のオーラ程度は可能な才能が有ったと考えるべきか? イルミが纒を引っ込めでもしない限り、ゴンの手指はイルミのオーラにつんざかれていた? けして歪むことのない鋼鉄の棒を無理矢理握りしめる子供の手指。関節が亜脱臼するほど、壊れるまで、筋肉は力を出すだろうか?)。
ましてや。無害とはいえ、他者の体内に入っていくコントロールなんて不可能。

②の、ウイングがゴンとキルアにやった外法については、コミック(同じくP73〜76)に詳しい描写がある。
ウイングのオーラ量の問題もあるし、もはやここで書いて比較資料にする必要も無いな。

以上で。
一。念の修業の初心者の体内から、外部へとオーラを出すことの難易度。
二。まして、協力的な他者の体内へ…とはいえ。流入させる我がオーラを操る難易度。
三。ましてや。初心者の体内オーラの流れるイメージを掴む為には邪魔になるに決まっている、隣の人間のオーラが手から流入してくる事実の、あり得なさ(それをイメージせよという指示と、実際にそれが起こることは別だという常識。常識的な感性)。
それらの困難の、説明としたい。
ご清聴ありがとうございました。

No.82 三ツ星の考察ハンター 2023/01/04 23:09

>説得の材料なんて、作中に無いやろな。

作中に否定できるだけの根拠はなしと。
敗北宣言をしてなお長文を書き連ねるのは翁の考える念の印象とかけ離れた設定が出現して面食らっているのだろうな。
ジョイントには操作が必要に違いないと思いこんでいるから。
だがその考えを否定するのはなにもこれだけではない。
ジョイントに操作が介在しないジョイント例はいくらでもあるとすでにあげた。

>シラフの(素の)オーラだけを流すんでしょ?
>コレは無理だな。

水に対する発も、ジンの箱に対する発も、目的のない発だろう。
害意のないオーラであれば無害なのが念。
未熟者であれば害意を込める事も難しいだろう。

No.81 長文翁 2023/01/04 12:18

読者個々人で、解釈は大きく異なるものだ

相互協力型についてはまた別のトピックに書くとして。

資料、第 36 巻、P18 を参照願う。

>>56
>相互協力型が系統に依存しない根拠をあげる。
>クラピカの講習会で、祈り型と握手型と片手手動型で分類し練の修行を行った。

>握手型は輪になってオーラを流していくイメージでオーラを練る。
>オーラの受け渡しがこの段階で既になされている。

【  これ ↑ 。スゴい飛躍だな笑。冨樫に正解を教えて欲しい笑 まさかの正解かもしれん笑 】

>これは発で水見式を行う系統の判別をする前の段階である。
>故に、オーラの受け渡しは系統に依存しない技術だという事がわかる。

【  確かに、使い手の生まれはともかく、ね。でも少なくとも変化系能力や具現化系能力には無関係だろ? 他人のことなんて。オーラの受け渡しなんて、六性図の右側にはあり得ない  】

さて。正直…これは驚いた。
36巻どころか。37巻、そして現在 38巻ぶんの、公表済みの原作。全編を通じて。

儂はまだ。只の一人も、出現していないと思っているぞ。

クラピカの講習会の受講生の中から。
他人の体にオーラを移譲できるレベルの、オーラの使い手なんて。
この点、ここのサイトの読者にも、多数決でも採って欲しいものだ。

*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*

確認しよう。
クラピカが言ったのは。握手型だった受講生に対して。

「握手型は輪になって(手をつないで)時計回りにオーラを流していくイメージで」

※ これ ↓ はついでに引用。
「ヒュリコフとべレレインテは “ グループのオーラの流れ ” をチェックしてくれ」

つまりは。握手型ではない…それ以外の受講生については。グループの…ではなく。
個々人の、体内でのオーラの流れをチェックしてくれ…というお願いだと、素直に解釈することが可能という訳だな。
( その実、握手型の彼らについても、それは同じことだ )

コレ(ら)を >>56 氏は、この段階で、念の素人の受講生たちが。
手から手へと、我がオーラを他者の体へと…移譲させて行ける…と解釈した訳だよな?

儂は全くそうは思わなかった。今でも。
儂に言わせればこうだ。

「握手型だった人たちは輪になって手をつないで、時計回りにオーラが流れていくイメージで、自分のオーラが体内を巡る感覚をつかんでくれ(もちろん意訳)」

オーラが自分の体内を流れる「感覚」は、修業者によって様々だと、ビスケも言っている。第 17 巻、P156。
なるだけ自分独自の、壱から積み上げて作った感覚を掴むに越したことはない。
他人のオーラが自分の右手から入ってくるなんて、そんな高度なこと、初心者には、イメージ修業の邪魔以外の何者でも無い。

キルアとゴンを前にしたビスケは。
放出系の攻撃技の稽古に集中しているゴンに対して。
自分(ビスケ)自身の体内を流れるオーラの感覚を伝える(教える、イメージさせる)のを忌避した。
その理由は作中に書いてある。ビスケとゴンは違う個人だ。ゴンの体内を流れるオーラの感覚は、ゴンが独自に掴むしかないからだ。

❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀〜〜〜❀

しかし。講習会の講師・クラピカは。
忌憚なく彼ら受講生に、基本となる3パターンの「オーラの流し方」のイメージを伝えている。
理由は色々あるだろう。クラピカの師匠筋では「体内を流れるオーラのイメージ」の類型化が進んでいるのかもしれない。
あるいはクラピカのやり方や、また目的からすれば。受講生個々人の体内のオーラの流れるイメージなんて、些末な問題にすぎないのかもしれない。

それはそれとして。ここで思い出して欲しい。
実は、似たような講師を我々は知っている。

第 6 巻、P79。ウイングはゴンとキルアに「こう ↓ イメージせよ!」と伝える。

「(前略 … 体勢はどうすべきかという教え)そして
 オーラが血液のように全身をめぐっているよう想像して下さい。
 目を閉じて、頭のてっぺんから

  “ 右の肩、手、足と通り ”
  “ そして左側へ… ”

 そしてその流れが次第にゆっくりと止まり…体の周りでゆらいでいるイメージを思い浮かべるのです(後略)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

余談。
このウイングの伝えたイメージ。実は筆者はよく覚えていた。
というのも。筆者が経験した呼吸法等の稽古では。
このテのイメージとは、体内を縦方向に巡ることが普通だったからだ
(第 36 巻、P18。祈り型のイメージ修業に近いな。上から降りてくるモノを溜めるイメージ。ただしもっと下で…だけど)。

しかし。作中でウイングは明確に。
右半身の頭から足先へと下降するオーラのイメージ、そして左半身を足先から頭へと昇るオーラのイメージとして、ゴンとキルアに伝えている。

上昇するにせよ下降するにせよ。
体側を通って左右に巡っていたのでは(…つまりは前後の推進力じゃないのならば…)、目の前(へその前)にいる敵にぶつけられないではないか?
だから武術的ではないな…? と、記憶していた訳だ。冨樫も随分とオリジナルなことを言うもんだな…と(自分の経験が未熟なのも棚に上げて笑)。

そしてまたついでに。
現実の余談はこのパラダイムに押し込めてしまいたいので、みなまで書くと。
クラピカの言う「片手主導/キャッチ型」のイメージ修業は。
手を下に向けるという意味で、以下のヤツに似ている。

川に腹まで入って、流れる水面に浮かんだ木の板を、手のひらや五本の指先で押さえて、浮力と流れのイメージを相殺する手の力のイメージ修業。

✽✽✽✽✽ ↑閑話休題↑ ✽✽✽✽✽

もうお解りのことと思うが。
クラピカが「握手型だった受講生たち」にやらせた、左右へと巡っていくオーラのイメージ修業とは。
この、ウイングが伝えたパターンと同じことだ。

たまたまかもしれないが。
ウイングの言う、右半身から左半身へ…というオーラの流れが。
クラピカの言う「時計回りに」と一致していることだし。
( あ。例えば例の図のように、皆で輪になる時に、内側で向かい合うのなら、時計回りね。輪になって外側に顔を向ける場合は、時計回りなら左手から右手へ…になるな )

もちろんウイングは。
一人で取り組むオーラの流れのイメージ修業…のつもりで言っている。
ゴンとキルアが向かい合って互いの手を握っている訳でもないしね。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*〜*~*~*

この日。クラピカの講習会の受講生たちは。
まだ纏すらも行ってないから。「我がオーラを練る」ことのなんたるかも解らないし。

ましてや。作中でナックルでさえやっていない「他人に我がオーラを渡す」なんて高度な、複数系統の合わせ技。これまたやっていない。

昨日今日、念の稽古を始めた修業者に。
手をつないだ隣の人間へのオーラの受け渡しができる、という読み解き。
(受け取った側も問題なく…違和感なく…それを迎え入れて扱える、という解釈に他ならないわな)

かなり極端な。飛躍的な読み解きだと思う。
しかし、そのような “ 間違った ” 読み解きをする読者も案外多いのかもしれない。

だいぶ面食らった。説得の材料なんて、作中に無いやろな。そう思える感性の持ち主なのだから。

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

▶ 他人の体内に自分のオーラを流し込む技とは、どんなもんか?

強化系の初級ならば。
他人の疲れを癒やしたいというイメージ修業が必要だろうし。

操作系で、かつ人体に対する技ならば。
我が体毛(指毛とか)、手に持った我が髪の毛、糸、こより、紐…。う〜ん。段階を辿っても、中々辿り着かないわ。他人の体なんて。
オーラで他人のリンパ液を流す…とか? コレはかなり高度よ?

『自分で勝手に作った技を、オーラを及ぼした他人の人体に発動する』の、手前の段階として。
我がオーラだけをとりあえず他人の体内に流す…んでしょ?

操作系の『他人の体のナニをドウする』の目的語も明確じゃない段階で、シラフの(素の)オーラだけを流すんでしょ?
コレは無理だな。
人体が相手なら、強化系の癒やしが一番初手だな。自分のイメージから延長できる。

No.80 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 02:07

>ファンファンクロスとかデメちゃんも変化系?
そうじゃないですか?
ファンファンクロスがやってることですからね。

マラヤームの部屋が霊獣の体内という考察は、入り口がないと避難場所として強力すぎるから制約を設けてるという予想です。
フウゲツの扉もフウゲツがトンネル内にいる間は存在していて布団で隠しておかないと見つかって他人に利用されるリスクがあります。

念空間が常に現実空間のどこかに配置されてるという考察ではありません。

No.79 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:58

念空間の縮小は変化系ですかね?
ファンファンクロスとかデメちゃんも変化系?

No.78 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:57

正確には制約を設けて、クリアすれば念空間に放出系で出入りする感じです。

No.77 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:56

> 隔絶された空間に閉じ込めてる時点で

出入りのルールなら念空間を創った術者の制約だと思います。空間内の人間にルールを強いるなら操作系だと思いますけど。

No.76 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:55

>上書きはハンゾウが自分の体が何処にあるか探してるところですね。

マラヤームの能力は部屋を新たに念空間上に具現化して全員で瞬間移動しただけでしょう。
現実のコピー元の部屋はそのまま残ってるので上書きなんてされてませんよ。

マラヤーム霊獣の体内に縮小されて格納されてる可能性が高いと考えてます。

>念空間は何処か分からない
あなたが何処なのか仮定して考えてなかっただけですよ。
念空間は現実のどこにも上書きされてません。
サバンナもマンションもマラヤームの部屋も、コピー元のモデルはあっても上書きなんてしてないでしょう。

>念空間内には、放出系の瞬間移動で移動できます
それとは別にゲートを介した空間移動も存在します。
フウゲツ王子の扉がそれです。

No.75 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:51

念空間は何処か分からないので議論のしようも無いですね。
オーラの物質化を主張してる以上、現実の何処かの空間に念空間は上書きされてますね。念空間内には、放出系の瞬間移動で移動できます。

No.74 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:42

>空間内の全ては術者のオーラでできているので中にいる人は全員術者のオーラに晒されて操作系など影響を受けやすくなります

隔絶された空間に閉じ込めてる時点で能力の役割を半ば果たしてもいるので、追加能力を他系統で付与するのならやはり効率が悪いなぁって印象ですね。

No.73 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:31

>ジートゥのサバンナどこにありますか
念空間でしょう。亜空間、異次元と言い換えてもいいですよ。

>上書きじゃなくて別の何処かに似た空間を創ったのかもしれません
別のどこかとは同じ次元ですか?別の次元ですか?

>どちらにせよ念空間は念で創られた何処か分からない空間で現実と隔絶されている。
まったく上書きされてないじゃないですか。
上書き能力なんて一つもないし存在しないってことでいいんですね?

>空間内の全ては術者のオーラでできているので中にいる人は全員術者のオーラに晒されて操作系など影響を受けやすくなります

>壁の奥が念空間
あなた念空間の解釈がおかしいですね。
具現化系が念空間を具現化しているにせよ、亜空間につながるゲートを具現化しているにせよ、念空間上に部屋を具現化しているにせよ、その解釈はありえないでしょう。

No.72 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:29

それとも壁だけに念を込めて修復してるのですかね?見ただけだと分かりませんが。

No.71 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:27

ノブナガが切った壁の修復なんかは具現化系と変化系の併用らしいですね。自分はこれを、壁の奥が念空間だと仮定して、具現化系の念空間、変化系による壁の形状変化という解釈でした。

No.70 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:17

>空間内の物質をすべて変質し具現化してるから現実空間と地続きなんじゃないですか?

ジートゥのサバンナどこにありますかと聞かれて現実の居場所で答えられません。上書きはハンゾウが自分の体が何処にあるか探してるところですね。現実の場所分かんないんで、上書きじゃなくて別の何処かに似た空間を創ったのかもしれません。どちらにせよ念空間は念で創られた何処か分からない空間で現実と隔絶されている。空間内の全ては術者のオーラでできているので中にいる人は全員術者のオーラに晒されて操作系など影響を受けやすくなります。

>念空間は実現している能力に比べてオーラ効率はとても良いイメージがあります。

確かにそうですね。念空間創れるから具現化系が得意なんじゃないですかね。放出系のノヴや習得したばかりのジートゥなんかの念空間はシンプルですし、習熟度上がると念空間も複雑なのを創れる気がします。

No.69 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 01:03

>新たな空間(気体、液体、固体含めて)を具現化して現実の空間を上書きします。

これ具体的にどの能力のことでしょう?

>上書きされた場合でも現実空間とは隔絶されている

よくわかりませんね。
空間内の物質をすべて変質し具現化してるから現実空間と地続きなんじゃないですか?
それとも上書きという言葉は別の何かをさしているんでしょうか?
具体的のどの能力のことでしょう?

>正直念空間は付与しない状態でも体積大きいうえに精密すぎてメモリめっちゃ使ってるイメージ

逆ですね。
念空間は実現している能力に比べてオーラ効率はとても良いイメージがあります。
初心者のヂートゥがいきなりサバンナを具現化したり、マラヤームも部屋ごと具現化してモモゼと比べて疲れた様子もないし、放出系のノヴでも念空間のマンションを利用できてますし、ルイーニーの能力はレベル20の覚えたてながら利便性は随一です。

No.68 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 00:53

そもそも遠隔操作には距離制限あるのでそれが一定空間内でルールを強いる(対象は人形)と解釈できます。空間を遮断していないので、強化系、変化系、操作系だと区別がつかないというか……

No.67 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 00:47

空間内にルールを強いる操作系能力者でしたね。そもそも操作するには、対象に術者のオーラを触れさせる必要があります。周囲の空間をオーラで覆う広範囲の円や、放出系と組み合わせないと厳しいですね。プフなんかは放出系使ってますけど一定空間内に影響があります。ルールを強いるというより誘導してる感じですね。オーラに触れさせる手間はオーラでできた空間創る具現化系の方が楽……なのかなぁ。正直念空間は付与しない状態でも体積大きいうえに精密すぎてメモリめっちゃ使ってるイメージしかないんですよね。

No.66 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 00:22

具現化系が空間にルールを組み込むことが得意とされてるのは空間の上書きにメモリを大量に使うからではないですかね。

No.65 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 00:08

具現化系において創る念空間の居場所はよく分かりません。ただ、上書きされた場合でも現実空間とは隔絶されているのは間違いないでしょう。

No.64 三ツ星の考察ハンター 2023/01/01 00:04

>相互協力型とは全然違いますよ?
相互協力型でなくとも徴収型はありますよね?
>では具現化系が空間にルールを組み込むことが得意とされてる設定についてはどう考えてますか?
肉体の上書きと同じです。新たな空間(気体、液体、固体含めて)を具現化して現実の空間を上書きします。ルールを組み込みに関しましては、制約をトリガーに、発動効果を変化系、操作系など他の系統と併用します。

No.63 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 23:56

>他者の念への干渉は不可能ではありません。制約さえあればできるはずです。

それが能力による強制でしょう。
相互協力型とは全然違いますよ?

>物質はあくまで物質です。

では具現化系が空間にルールを組み込むことが得意とされてる設定についてはどう考えてますか?
このルールが別の系統によるものならば、空間を用いずルールのみを強制する操作系や変化系がいてもいいはずですが、具現化のみが得意とされています。
また具現化物に特殊能力を付与する者が多い一方で変化オーラに特殊能力を付与する変化系能力者もあまりいません。
ローションに回復能力があるビスケくらいでしょうか?
オーラそのものが生命エネルギーなのでそれを肌に刷り込みやすいようにローション状にする変化能力なので回復能力も付与されたものではないかもしれません。

念空間とは具現化された空間なんでしょうか?
ノヴも使っているので元から宇宙に存在する異次元の領域を利用しているように見えます。

具現化能力者が物質を作り出す以上のことを具現化メモリでしているのは確実だと私は思いますね。

No.62 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 23:25

他者の念への干渉は不可能ではありません。制約さえあればできるはずです。それよりオーラを物質化する定義を逸脱し過ぎている具現化系の解釈を今一度考え直すべきだと思いました。物質はあくまで物質です。特殊な能力があるのは念のお陰で、即ち具現化系以外の系統と併用があって初めて特殊能力が付与できるのだと思います。肉体の上書きも具現化系だったりして無茶苦茶な系統ですが、願いを概念に至るまで具現化する能力ではなく、あくまで物質化する能力です。オーラの移動や変化は放出系や変化系なんかで説明がつきます。概念はむしろこちらの系統が関与してると思っています。

No.61 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 22:33

アベンガネは対象の念に応じて最適の念獣を具現化してるだけ。(プレデターも)
変化や操作がいるかは相手次第。
除念が念を変化させ具現化し肩代わりするってプロセス自体はいいけど、ちょっと限定的に解釈しすぎかと。
使ってるオーラも自分のと精霊のだけで相手のオーラは関係ないでしょ。

他者の念を祓う能力を生み出すのに、その念のオーラを使うって意味不明。

>相互協力型でもいい
あなたの想定してるのは互いの了承をとらない強制徴収だよ。
霊獣は王子が儀式に参加する了承をしているから強制じゃない。
守護する見返りにオーラをもらってる。
他人の念を勝手になんとかしたいのなら他に条件や制約を満たすかコストを払わなければならない。

No.60 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 22:25

纏めると
他者のオーラを利用して念獣を創る具現化系
念獣を操る操作系
念獣の体内で他者の具現化物を変える変化系
これがアベンガネの除念だと思います。具現化系を挟むのは他者のオーラを利用しないと変化系使えないためじゃないですかね。ヒナみたいに他者のオーラを直接体内に取り込んでも多分できますけど、迎撃型だったりするとリスク高そうですよね。

No.59 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 22:04

>58
あ、アベンガネは操作系も入ってます。他人のオーラで創る念獣なんで暴れたりするかもですし。そう言う意味でも無害にします。変化系もあると思ったのは肩代わりした際にカウントダウンの爆発が小さ過ぎると感じたからです。

No.58 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:54

>流を勝手に拡大解釈しているが、流に他人の念を移すなんて設定はない。

流に関しては自分の勝手な考えなので相互協力型でもいいです。相互協力型も拡大解釈かもしれませんが、系統使ってないという認識です。

>何言っているのか全然わからん。
アベンガネは寄生型のように他者のオーラを利用して念獣を具現化します。念獣は付けられた念を食べて、念獣の体内の念は変化系で無害の形態に変化させます。ヒナも体内に念を取り込んで変化系で無害な形態に変化させます。

No.57 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:45

ああ、カウントダウンを念獣に変化させたって解釈か。
肩代わりする能力だから間違ってもいないが、それも他者の念への干渉だろう。
アベンガネは念を食べて消化しまとわり付く性質が付与された念獣を具現化しただけにしかみえないが。

No.56 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:32

>ボノレノフは放出系
使ってないだろ。
変化系なら使ってるが。

>条件を達成すれば念による攻撃は通用する
その特殊な攻撃を除念って言うんだと思うよ。
カウントダウンを凝パンチで破壊できると思う?

相互協力型が系統に依存しない根拠をあげる。
クラピカの講習会で、祈り型と握手型と片手手動型で分類し練の修行を行った。
握手型は輪になってオーラを流していくイメージでオーラを練る。
オーラの受け渡しがこの段階で既になされている。
これは発で水見式を行う系統の判別をする前の段階である。
故に、オーラの受け渡しは系統に依存しない技術だという事がわかる。

これを強制的に行おうとすればなんらかの強制力が必要となる。

>流
流を勝手に拡大解釈しているが、流に他人の念を移すなんて設定はない。

>アベンガネの場合で考察します。他者のオーラから物質を具現化する寄生型に近いのではないでしょうか。具現化した念獣を操作系で操れば鬱陶しいですが無害に近くなります。

何言っているのか全然わからん。

No.55 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:11

すみません、ポットクリンみたいな無敵型なら完全に除念しかないですよね。リハンが除念師か不明なのでアベンガネの場合で考察します。他者のオーラから物質を具現化する寄生型に近いのではないでしょうか。具現化した念獣を操作系で操れば鬱陶しいですが無害に近くなります。ヒナの場合も他者の念を流で取り込んでお腹に何らかを具現化します。

No.54 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:05

そもそも念獣に物理的干渉は無理そうですが、条件を達成すれば念による攻撃は通用すると思います。日本語おかしいかもしれませんが、念獣は念として存在しているので。

No.53 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 21:00

コルトピとボノレノフは具現化系と放出系使ってるので制約を負うのは不思議ではありません。リハンは念獣を創っているので具現化系、操作系、放出系を使ってると思います。念獣を食べるには制約は必要ですけど、系統要らないと思ってます。

No.52 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 20:49

具現化メモリだけ使ってるリハンもコルトピもボノレノフもちょっとどころじゃない制約負ってるからな。

まぁマヒと眠りは解釈で操作か具現化か分かれるとしても、プレデターなどの除念能力はどう思ってるんだろう?
他人の念のしかも霊獣までをも祓うのだから、物理的な攻撃じゃないのはわかると思うが。
念に干渉する能力を具現化メモリで付与していると考えて間違ってないだろう。

No.51 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 20:39

>具現化物は物質を具現化する事自体にエネルギーを使うし、さらに他系統の能力を付与したらコスパの悪い低威力の能力になってしまう。

だからこそシャルナークも、ちょっと難しい制約と言っているのではないでしょうか?強制型の完全操作ではなく半強制型の麻痺や眠りにしているのも操作系と系統が離れているため制約を軽くするためだと思います。

No.50 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 20:33

>操作系能力者の場合には能力付与せずとも鎖で物理的にウボォーを捉えられるかもしれません

そんな話は旅団の誰もしてない。
操作系の場合はウボォー自身が操作された場合ヤバイとしか言ってない。

具現化物は物質を具現化する事自体にエネルギーを使うし、さらに他系統の能力を付与したらコスパの悪い低威力の能力になってしまう。
付与される特殊能力の具現化依存の幅が広い事はそのデメリットとバランスをとる設定となっているように思う。

なにかを操作するための触媒と制約は兼ねられることが多い。
ニコイチなのだから追加で付与してるとはいわない。

No.49 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 20:16

例えばシャルナークのアンテナや、イルミの針は能力付与と言えるでしょうか?操作系能力者が操るための制約であって能力付与かと言われると疑問が湧きます。

No.48 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 20:07

フィンクスに具現化系説が否定されたからこそシャルナークは具現化系に能力付与する話をしたのだと思います。ここで操作系能力者の場合には能力付与せずとも鎖で物理的にウボォーを捉えられるかもしれませんし、そもそも捉えればウボォーが操れる可能性があるので、能力付与の話が出なくても変だとは思いません。

No.47 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 19:50

すみません
鎖を強化するのは強化系です

No.46 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 19:47

このシーンは鎖野郎は操作系能力者、具現化系能力者どっちか考察してる場面だよね。鎖を操るのは操作系。鎖を強化するのも操作系。フィンクスの発言は実物じゃない鎖を使う具現化系能力者だと、その両方の系統から離れてて十分な力を発揮できないってことじゃないの?

No.45 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 19:27

他の系統に絶対に依存する能力であれば他の系統を使う必要はあるが、具現化だけで使える能力の幅は狭くない。

旅団が鎖野郎の能力を推定する際、人を操作する操作系の鎖使いか、マヒか眠りの特殊能力を付与した具現化系の鎖使いの2パターンを想定していた。
マヒか眠りの特殊能力が操作系に依存するのなら、マヒか眠りを用いる操作系の鎖使いを想定してもいいだろう。
マヒか眠りが人の操作よりも高コストで使えないのなら、人を操作する具現化系の鎖使いを想定してもいい。
だがいずれも想定せずにマヒか眠りは具現化系特有の付与された特殊能力の範疇として扱われている。

クラピカはエンペラータイムを持っているので具現化系の範疇を超えた系統能力を好き勝手につけているだけ。
デメちゃんは空間系能力。
カウントダウンはジョイントタイプ。
念空間はルールによる。

クラピカがチートなのは元から。
具現化系はオーラの距離減衰の法則を無視しがちなのですでにチートぎみ。

No.44 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 19:09

具現化系の付与ってクラピカのホーリーチェーンみたいに他の系統と混ぜるものじゃないんですか?
具現化系はオーラを物質化する定義なので能力の付与は別の系統が必要なのでは?
シズクのデメちゃんは具現化系と放出系
カウントダウンは具現化系と操作系と放出系みたいに
オーラを吸い取るのは具現化系だけだと説明が……特定の空間内にルールを強いるのが得意な具現化系とクラピカが言ってましたけど、あれって具現化した念空間に操作系や変化系を付与するって意味だと思います
じゃないと具現化系チート過ぎますし

No.43 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 18:53

>クラピカ
具現化物に付与された特殊能力。
同様に除念師のアベンガネもリハンも念獣で念を食っている。

No.42 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 18:47

> 自分のオーラじゃないんだから他人のオーラを流で吸い取れるわけない
ではクラピカがオーラ吸い取ってるのは何の系統だと思いますか?

No.41 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 18:37

>放出系念獣
違う。
放出系念獣は放出系メモリが大半を占めておそらく変化系メモリで変形していて具現化メモリをほぼ使っていない念獣のこと。
そして使い手が放出系である事。
代表はイレブンブラックチルドレンとドラゴンヘッドとレイザーと14人の悪魔。

シズクもカイトも具現化メモリに大半を費やしてるし、先の定義だとナックルもプレデターもサイレントマジョリティもクッキーちゃんも墨攻も放出系念獣となってしまうが彼らは全員具現化系。
ちなみにナックルは未だに放出系念獣に見える。

遠隔徴収なら放出は必要。
相互協力ならどの系統も不要。
強制徴収ならいずれかの系統が必要となる。

自分のオーラじゃないんだから他人のオーラを流で吸い取れるわけない。
なんらかの強制力を強いる能力は必要となるがそれが操作系とは限らない。
具現化系のルールの強制でもいいし、放出系の何かの移動でもいいし、特質系で奪ってもいい。

死に至らしめる程の強い能力であれば憑依体が憑くのが普通とセンリツが言っている。
それは逆に、念獣がただのアイコンで強制力を持たないのならたいしてメモリは食わないともいえる。

見るからに念獣とわかるデザインをしているものは行動制約としてメモリコストを安く抑える事ができる。

無害故に無敵、法を遵守する限り無敵という無敵型の論理は、幸福というメリットを与える代わりにオーラを徴収しても低コストという論理を導ける。

No.40 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 17:41

身体から離す念獣
シズクやカイトみたいに念獣を離さないで使うのは放出系使ってない

No.39 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 17:18

放出系念獣って何?

No.38 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 14:29

繋がった状態で流を行いオーラを吸い取るにしても相手も流で抵抗してくる訳だし、意識のある生物相手なら、操作系あった方が楽な気がする。放出系は対象が離れてないなら必要ない。

No.37 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 12:00

オーラの受け渡しに放出系要ると思う
目玉ジャクシは放出系念獣で寄生型ってだけじゃないか?
本体は念獣を拡散して最終的に念獣からオーラを回収してる

No.36 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 11:04

操作系で生物のオーラを操れるかどうか……強制的に絶にするのは特質系じゃないナックルがいるから他者のオーラを操るのはできるとは思う。操作系かは分からんけど。
オーラの受け渡しは誰でもできるのか?周があるなら他者にオーラを貸すのは可能だと思う。ただオーラを渡した物が離れた場合、無機物なら放出系ないとオーラは殆ど残存しない。生物にオーラを渡したら放出系要らないのかが分からん。ナックルは具現化系能力者だからなぁ。放出系メモリ必要ないかもしれん。放出系メモリ必要ないならタイソンの能力は念獣を介してオーラを受け渡ししてることになる。放出系、操作系、具現化系の複合ということになる。ただこれだと操作系能力者っぽいんだよな。放出系メモリ必要あるなら、念獣を創る具現化系→念獣を自動操作する操作系→幸福感を味わわせる代わりに、相手にオーラ念獣に受け渡しさせる放出系+操作系→オーラを念獣に受け渡しさせる放出系+操作系ってことになる。

No.35 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 08:38

ヒンリギだった

No.34 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 08:38

そういや放出系も入ってるんだよな。やべぇなヒリンギ。

No.33 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 08:31

ヒンリギは多様性の塊でしょ。
生物ならなんでも作れる。
オーラ効率からサイズは限定されるけど。

使ってる系統は、変・具・操・放。
蛇二匹、鳩5.6羽、猫一匹、牡蠣一粒でオーラ切れするから複合能力でコストは重め。
猫と牡蠣を維持するためもあるだろうが。

具現化系が変形するなら操作より系統の近い変化を使うのが妥当。
でも生物の操作もしてるから系統位置は具現化の中心っぽい。

No.32 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 07:38

ヒンリギのあれはやっぱり具現化系単体なのかね。ツボネのが変化系入ってるけど、あれは七変形するからか?ヒンリギも多様性ないのか。

No.31 三ツ星の考察ハンター 2022/12/31 04:23

物質の変形はすでにヒンリギがしている。
愛用品は制約と実用を兼ねたもので必須じゃない。
発信機が機能してるんだから部屋が念空間はありえない。
仮に念空間なら具現化のほうが効率は良い。

No.30 三ツ星の考察ハンター 2022/12/30 23:46

変化系は自分の肉体や具現化物の変形は大丈夫そうだから念が纏っている物質なら変形できると思う。粒子レベルで操作系使ってもできそうだけども、愛用の物を媒介にしないとそこまで精密な物体操作はできないんじゃなかったっけ。煙とか血液なんかもキセルや点滴使ってたし。部屋が念空間だとしても変化系の方が効率良さそう。

No.29 三ツ星の考察ハンター 2022/12/30 23:09

出たな。いつもの操作系万能説。
相変わらず翁はブレないな。
もう変化系でもオーラ以外の物質に作用するのが明らかになったんだからいい加減諦めたらいいのに。
ノブナガの斬れなかった壁は操作系の可能性は考察されてなかったぞ?
操作系に絶対に依存するのは人と物を操作する能力で、それ以外の特殊能力は操作系に限らないんだよ。

>『幸福を与える』
>「幸福感を味合わせる」のとは違います。
>幸福な幻覚を見せる程度の、生易しい操作系能力ではありません。
>対象者の運命を操作できる能力…ということです。

また日本語を曲解して断定する。
幸福感を味合わせるで十分意味通るだろ。
誕生日を祝われてたジュリアーノは幻覚を見ていたか、脳内麻薬が出ていたか程度にしか見えなかったぞ?
あれが運命を操作した結果起こった現象なのか?
やってることに比べて起こってる現象がしょぼすぎるだろ。

こうも断言するならまず対象者の運命を操作した描写を示しなさい。
日本語を曲解して描写を無視してつじつまを合わせる遊びを楽しんでるんだろうが、間違ってるし説得力は皆無だぞ。

>ツボネの本体に接触している運転手や乗客から、そのオーラを操作系で摂取すなわち徴収できる

ジョイントタイプも操作系が必須で補正減衰を受けると考えてるわけか翁は。
その場合、具現化変化の中間にいるツボネの操作系補正は50%だから、とんでもなく非効率な能力になるな。
都合よく操作系の搭乗者が乗らない限りは。

そんな非合理でミスマッチな能力を熟練の使い手が用いている事になんら疑問は湧かないのだろうか?
私なら、オーラの接触徴収の技術には系統補正なんて受けないと解釈するが。

系統補正と関係ない技術は基本の纏・絶・練に加えて、凝・流・円・隠などの高等技術も含まれると考えられる。
円はオーラの形状と密度の操作なのだから変化系に依存していそうなものだが、変化系のキルアは苦手だし、最も広大な円を展開できるのが特質系のピトーだし、変化系のユピーが使いもしないので、系統に依存しない技術だということがわかる。

ジンのしていたイボクリも系統補正に依存しない念技術だろう。
変化系レベル1の形状変化と操作系レベルのもっとも低そうなオーラ操作の複合技術なのだから。
あっさりレオリオ流の円を模倣してたから円もうまそうだなジンは。
系統無関係のオーラ技術では極みに至ってると言ってもよさそうだ。

No.28 長文翁 2022/12/30 21:26

冨樫の日本語『放出系で(中略)徴収型の能力』について

第 36 巻、P90。
タイソンの守護霊獣についての説明文中にある『放出系徴収型』というワード。
厳密には『タイソン王子の守護霊獣。放出系で拡散・徴収型の能力(後略)』とあります。

つまりここで冨樫は。
『放出系に生まれついた(タイソン王子の)守護霊獣の、拡散型の能力』かつ
『放出系に生まれついた(タイソン王子の)守護霊獣の、徴収型の(操作系)能力』の二つを、
少ない文字数という制限(※後述します)の中に詰め込んだことになります。
この日本語について解説しましょう。

例えばクラピカの。
緋の眼ではなく通常クラピカの。人差し指の鎖の能力が。
人差し指の先に延伸した鎖の先端の注射器でもって、他人の(サイールドの)オーラを吸収するすなわち徴収する( ← もちろん操作系能力)。そのような、

❀『(接触してからの、ゼロ距離での)具現化系の徴収型』であることに比べて。

例えばツボネの。
乗り物に変身する能力において。ツボネの本体に接触している運転手や乗客から、そのオーラを操作系で摂取すなわち徴収できる…
❀『(ゼロ距離での)具現化系の徴収型』が存在することと比べて。

タイソン王子の側で常にタイソン王子を守っている(一つ目玉の、浮いてる)…そんな守護霊獣から、
遠く離れて(多数…拡散して)対象者に憑いているメダマジャクシが、

✿ “ 遠く空間を隔てているにも関わらず、その対象者のオーラを非接触で、遠隔で徴収できる ”

…という意味での、『放出系の徴収型』という日本語です。
他人のオーラを徴収する…とはもちろん、そんな操作系能力を行使できる…守護霊獣である、という説明。
それが「放出系の拡散・徴収型」の意味です。

タイソン王子の守護霊獣そのものは。
放出系能力者だと説明されています。その霊獣がメダマジャクシを具現化して、対象者にくっつけます(操作系のロックオン/フィックス)。ちなみに対象者となる条件とは、タイソン教典を受け取った者だそう。
具現化したメダマジャクシは念使いの目には見えますから、対象者自身にはそれに憑かれていると知れる訳です。つまりは「具現化した、わかり易い目印を対象者にも見せることで、我が念が発揮する操作系能力を安定して発揮するための準備。それが整っている」ことになります
(ナックルが使う操作系能力・ハコワレにおけるポットクリンも、操作系能力が働いていることを対象者に知らせる役目を務めていますね? それと同じです)。

*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*

メダマジャクシは遠隔で対象者からそのオーラを徴収する(もちろん、守護霊獣本体へと、です)。その代わりに対象者へと『幸福を与える』と、冨樫は書いています。
これは「幸福感を味合わせる」のとは違います。例えば幸福な幻覚を見せる程度の、生易しい操作系能力ではありません。
これは例えば、グリードアイランドのアイテムに少数有る、対象者の運命を操作できる能力…ということです。運命を操作することなしには、対象者に具体的な幸福を与えることなんてできません。

ちなみに対象者がどれだけ高次元の幸福を手にするのかについては、その者がどれだけタイソン教典を深く読み込み、その教義に習熟しているのか?、その度合いによるそうです。
これは対象者の方から、タイソンの守護霊獣の能力に働きかける仕組みが組んであることを意味しています。
「より甘い水を、より多く飲みたいのなら、よりタイソン王子の説く教義に染まりなさい」
ひょっとしたら、強化系の分野かもしれません。操作系で測った「習熟度」を、能力の強度に変換する仕組みなのかも?

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

本題。
タイソン王子の守護霊獣が発揮する、操作系能力について。
けして、放出系能力の中に、「他人のオーラを奪い集める能力」がある訳ではありません。
放出系メモリが担うのは、多くの具現化念獣・メダマジャクシを、守護霊獣本体から遠くへと「離す」働きのみです(拡散型とはつまりこのこと)。

次。
「他人のオーラを奪い集める能力」とは「使い手が勝手に設定した状態・状況を、他人に強制する」という、操作系能力に他なりません。
「対象者から使い手へと自動的にオーラが移動していく(状態、あるいはその操作系能力が働く都度都度に)」という操作(支配)ですね。

冨樫に限った話ではありませんが。
漫画というものは、少ない文字数の中でなるだけスッキリと、肝心な内容を読者へと伝えなければなりません。
小さな活字で文字数を詰め込むことも可能ですが、コミックスになればそのぶん小さな活字になってしまいます。それはなるだけ避けたいところ。
六性図における念能力の分類において、操作系がはたす役割は既に明確に伝えてある訳ですから。

「放出系の拡散型」であれば「何かを散らばらせて拡げ広める」ことは明白。それが具現化したメダマジャクシであることも明白。
「放出系の徴収型」であれば、全文を読めば、メダマジャクシが憑いた対象者から『(生体のオーラを奪って移譲させる…という)操作系の強制的徴収能力』を「遠隔で」用いることもまた明白。
操作系に関しては、言わずもがな、省ける。省ける記述を省いているだけです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上記の内容をかんたんに書くと、こう ↓ です。

①:冨樫は作中で何度も、六性図についての説明や、念能力の構成についての説明を済ましています。
その中には当然、操作系や具現化系の念能力の役割についての説明もありました。

②:第 36 巻、P90。冨樫が新しく説明したい事柄があります。それは。
『放出系能力者として生まれたタイソン王子の守護霊獣が、小型の念獣を拡散する放出系能力と、それに付随する「他者のオーラを徴収する能力」を行使する』と説明したい訳です。
それを冨樫は短く、『タイソン王子の守護霊獣。放出系で拡散・徴収型の能力(後略)』と書きました。

その全文中(第 36 巻、P90)には、具現化系や操作系というワードは出て来ません。

しかし。
(①に上げた)作中の先の六性図の説明を前提としている普通の読者であれば。そして
第 36 巻、P90 のタイソン王子の守護霊獣に関する冨樫の説明文と図の描写を読めば。
冨樫が ① を踏まえて、省略可能なワードを省いて説明していることを理解できます。

なぜワードを省いているのか?
理由は簡単です。スペースが限られているからです。そして、普通の読者ならば。省いても。
メダマジャクシの具現化は当然具現化系能力だと。
メダマジャクシによる他者のオーラの徴収とは、操作系能力だと。
当たり前に理解できるからです。省いても問題無いのです。

仮に省かずに書けば、こうなります。
『放出系能力者として生まれたタイソン王子の守護霊獣は、具現者した多数の念獣・メダマジャクシを拡散する放出系能力と、それに付随する「他者のオーラを徴収する操作系能力」を行使する』
…こんなのでは、長くてわかりにくいでしょう?

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*〜*~*~*

別件として。『放出系の徴収能力』を説明しましょう。

✿似たようなことをやっている能力は?
タイソンの守護霊獣と同じ様な、似たような、遠隔の(もちろん操作系を利した)、他人、他者のオーラの徴収を “ 非接触で、遠隔で ” やっている能力。
これについては、作中に例があります。

アベンガネの能力。第 15 巻、P125。
冨樫はこう説明しています。
『森の精霊の力を借り( = 森に棲む生物の生命エネルギーを集め)自らの具現化能力と合わせ他人の放った念能力を喰う(払う)念獣を作り出す ‼ (後略)』

つまりアベンガネは、自分のオーラ以外に、森の生物の生命エネルギーを徴収する能力で、オーラパワーを補うことができる訳ですね。

アベンガネの焚き火の中(…にくべた、アベンガネが手ずから作り上げた、自然素材の、依り代となる人形…が、ちょっと異常なほどの火炎をあげて、燃え尽きること…)から生まれた、除念能力を持つ念獣。
おそらく、異常なほどの火炎が立ち上った時には既に、森に生きる生命体の生命エネルギーとやらは、依り代となる人形に集まっていたことでしょう。
ということは、その前の。焚き火を前に人形を持ったアベンガネが、体中にオーラを纏って怪しげな呪文を唱えていた時には。
『森に棲む生物の生命エネルギーを集める』ための仕掛け、段取りは済ましていたと考えるのが、自然でしょう。

例えばシズクの掃除機が。
吸い込みたい物体をマーキング(ロックオン、フィックス)する時には、シズクのオーラを纏った何かでタッチする…そんな描写はありません。
もちろんアベンガネの場合も、森に棲む生物たちにタッチする描写はありません。

シズクはただ単に、デメちゃんに聞こえるように、「〇〇を吸いとれ」と命令するだけです。
アベンガネの場合にはそのような命令の詠唱は有りませんが。
その代わりに『ミガームラ、サミンガードゥラ、インテラミンガ、ゼンベラルブラ』という呪文があります。
冨樫は。アベンガネが森に生きる生命体に向かって「お前たちの生命エネルギーを分けてくれ」と頼む段取りを、描いてはいません。
真相は判らず終いですが、この謎の呪文がその意味であると解釈することを妨げるものでもありません。

さて。
アベンガネは件の呪文を唱え終えると。
榊の枝葉の束のようなモノで肩口のボマーの念をシャッ、シャッと払い。
どこからか取り出した蔦で細い縄をない(しかも葉っぱは落とさないまま!)、その葉と縄で人形を飾り付けます。
これには結構な時間がかかっているはず。
この間、ほぼずっとアベンガネの手は人形かあるいは縄に触れたままなので、ここをめがけて「森に棲む生物の生命エネルギー」とやらが集まって来ていても不思議はない訳です。

シズクもアベンガネも。
具現化能力を端緒に、引き寄せたいモノを念じる、そして口に出すだけで、その操作系能力の対象として、吸い寄せることができていると考えるのが、自然だと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

別件。
放出系能力の定義とは、あくまでも「自分のオーラを、自分の体から離す能力」です。たったこれだけの能力です。
たったそれだけの能力が、六性図の一角を占めている…それが六性図の面白いところ。
それは、冨樫が設定した、この漫画のバトルの「ままならぬ」面白さ。
その重要性を軽んじる読者がいることは、同じ漫画読みとして残念です。
ドラゴンボールのバトルの爽快感。その系譜を引き継ぐバトル漫画として、極めて重要な設定だというのに。

同じく。具現化系能力についても同じことが言えます。
能力バトル漫画を考える時に。どこからか謎の物体をいきなり取り出す。この漫画的な面白さを担うのが、六性図の一角を占める具現化系能力です。

バトル漫画を面白く演出できる「具現化能力」。
こんな重要な役割を担う具現化系能力が、操作系能力までも兼ね備えている必要は、まったく無いのです。
操作系能力をミックスアップしないことには、他人に対する強制的な、不思議な効果を発揮できない。それが具現化系能力なのです。
それで十分なのです。その程度のメモリに過ぎないのです。

今回は以上です。ご清聴ありがとう御座いました。

No.27 三ツ星の考察ハンター 2022/06/23 03:43

信者からの手渡しってのはありそう。
本は触媒なだけでオーラ源で憑いてるのは人間なわけだし。

「この船を愛で満たすワ」って確信してるから拡散速度はサレサレ以上のポテンシャルはありそう。
暗殺で脱落せずに一暴れしてくれそう。

No.26 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 18:39

確かに目玉ジャクシなんだから、目玉カエルか何かに進化するよね。それが爆弾カエルかは分からんけど、カエルが周りを巻き込んで攻撃する系ってのはありそう。
タイソン本人には危害加えられないから、本人は近くにいても無事だろうし。

No.25 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 18:36

> 監視兵は3人でオラーウ以外に二人いて足だけ描写されてるカットがあるくらいで洗脳はされてない。
足いたわ。見落としだ。
経典を渡してるかどうか(目玉ジャクシがいるかどうか)は分からないから、影響の度合いも測れないなあ。

>放出系爆弾人間
いや、爆発現象は放出系のでいいよ。
ただ、放出系の能力で、人間を他の性質のものに変えたり、性質を付与したりした例ないじゃん。
どうやって人間を変えるの?ってとこが分からん。
目玉ジャクシが爆弾カエルになるならアリ。

>拡散型はネズミ算
そのペースで増えていったら怖いな。
教典は実際オラーウに渡してないぽいし、出版だと誰に渡すかタイソンが選べないから無理かもね。
もしかしたら、ある一定以上の信者からの手渡しも可というのあるかもしれないが。

No.24 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 18:21

経典読者が禁忌を犯すと、取り憑いた目玉ジャクシがオーラを限界まで吸い上げハート型の爆弾カエルに生長し放出系爆発し背信者もろとも爆殺する。
こんな能力だと予想。
狂信者があえて禁忌を犯し自爆特攻する事もできるというサンアンドムーンとおなじ使い方もできる。

No.23 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 18:10

あ、内訳はミス。
カットローノの所属兵が6名でそれは7.8.10.11.12.13.14にいる。
監視兵は3人でオラーウ以外に二人いて足だけ描写されてるカットがあるくらいで洗脳はされてない。

No.22 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 18:01

>放出系の人間爆弾て具体的にどういうの?
ユピーと同じだろ。
なんで可燃性の爆発現象に拘ってんのか知らんけど、こっちは敵を攻撃する能力が罰に備わってることを想定してるんだよ。

>じゃあなんで系統あるの?
放出系だから能力も放出系の爆発現象になるのが自然だろ。
もうちょっとよく読んでよく考えてから書き込んで?

>目玉ジャクシ産むのに必要なオーラ量はどのくらいなんだろう?
拡散型はネズミ算だと思ってる。
モレナのサイキンオセンも拡散型。
モレナ一人で22人。
タイソン一人で少なくとも部下の10人はいけてる。
部下から徴収したオーラで更に100匹。
ハルケンの部下見る限り一般人でも関係なくオーラ提供はできそう。
経典を渡すって行為がタイソンの手渡しなのか出版物を入手するだけなのかで条件が変わるけど論理的には無限に信者を増やせそう。

タイソンの配下の内訳は、タイソン私設兵5名、従者5名、協会員2名、監視兵6名。
目玉ジャクシがついて体操してるのは前者10名。

No.21 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 17:49

オーラを運ぶために出入りしてるんじゃないだろうか

タイソンはブスでチンチクリンだから侮辱したり人を傷つける言葉を言ったらいけないとかありそう

No.20 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 17:31

ところで、タイソンのところには第2,3王妃の監視兵もいるはずなんだけど、そいつらもラブラブ体操やってるんだろうか。
オラーウとハンター2人以外の行動に差が見られない。
監視兵をこれだけ取り込めるのはなかなか怖い。

No.19 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 17:29

放出系の人間爆弾て具体的にどういうの?
全くイメージできないんだけど。
ユピーのオーラ爆発を例に出してるけど、あれはオーラを噴出させて爆発現象を起こしてると理解している。
要は起爆剤とか可燃物がいらない爆発。
タイソンの念獣から爆発するようなオーラは出せるだろうが、人間を爆発物に変えるって、どうやって?

> なんで放出系念獣の話してんのに変化具現化の話してんの。
念獣は系統の影響受けないのか?
じゃあなんで系統あるの?

> 目玉ジャクシがポロポロ生まれてるでしょ。
そうだね。
> 目玉ジャクシが足りないと経典読んでも効果ないって事なんだろうか。
シンパ1人に憑く目玉ジャクシが増えてるという意味だと思ったんだよ。
経典の冊数分目玉ジャクシがいないと無意味という意味ね?
それならその通りだと思う。

目玉ジャクシ産むのに必要なオーラ量はどのくらいなんだろう?
ついでに徴収されてるのもどのくらいなのかな。
ジュリアーノやイスナビの反応からすると、さほど多くはなさそうだけど。

No.18 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 16:44

いやそんな細かい表現に噛みつかれても。
攻撃能力を問題にしてるんだから放出系の人間爆弾を爆弾って略しただけだろ。
なんで放出系念獣の話してんのに変化具現化の話してんの。

>ジュリアーノの目玉ジャクシが増えてるようにも見えない
絵を見て思ったって言ってるんだから絵を見なよ。
ハート念獣から目玉ジャクシがポロポロ生まれてるでしょ。
サレサレ念獣の子念獣がポコポコ増えるのが拡散式っていわれてるんだから、念獣が増えて能力対象が増える事が拡散型なんでしょ。
信者の数を増やすためにオーラを徴収してるってこと。
個別の信仰度は熟読度で目玉ジャクシの数が関係ないのはそりゃそうだ。

No.17 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 15:44

爆発は可能だけど、>>13は爆弾て書いてるじゃん。
爆弾にするのは変化か具現化がいるだろう。

シンパになると目玉ジャクシが増えるという説?
でも、ジュリアーノの目玉ジャクシが増えてるようにも見えないし、目玉ジャクシを何人分作れるかという上限はあるにせよ、総数が増えたからといって個別のシンパに影響するようには思えない。

No.16 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 13:48

爆発は放出でも可能だよ。
ユピーの爆発攻撃がそれだし。

絵を見てて思ったけど、徴収したオーラで新たな目玉ジャクシをポコポコ産む事が拡散って事なのかもなぁ。
目玉ジャクシが足りないと経典読んでも効果ないって事なんだろうか。

No.15 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 11:40

>>12
幸福感て麻薬と一緒で、結構な依存性があるものだから、タイソン狂信者となったら命を捨ててでもタイソンを守ろうとする気がする。

>>13
罰が攻撃能力はあるかもね。
罰じゃなくとも、念獣が放出系だし攻撃能力は持っていそう。空間系移動系ではなさそうだし。
でも爆弾化するには、変化系か具現化系がいりそうだし、もっと単純に念弾とかビームみたいなものの気もする。
禁忌がタイソン以外への服従というのは、ありそう。判定が曖昧だし、うっかり破る可能性ある。

No.14 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 11:04

案外「王子の性別を尋ねる」とかしょーもない禁忌なのかもしれない

No.13 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 09:14

罰がそのまま攻撃能力になってそう。
例えば裏切ったら爆弾になって敵を巻き込んで死ぬとか。
経典唯一の禁忌とはタイソン以外への服従。

No.12 三ツ星の考察ハンター 2022/06/22 08:40

似たような拡散式のサレサレは好感度を上げ仲間が増えて助けてもらえるけど、これはどうやって生き抜くのか?
幸福じゃなく幸運ならまだよかったような気がする

No.11 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 15:05

信仰を捨てる時か、なるほど。確かにその通りだわ。
徴収したオーラでメダマジャクシの拡散範囲が広がるのかとなんとなく思ってたけど、メダマジャクシは経典に付属してるようなもんだから、考えてみたら違うよね。
集めたオーラで何する気なんだろ。
ポットクリンの貸与状態が際限なくふくれていくってことだよね。

No.10 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 14:44

禁忌がなにかにもよるだろうけど、禁忌を破るのは信仰を捨てる時でしょ。
元から信心の無い信者が信仰を捨てたって罰はくだらないと思うけど。
幸福効果と懲罰反動は念の法則から反比例して然るべきだろうし。

洗脳下にあるっぽいジュリアーノ評のせいで印象が変わるけど、出向前のセレモニーで王になりたがってる心の声を聞くと、タイソンは単なるお花畑じゃなく、ちょい腹黒にも見える。
幸福の対価として徴収したオーラを罰にしか使わないならちょっと弱すぎるし、徴収したオーラを使ったなにかがまだあるような気はする。
拡散型って概念が罰を与える事だけを指してるのかいまいち不明。

No.9 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 13:50

十中八九、早期離脱だと思う。もっと言うと、罰が何か分かった時が死に時かと。

幸福の度合いはタイソン教典の熟読度によって変化する、とはっきり書いてあるけど、罰についてはどちらとも言えない。
熟読度が深く、多量の幸福を与えられた信者が、教典の禁忌を破るかなあ?ってのが疑問。
破らざるを得ないような禁忌でもなきゃ、破らないだろう。
破るのは、信者でないか、知らないか。
だから、読んでないイズナビの方が禁忌を破るリスクは高いかなと思う。

罰が何かは分からないけど、厳しい罰と書かれていることから、死かそれに準じるものではないか。たとえば、心を入れ替える=別人のように操作される、とか。

No.8 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 13:12

罰の度合いも経典の習熟度で変化するんじゃないの。
犠牲になるのはイズナビじゃなく読み込んでるジュリアーノの方だろうなぁ。
でも不穏な雰囲気はあるけどそこまで害のあるものにも思えない。

気になるのはクラピカの念講習に行ってないのがもうタイソン陣営のみになったってところ。
本当にお気に入りのイケメンに変な虫がつくのを嫌っているだけなのか、実は習う必要がない念能力者集団だったりするのか。
もしくは早期脱落が決まってるのか。

No.7 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 10:49

禁忌は経典に記されてるわけで、熟読度の高い信者が違反するとも考えにくい
禁忌を犯すのは、経典を貰って読んでない人間で、そうするとイズナビが1番危なさそうなんだけど。
仮に、禁忌が信者から経典を取り上げることだとする。
今、ジュリアーノが洗脳されててヤバそうだから、イズナビがそういう行動に出る可能性はあるか。

No.6 三ツ星の考察ハンター 2022/06/20 10:33

禁忌を破った時の罰は、破った本人にのみ影響するんだろうか。それともアイみたいに関連する相手にも影響するのか。
タイソンが継承戦に影響を与えるとしたら、
①信者がタイソンのために他の王子を攻撃する
②禁忌に対する罰
くらいしかないのだが、②は他王子はもちろん、経典を持ってない他陣営の部下にさえ発生しない
となると、ひっそり暗殺される未来しか見えないのだけど。ベンジャミンの部下には経典渡してないし。

No.5 三ツ星の考察ハンター 2022/05/14 12:24

ジュリアーノのバースデーが祝われたのがイズナビの居ない経典読者だけの空間で行われたのが要点。
これは単にジュリアーノに幻覚を見せて洗脳し麻薬物質を与えているだけじゃないのか?
幸福とはとどのつまりそういうものだ。

No.4 長文翁。人間に直接、具体的な幸福を与える能力で何ができるか? 2021/07/15 17:40

>>3 の続き
人間(能力の対象者)の未来を一定の方向へと次第次第に誘導する能力…とは?

教典をよく読んで内容を理解してさえいれば、たとえまったく教典の内容(教義)を信じていなくとも、メダマジャクシは具体的な幸福をくれる。

これはたとえば、理知的、理性的にタイソン教典を読み解き、理解した読者…たとえば社会科学者に対して。
具体的な幸福をぶつけることで、その人の情動を大きく揺さぶる効果がある。

悪い言い方をすれば、教典をあんまり理解できない、識字率や教養の低い人物に対して…よりも、
社会科学者のように、文化人類学? 上の比較でタイソン教典の位置を把握して内容を良く理解した、ある意味冷静な人物に対して…の方が、
はっきりとわかりやすい具体的な、大きなレベルの幸福をぶつける(受け取る)ことができる、ってことだ。

 
ジュリアーノがどういう生まれの、育ちの若者なのか? それは知らない。
ただ、ビヨンドの配下として、暗黒大陸への上陸が叶えられる未来を信じて努力を継続し、牙を磨いてきたハンターだとされている。

ひょっとしたら、王家の王位継承戦に身近で巻き込まれることが初めからビヨンドにはわかっていて、より捨て駒に近い人物を応募させたのかもしれないが。
(ビル、カートン、サイールド、ベレレインテたちのこと)

そんなジュリアーノが、具体的には何を幸福だと感じるのか? 我々読者には伺い知れない。
しかしメダマジャクシは違う。ジュリアーノ自身の感性に沿って、彼が幸福だと感じる具体的なイベントを、彼の人生にぶつけることができる。
しかもそれは、ジュリアーノの教典への習熟度に応じて度合いを変えるのだという。メダマジャクシはジュリアーノの脳内の、タイソン教の教義の習熟度(理解の度合い)さえも把握している。

 
たとえば麻薬物質を注入して支配下に置き、操作するってんならわかりやすいのだが。
タイソンは穏やかに信者を増やしていって、平和な人々で満たされた国家や世界を作りたいようだ。

No.3 長文翁。人間の未来を修正できる能力とは? 2021/07/15 16:58

自分の文章のコピペの改変を以下に(別のトピックから)。

第6王子タイソンの警護を務めるビヨンドの仲間、協専ハンター・ジュリアーノ。
彼はタイソン王子が開いた愛の宗教、タイソン教の教典「タイソン教典」を読み耽る(よみふける)うち、次第に洗脳されつつある。

タイソン王子配下、同僚の、(クラピカ配下のハンター)イズナビはそれを気にかける。

タイソン王子の守護霊獣の能力は、能力の媒介であるタイソン教典の読解力が高い読者に対して、具体的な「幸福」をもたらすという未来修正能力。

「目玉ジャクシ」という小型の目印が憑いた教典の読者は、あらかじめ教典に記されているタイソン教唯一の禁忌(詳細不明)を破らない限り、自らのオーラを消費して効率的に作られた具体的な「幸福」を、時として受け取ることができる。

教典の読者個々の読解力の高低の度合いが、もたらされる幸福の度合いと比例するがゆえに、理知的な人物ほど洗脳されやすいと言える(読解力が高くとも感受性、共感性が低く理性的なままの読者の心情を、より大きく具体的な出来事で揺さぶる効果がある)。

教徒の増加がタイソン王子の利益である(現段階では反社会的能力だとは言えない…が、今後はどうか? 博愛主義者のタイソン王子が禁じる唯一の戒めとは何か? 今後の豹変は必至だ)。

註釈…原作者の言う「熟読度」また「幸福を与える」というワードをそのまま読み解くと、以上 ↑ ↑ ↑ のような解説が成り立つ

(前者は、教典、教義への依存度、耽溺度あるいは信心の度合いでもなければ、
後者とて、幸福感でもない。
すなわち、教典をよく読んで理解すれば、具体的な幸福が授かる)。

No.2 三ツ星の考察ハンター 2019/01/25 05:25

タイソン経典グッズ化とかしないかな。コミックスの初回特典とかVジャンの付録とかで

No.1 三ツ星の考察ハンター 2019/01/04 22:16

タイソンの霊獣はDBでいう元気玉の能力か。ただタイソン自体に戦闘意欲がないので集めたオーラをどう活用するのかがポイントのようですね。

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