守護霊獣は王位継承戦限定の能力なのかを考察
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壺中卵の儀によって発現した守護霊獣は王位継承戦限定の能力なのか、もしくは王位継承戦以降でも引き継がれる能力なのかを考察。
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壺の製作者の気持ちを、王族は汲んでいるのか?
トピックの提言に「壺中卵の儀によって発現した守護霊獣は王位継承戦限定の能力なのか、もしくは王位継承戦以降でも引き継がれる能力なのかを考察。」とある。
まさしく。願ったり叶ったり。
今回の長文では「そもそも壺で守護霊獣を授けること」と、王位継承戦とはイコールではない、と主張する。
すなわち「壺中卵の儀」とは、人間が(カキンの王族たちがその責任において)始めた儀式。壺の製作者はけしてそんなことを望んではいなかった…というのが、今回の主張だ。
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● 任意参加型で、コントロール専有型のジョイント能力について。
・その3の1。(その他のケースは別記する)
・カキン王族ホイコーロの祖先(もちろん死人)が、その子孫と組んで繰り出す…
一。守護霊獣。
二。それに付随してカキン王族が執り行う『壺中卵の儀』について。
▷ 任意参加型であることについて(注 … 任意参加型ではない場合、チームメイト固定型という。強制参加型…ではない。後述した)
○ 能力の主催者は、カキン王国に伝わる謎の壺(=お宝の壺)を創った、初代カキン国王(勿論故人。
ただし。その時点ではカキンという国名ではなかったことは既に明らか。ここだけの便宜上の通称だ)。
◎ 能力の主催者の狙い(目的)は何か?
その1。子孫を守護すること。
その2。守護された強い子孫が一族及び国家を繁栄させてくれること。
各王子の、人間が執り行う王位継承戦への参加はともかく(別問題として)。
● このお宝の壺の能力に加担(参加)するかしないかは、各王子の自由。
※ … ゲンスルーにとってのサブやバラとは意味合いが異なる(彼らは、必ず居てくれなきゃ困る、相互協力能力の “ 部品 ” 。これをチームメイト固定型という)。
・この能力の主催者(既に死人 … 初代カキン国王)にとっては、なるだけ多くの子孫に守護霊獣を憑けることが悲願だろう。
しかし死人にはもはや、能力への参加を募ることは物理的に不可能な状況だ。当然、強制参加させることはできない。
① 能力に加担した者(主に王子だが必ずしも王子とは限らない。子孫ならば誰でも発動条件を満たすからだ)は、宿主(霊獣憑き)となり、自分のオーラを「壺(の能力)から産まれた守護霊獣」に供出する。
② 能力の主催者(もちろん既に死人)は、その子孫を守護する守護霊獣を授けることで、その霊獣憑き(の人間)の生存率を格段に上げることができる。
すなわちそれは、能力の主催者にとっての(死後の)安心…つまりは「利益」である。
①、②、また以上のその他の説明(○、◎、●)で、この能力が「任意参加型の、相互協力/ジョイント型の念能力」であることは明らか。
初代カキン国王は既に死人なので自分の能力について何も語れないし。
冨樫が「この能力は相互協力型だよ」と教えてくれる訳でもない。
つまりこれはまともなイチ読者による類型化及び解釈である。守護霊獣に纏わる件は、相互協力型の念能力だ…との結論である。
*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*
▶ コントロール専有型であることについて(そうでない場合は、コントロール放棄型と呼称している)
▶ この能力の主催者(もちろん既に死人)は、けしてこの能力の『目的(上のその1、その2)』を為す為の「手段」を手放さない。
つまりはこの能力を、誰にも譲り渡すことをしない。それを望んでいない。これを筆者は特に「コントロール専有型」と呼ぶ。
▷ ここで言う『目的』の為の「手段」とはすなわち。
守護霊獣が憑いた宿主すなわち『カキン王族の子孫…これを守る』為に、比較上通常の人間よりも強いその「守護霊獣が実力行使する」ことだ。
一旦産まれた守護霊獣は、その宿主を守ることを決して止めない。物理的戦闘や呪術を打ち消す等の働きを自動的にやる。
以上の説明で、コントロール専有型の、相互協力/ジョイント型の念能力であることは明らか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちょっと補完すると。
この能力の主催者はけして、たった一人の強大な子孫が生き残ること…それを望んではいない
(多くの強い子孫が仲良く共存し、祖国の繁栄の為に尽力した方が良いに決まっているではないか!)。
それ(=あたかも蠱毒のような壺中卵の儀…強い王子がたった一人生き残ること)を願い、また遂行するのは、あくまでも人間である王子、王族の方である。
以下は、それら筆者の主張を補完する長文である。
以上の文章で理解出来た読者には無用のもの。異様に長いので読まんでよろし。
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
大きな資料は以下の二箇所か?
① 第 33 巻、P167〜。No.349。蠱毒の巻
② 第 35 巻、P29〜。No.362。決意の巻(特にP33)。
それと
③ 第 35 巻、P49〜。No.363。念獣の巻。特にP53。ナスビー王の台詞。
「『生き残った唯一名が正式な王位継承者』。
それをどう解釈するかも含めての継承戦なのだホイ」
①、②&③の内容、またその他を要約して、私見を述べる。
・王位継承戦に参加するも辞退するも、正室子すなわち王子各位の自由。つまりはこの能力へは「任意参加」である。
(ヌグイの言い方だと、謎の壺へ血を差し出す気色悪い儀式への参加無しには、王位継承権争奪戦への参加すらできないかのようだ。そして事実そうなのだろう)
※ … 儀式への、王子各位の任意の不参加が許容されている…と書くと語弊があるので、早速補完しておく。
この相互協力の念能力への参加を辞退してなお確実に生存する為には。
王子を妊娠した時に、母親が正妻(正室)ではなく妾になることを選択しておく必要があった(生まれて来る子は二線者に成ることで王位継承戦への参加資格が無くなる)。
(現在のカキンでは「王位継承権争奪戦への参加」=『壺中卵の儀への参加』。両者が不可分になっているが、本来はその限りではない…言葉の綾、日本語の問題…というのが筆者の主張である。長々と後述した)
王子が王位継承戦すなわち壺中卵の儀にこの段階で参加しなかった場合は … 同じく資料、第 33 巻、P202 を参照。
オイト王妃からクラピカへ、今後の成り行き、その推察が語られる。国家による暗殺だ。
幼いワブル王子。その母親オイトは王位継承戦への参加を決断せざるを得ない。僅かな生存確率を求めて。
この時点の不参加、それに伴う王子の死は、この能力「壺中卵の儀」ではなく、別の物理的手段によってもたらさせるもの…と、作中のイメージ画像からは推察される。
… ホンマかいな?
正妻の間でそう言われているだけで、実はこっそり逃してもらえる手筈も、実は有ったんじゃないのか?
冨樫が現在作中で描いていることが、何もかも物語の真実とは限らない。
王家が離脱者を暗殺するとしても、他国に対する外聞はどうするというのか?
現在船の中では、ベリーVIPエリアの住人に向けて、姿を見せなくなった王子について包み隠さず…死んだと広報しているようだが…?
( ※ … というのは筆者の誤解で、その死と暗殺だったことが広まっているのは、どうやらモモゼ王子だけのようだ。サレサレ王子の死は伏せられている? カチョウの死は隔離中のフウゲツは知らぬことだし。おおっぴらではない。以下、普通に読んで下さい)
正気の沙汰ではない。国家の外聞、体面は二の次なのだろうか?
どうせ船中の人間は皆、死ぬのだから、外聞も外信も心配要らぬ…とでも言うのだろうか?
高速ドローンで物品の往来はあるというのに。外聞の悪い事実が配信されるとは思っていないのか?
ちなみに。
これ以降の各王子の、王位継承戦からの離脱…。これは「壺中卵の儀」すなわち念能力によって捌かれる。
第 37 巻、P60〜65。カチョウ王子は死んだ。お宝の壺がもたらす懲罰によって。
単純に言って、壺は自分の霊威から逃げようとする霊獣憑き(王子)を認識(判別)できるのではないか?
(この壺は国王が継承する物であり、現在はナスビーが持っている。それがだいたいの壺の位置。そこから遠ざかる者=逃げる者)
壺や現国王のナスビーに憑いた守護霊獣が、霊獣憑き(者)の「位(くらい)の上下」を認識できるとは思わない。そこは平等だろう(まして直接戦うことはしないという性質がある。力の強弱の判定なんぞはじめから無意味だ)。
だから壺が認識できるのは、霊獣憑きの内心…王国への忠誠心ではないだろうか? そこで判断して掣肘、懲罰することはできると思う。
例えば守護霊獣が憑いた者が操作されてカキンに牙をむく場合、その他の守護霊獣が共同で排除に当たる等の作業が想像できる。
ちなみに。
普通なら、任意参加の対義語は強制参加だが…。
任意参加型のジョイント念能力の場合。一旦参加した後に、離脱の自由が無いケースと、離脱の自由が有るケースとがある(例えばチーム石壁はコレ)。
参加は自由でも離脱の自由が無い場合。そこんところは強制性が働いている。
つまりは、この壺と王子たちの関係は、任意参加型かつ、離脱はできない型だ。
*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*
▷ 能力の主催者である、カキンの初代王の狙い…すなわちこの能力の目的とは、何か?
▶ 強く優秀な子孫(王子)に、王位を継がすこと。
… 果たしてそうだろうか? 否。それは半分。
・ナスビー王が古文書により把握しているところによると、カキン国の王族の祖先…しかも初代の王が、具現化能力を行使して創った壺だそう。
※ 注意 … 古文書に書いてあることの全てがカキンの史実とは限らない。冨樫がキャラに喋らせる事の全てが念能力の真実とは限らないのと同じである。
○ カキン初代王は。基本的には。強い子孫が王位を継いで欲しいと願っている。
・ただし。壺(の妖精)と、壺から産まれる守護霊獣(の卵)自体は殺し合いの精神を持ち合わせてはいない
(殺し合うのはあくまでも人間である王子たちの精神。しかも現代では外聞の為に「王子殺しはたとえ王族といえども死罪」という方便さえこしらえてある)。
第 35 巻、P33 のナスビー王のモノローグによると。
あたかも壺の創設者であるカキンの初代王自らが、壺中卵の儀(すなわち守護霊獣の働きを前提にした殺し合い)を主催したかのように、歴史は伝わっているようだ。
もちろんその王子たちと従者たちに国家(部族)の統一を競わせたこと自体は在っただろう。が、それが殺し合いによる決着とは限らない…というのが、筆者の考察である。
先述したように。
国の為を思う仁ある(しかもそれぞれが守護霊獣を持つ)王族が多く生き残り、銘々が国家の繁栄を願って尽力した方が良いに決まっている(せっかく守護霊獣を憑けたのだから)。
つまりは、いくら呪術的な要素を持つ部族から生じた国家とはいえ。「祝福の一人御子」以外の王子は死すべし…との観念とは…?
初代カキン国王よりも後の。しかも守護霊獣の働きぶりを目にすることが可能な人物…すなわち念能力者… により作られ、この国に根付いたシロモノだと言える。
おそらく。生き残った守護霊獣が。死者の守護霊獣の力を譲り受ける様を目撃したのだろう。食うか吸うことで。
しかし。それはいわば非常手段。
あたかもベンジャミン王子の念能力「星を継ぐもの/ベンジャミンバトン」と同じで。
ベンジャミン王子本人は、自らがより便利な念能力者へと成長する為に「部下にとっとと死んで欲しい」なんて、これっぽっちも思ってはいない。
ただ。部下の忠誠心の受け皿となるべく。自らの念能力を自ら設計したのだ。
この仕組みにより忠義のベンジャミン麾下(きか)の兵士は、死する時に …「せめて己の念能力だけはベンジャミン様に引き継いでもらえる… ‼ 」と果敢に義務を果たし、あるいは安寧を得ることができるのだ。
つまりは。
壺中卵の儀が王子同士のバトルロワイヤルになっている現状は。人間である現在のカキン王族の仕業であり。
けして初代カキン国王の(つまりは壺の)望みではない … という筆者の意見だ。
厳密に言えば。
① 本来「王子たちに壺の守護霊獣を授けること」=王位継承権争奪戦ではない。
② 現在では「王子たちに壺の守護霊獣を授けること」=たった一人の王子しか祝福されない体裁になっている。それを蠱毒に例えていつしか「壺中卵の儀」という言葉が伝わった。
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◎ なぜ新国王(例えばかつてのナスビー王の、王位継承間もない頃)は強い守護霊獣を持てるのか?
卵が先か、鶏が先か…と巷間言われるが。ここでは答えは決まっている。
A:個人の守護霊獣の強さが勝っているから、新国王に成れるのか? それとも。
B:結果的に新国王に成れる器を持っていた人物だから、その守護霊獣は強いのか?
答えは後者、Bである。
第 36 巻、P25〜28。エンバーミング後のモモゼ王子の死体が保存してある様子。
さらには、ナスビー王の分も合わせて、全部で14ハコのひつぎが環状に並んでいる。
この描写からは当然、中央のオブジェに、灯された命の輝きすなわち、死体に残存するオーラが集まると考えるのが普通だろう。
そして今回の環状並棺の力を受け継ぐのは、新国王。だから前回の死んだナスビー王の兄弟たちのオーラ力を受け継いだのは、ナスビー王…というより、その守護霊獣だ。
死体の細胞にも精孔はある。ネテロの最後のように出し尽くして死んだのならともかく。普通の死体にはまだ死後のオーラが残っている。
※ … モモゼの遺体は(いくらエンバーミング後とはいえ)けして死の直前のネテロのように干からびてはいない。
例えばカチョウの死後の守護霊獣のように稼働し続ける場合は、死後のオーラは遺体ではなく守護霊獣に全振りで移動したと考えざるを得ないが…その他のケースも漫画上色々考えられる。
例えばの仮説だが。死んだモモゼ王子の守護霊獣は、遺体の体細胞に残るオーラが消え去るまでは、その遺体に寄り添っているのではないか?
これら(すなわち死後の念が動かす守護霊獣のオーラ力)を一手に、まさしく手中に収めるからこそ、新国王の守護霊獣は強くなるのだ。
ナスビー王の守護霊獣。彼女の異様。成長してあの姿になったものと思うが(筆者は以前、彼女の姿をべた褒めしている)。その他の兄弟たちの守護霊獣の死後のオーラ力を吸収して、底力を増したのではないか?
構成員の死後の念(オーラ)を一手に集めて、何らかの役に立てる能力の仕組み。この点も人知れず相互協力の体をなしている。
ただし、死んだ王子個々人の気持ちについては慮ってはいない。例えばツェリードニヒ王子が死後にベンジャミン王子の守護霊獣の為に力を与えるなんてのは、不本意だろう。だからそこは一族繁栄の為の相互協力能力が持つ、強制力である。『自分が生き残るという賭けに負けたのだから、従え』という話だ。
参加は任意でも、離脱の自由はないのだ。死後ならば尚更だ。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*〜*~*~*
念の為…。
仮定の話として。オニオールやブロッコといった二線者にも、ナスビー王が憑けようと思えば壺の卵は生じ、結果守護霊獣は産まれる。
その場合。守護霊獣同士には殺し合いの精神は無いのだから。『二線者の死後の念を食いたい… ‼ 』という欲求は、国王の守護霊獣自体には無い訳だ。
あくまでも、守護霊獣憑き(の者、王子)を殺したいと思うのは、人間の心の方である。
言いたいのは。
❀ 最後の一人まで殺せ…というのは人間である王族、特にナスビーが言っている(=言っていない=正確に書けば。そう思っている王子が複数人居る…という)ことであって。
✿ 決して「壺の念能力」が「蠱毒」をやらせているのではない…ということ。
注意 … 辞書には、この漫画に言う意味での「蠱毒」は載っていないようだ。
手頃な壺の中で多くの、種々の虫たちに共食いをさせる…くらいの説明でよいだろうか?
生き残った一匹。これには特段強い虫毒が濃縮されていて、それから作った毒薬は、極めて高い致死率がある …と昔の中国人は信じていた…くらいの説明でいいだろうか。
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
ナスビ「故に今回の王位継承戦は、由緒正しい壺の使われ方だと言えるホイな」
ということは?
考えてみよう。事実上存在するであろう、
○『由緒正しくない方の』壺の使い方とは、どのようなケースか?
その1。
簡単に言えば「壺中卵の儀」をやる予定もないのに、王子に守護霊獣を授けてしまうケースである。
例えばナスビにとっての初めての正妻がウンマであり、第一子がベンジャミンだったとして。
他の王子が未だ生まれていないにもかかわらず、ベンジャミンにだけ早速守護霊獣を授けてしまうようなケース。
こんなこと ↓ は今のカキンの国力からすれば想像もできないが。
昔々、未だカキンの前身だった国 … それが超貧乏で、護衛の一人も雇えない場合。
そりゃ祖先の霊験におすがりするのも、無理からぬことだと思いますよ。
だって守護霊獣が見える者 … 敵対する国の暗殺者からすりゃ、ちょっと怖いもんね。
守護霊獣が見えない暗殺者は、そりゃなんだか判らないうちに排除されてしまうことになる。
そもそも。
たった一人の子孫だろうと、守護霊獣を憑けて守りたいというのが、初代カキン国王の願いである。
にもかかわらず…。
このような壺の使い方すらも、(人が勝手に口伝した、書き残した)伝承の上では「由緒正しくない方の壺の使い方」となってしまう。
誰かが(何かの目的があって)勝手に書き残した古文書なんてもんが残っているから。正しい使い方と、そうではない使い方とを、人は区別してしまう…というだけの話だ。
・「壺中卵の儀」をやる予定も無いのに、王子に守護霊獣を授けてしまうパターン、その2。
第 33 巻、P167。ナスビー王の使者・ヌグイはツェリードニヒ王子に言った。
「ちなみにセレモニーより前に、候補者のいずれかが死亡した場合、継承戦そのものが中止となります」
これはもちろん。継承戦の開始よりも前に暗殺が起こることを防ぐ為の安全弁であるのだが。実際に一人でも王子が不慮の死を遂げた場合、継承戦は中止、延期となる。
つまりは厳密に言えば、壺中卵の儀をやる予定は有ったのだが、それが飛んでしまった場合…ってこと。
このとき。逆に言えば。守護霊獣は各王子に憑くのに、その後の殺し合いを遂行することはダメなのだ。
王位継承戦は一旦中止になったものの、守護霊獣は各王子に憑いてしまった。
もちろん守護霊獣はその仕事を開始する(当然、壺の能力による殺し合いなんて起こりようもない。ただ守護するだけだ。あ、あと後方支援もする)。
これも、由緒正しくはない壺の使い方の一つだ。でも別に間違いではない。
▷ 由緒正しい…とは、単にナスビー王の言い方、方便。古文書なんてもんを信奉した場合は、その言い方となるが。
別に由緒正しいことが大切なんじゃない。それはリアリストのナスビー王も理解している。
▶ 壺中卵の儀とは、人間が勝手に始めたものである。
もちろん … 祖国への忠誠心を無くした王子が逃げようとしたら、自動的に掣肘、懲罰するくらいの能力の仕組みは有る。まあいわゆる「抜け忍」が、未来、忍びの里にもたらす不利益を、現段階で処断する…ってことだ。別に不思議ではない。
カチョウ王子に、生き残ることができなければ大切な妹が殺される…と、思い込ませた側の責任だ。そんなこと、本当にカキンの初代国王が望んでいたと思うかね?
◎ その他。由緒正しくない壺の使い方。三つ目。
壺の方では、初代カキン王の子孫であることを血液(遺伝情報)で判定するしかない。
だから例えばナスビーの父親が、オニオールやブロッコ等の腹違いの兄弟達に守護霊獣を授けるケース。これも由緒正しくない。
なんでそんなことを(筆者が勝手に)想定しているのかと言えば。
先の例と同じことで、過去未だ超貧乏だった頃の前身の国を想像されたし。
即位したばかりの新国王を支える味方は一人でも多く欲しい。
そんな時に。時の国王…の父親(前王)の気持ちになってみよう。
現国王の腹違いの兄弟たち(つまりは前王の息子、娘)に助力を願うのは当然であり。その生存を強く願うのもまた当然。そうなりゃ祖先の霊験におすがりするのも無理からぬことです。
もちろん筆者の推察であり、作中にそんな事実は描かれていません。
現代のカキンでは。
二線者は。本人ではなく、その子を王位継承戦に参加させる資格を有している。より安全な「血のスペア」政策だ。
まさかヤクザの親玉が。敵国の暗殺者に狙われることなんて。王族が狙われる確率に比べたら少ないだろう。闇の世界に潜らせて置いた方が、その生存率は高い。そう考えられるし、事実カキンではそうなっている。
オニオールは息子のチョウライ王子を、ブロッコはルズールス王子を、そしてモレナの前任者はツェリードニヒ王子を今回の王位継承戦に参加させることができた。
これが仮に。架空の話。
ナスビー王が(その兄弟との継承戦に唯一人勝ち残り、王位継承の直後)敵国の暗殺者に害されていた場合。謎の壺を作った初代カキン国王はほっと一安心…ということになる。
もちろんその理由は、壺の能力が依然として使えるからだ。無駄にならずに済んだって訳だ
(オニオールの言葉を信じる限り【←所詮二線者に真実は知らされていないと思うけどね】、ナスビーの兄弟は生き残ってはいないらしい)。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*〜*~*~*
・二線者に、まさか守護霊獣を授けるなんて? …の話の、補足
継承戦そのものは守護霊獣が取り組むものではない。王子各位がその意志で臨むものである。
つまりは … 現国王の腹違いの兄弟たち(今でいう二線者)にも当然意志は在り…。それらの人物が王位簒奪を企む…その蓋然性はあり得る。その点はその人物の人格次第。
だから正統な王族が王位継承権の無い二線者に、わざわざ守護霊獣を授ける…などは、特段の事情の有る際の非常手段。普通はそんなこたしない。そこの見極めは必要だろう。
おそらく新国王に王位を譲る時には、その儀式の一部である父王もまた、死んで新国王に守護霊獣を吸収させることになる。
その時までに、新国王の為に残す腹違いの兄弟たちの強化を考えていても、別におかしくはない。
二線者のシステムがいつから在ったのかは定かではないが。
表舞台、日の当たる場所で名誉称賛を得る華やかな王、及びその王族と。
蛇の道は蛇とばかりに。裏舞台、日の当たらぬ場所で汚い仕事に手を染める二線者。
表裏一体で協力して国の繁栄に取り組む姿勢。これは有って欲しい。二線者として生きる=国に、王族に恨みを持つ…ではないはずなのだ。
しかし! 現実問題。
イレギュラーな二線者が現れた。モレナ=プルード。現国王、ナスビーの婚外子。ベンジャミン王子たちの腹違いの兄妹。
彼女は(筆者が先に書いた架空の想定上の)守護霊獣のチカラをもって王位簒奪を狙う…どころか。尚悪いことに。
カキン王国のみならず、世界を股に掛けた「滅びの美学」を全うしようとするかのよう。極めて強力な操作系能力を使っている。
それに対するは、現状、同じく二線者が率いるマフィア組織である(幻影旅団の参戦はたまたまにすぎない)。
オニオールたち普通の二線者は。
守護霊獣はおろか、一般の念能力についての知識すらも持たされない。価値ある情報から隔離された上で、国家から生かされている。
しかるにモレナだけは。相当奥深く、念能力について学び、かつハイレベルな操作系能力を身に着けているのだ。
その経緯を今後、冨樫が作中で明らかにするとも限らない。
モレナは、いったい何処で誰から、念能力を “ 正しく ” 学んだのだろうか? その人物は何の為に、モレナをこのように育成したのか?
仮にモレナの前任者(前のエイイ一家の組長=ナスビーの腹違いの弟さん)がその仕掛け人だとしたら…?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第 35 巻、特にP33(P26〜35)。No.362。決意の巻
※ 贄(にえ)とは?
ナスビー王のモノローグに出て来た言葉。たまたま冨樫がそれを選んだのだろうか?
第 19 巻、P56。早贄という言葉について、ゴンとカイトがキルアに説明している。正確には「モズの早贄」。
こちらが先に作中に出て来たせいで、贄 =「食い物/有機物/犠牲(殺した捧げ物)」だとばかり思っている読者が多い。
しかし原義で「贄/にえ」とは「価値ある手土産」程度の意味である。
転じて、儀式に供される捧げものくらいの意味にはなった。必ずしも腐る物とは限らない(玉や絹布の場合もあったのだ)。
(お。そもそも速贄だとしても「初物の供え物」という意味があるそうな。まあこれなら有機物か。旬の早生ってことだからな)
それを踏まえて。ナスビーの内心。
『 20万の贄積む箱舟で、存分に “ 切り拓く ” が良いホ ‼ 』
贄…すなわち20万人の人々は、新国王への「価値ある贈り物」だと筆者は言いたい。
では次。何を切り拓くのか…と言えば?
▶ ナスビー王は各王子、そして新王に『ホイコーロ一族の運命』を切り拓いて欲しい…と願っている(作中にそう書いてある)。
王子個人の…ではなく、国家の…でもなく。新国王たった一人の…でもない。
(晴れて守護霊獣憑きとなったお前たち王子が)ホイコーロ一族の運命を灼たか(あらたか)にせよ、切り拓け、と望んでいるのだ。
根拠は無く、筆者の直感だが。
◎ 20万人の人々と上手いことコネクションを作ってやって行ける王子を、ナスビー王は求めている。
別に、霊獣憑きでもない人々を、新国王の守護霊獣に食わせよう…とかではないと思う。つまり「犠牲者」になることを予定した人々ではないと思う。
その延長で考えてみると。
王子の何人かは生きたまま、新王が決まるのではないか? と思っている。
・ホイコーロ一族の運命を灼たか(あらたか)にせよ、切り拓け、とある。
一人だけ生き残れ(王子たちに言った言葉)、と、一族の運命を灼にせよ(言ってない)、とは、矛盾している。
第 37 巻、P188、189。チョウライ王子の「兄弟が既に三人死んだ」という報告を聞いて、父のオニオールは言う。
「オレの兄貴(ナスビー現国王)の時も参加者の中で生き残ったのは奴だけだ」
「(中略)『果報は寝て待て』とはよく言ったものでな…。兄貴もその戦略で生き残ったらしいぞ」
… ダウト。とまでは言わないまでも。
二線者が真実を知らされてはいないこと … 肝心な情報からは蚊帳の外に置かれていることは、今更説明の必要はないでしょう?
オニオールがナスビーの実の兄弟たちの安否、その真実を知っているとは言えない。
ナスビもまた思う…
『 “ 祝福の一人御子 ” となるまで…… ‼! 』
… ダウト。とまでは言わないまでも。
唯一人生き残った王子は新国王に成れるという。そりゃ当然、祝福される。
それ以外に生き残った王子がいる場合。彼らはおおっぴらにその生存を祝福されることはない…というだけかもよ?
生存権まで無くなるとは限らない。
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ちょっとだけ、NARUTOの話。
人柱力は、尾獣を抜き出されたら死んでしまう…という設定が有った。
しかしハンタでは今のところ、守護霊獣憑きから守護霊獣を抜き出したらその個人は死んでしまう…という話は出ていない。
そのラインでの、仮定の話。
壺中卵の儀により正統後継者の地位を自認しているナスビー王の守護霊獣(が雌だとして →)。彼女は。
継承戦の “ 終了後に ” 、王位につけなかった「生き残りの」王子たちから、それぞれの守護霊獣を引っこ抜き、新国王の為の栄養にしてしまうかもしれない
(生体である宿主から引き離された守護霊獣には、大したエネルギーは無いのだが…。まあ『経験値』くらいはあるわな)。
守護霊獣という憑き物が落ちた、生き残りの王子。
つまりは、壺(の妖精)から、「祖国から逃げ落ち延びようとしている ‼ 」などと判定する為の装置も、外された状態だ。
しかしそうなると … 国家に対する反逆を先導するリーダーへと成長してしまう蓋然性もあるのだな。難しいところだ。
あの壺の妖精が各王子に飲ませる卵。そして育つ守護霊獣。アレは、各王子の内心…国家に対する忠誠心の判定装置である、という仮説だ(それが機能したから、カチョウ王子は逃走者、反逆者として粛清された…と先に書いた)。
もしそうであれば、生き残った王子からせっかく育った守護霊獣を引っこ抜くことは、マイナスでしかない。
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第 37 巻、P178。冨樫による「死後伴侶」の解説。
? … こんな制度をカキンに生み出したのは、一体誰なのか?
「国王になれなかった王子が死んだ後に、怨霊となって国王や国にたたらないよう黄泉の王子を監視する為、共に埋葬された異性を指す」
○ 人間は人間ゆえに人間を疑う
「死んだ王子が、我々に祟るのではないか?」と疑うのは、誰だ? という話。
・壺の妖精…すなわち『念能力』そのものの方では、既に卵を授けた子孫を能力で監視できるから(ゆえにカチョウを殺すという決断ができた)、疑う…という段階は通り越してる。疑う必要なんて無い。
たとえベンジャミン王子のような(普通の念能力ならたいていはその目で見える)念能力者であっても。
霊獣憑きの人間には、各王子に憑いて日々働いている、各々の守護霊獣を目にする機会は無い。
見えもしない守護霊獣を怖がる気持ちなんて生じない(=死後の王族による祟りを疑う王子なんていない)。
だから霊獣憑きの王子が死んだ後に、その怨霊…守護霊獣の祟りを恐れるのは。
王族よりもむしろ、生前の霊獣の活躍が見えていた「お付きの念能力者たち」の方だ。
ということは。
一。死んだ王子からその守護霊獣を引っこ抜ける段取りを設けといた方がいいですよ…だの(現在の環状並棺と炎のヤツ)。
二。死んだ王子の怨霊が祟ったら怖いから、死後伴侶を埋葬しましょうよ(昔のヤツ)…だのと。
余計なことを王族に具申し、そんな段取りを設定してしまったのも、守護霊獣を授かっている王族の方ではない!
御側用人の念能力者たちの方だろう。
そもそも。
あの謎の壺はカキンの子孫の為に働く道具。
それから産まれた守護霊獣を怖がる発想もまた、王族のものではない(何しろ見えないのだからね)。
死後伴侶という習俗もまた、王族達自ら求めた制度ではない…と推察している。
ご清聴ありがとう。
ここは作中で明確にされてない事を考察して意見する場だと思っていたんだが
押し付けだと感じるのなら根拠をあげて反論してみたら?
もっとも今までに挙げた事柄は作中で明確にされている事で
読解力のない人の勘違いを正しただけなんだけど
どう斜め読みしたら霊獣が残らないなんて結論に至るんだ???
作中で明確にされていない以上は考察に過ぎないのに、意見押し付け厨おるね。
>王位継承戦をするにあたり壺中卵の儀で霊獣を授かったので
ここも逆だな。先祖が壺中卵の儀の念を作ったから王位継承戦の制度が生まれたんだろ。ここまで真逆の思考ができるのが不思議だよ。
普通にハンター読んでれば理解できることばかりなのにな。
そもそもナスビの霊獣の存在を失念してる時点で破綻してるんだが。
もしかして子孫繁栄の意味を残った王子の健康長寿と勘違いしてるのかな?
13人以上の犠牲を出す儀式なのに王様が長生きするためだけの儀式だと思ってる?
子孫繁栄っていうのは国家の繁栄って意味と同義なんだけどわかる?
霊獣の存在意義は「王位継承戦を生き残るため」であり、決して「国家の構築のため」ではない。
っていう主張が真逆だって指摘してるんだけど?
もしかして霊獣が王子同士のアドバンテージを埋めるためだけに存在してると思ってるのか?
強い霊獣を使いこなして勝ち抜く強い王の器を選定するための継承戦なんだから、儀式の後も霊獣と能力が残らなきゃ意味がないだろ。
何のための儀式だよ
いやだから王を決めるためで合ってるじゃない。
王位継承戦を行う理由は強い王の器を選定する為だろ
単に王を選ぶだけならくじ引きでもなんでもいい
子孫繁栄のための能力だと言われてるのに
蠱中卵の儀を王を選ぶためだけの能力だと考えてるのは頭が弱すぎる
強力な霊獣が制約も無しに授かれるわけないだろ
まず、霊獣を残すために王位継承戦をやっているわけではないので・・・。
そもそも王位継承戦をするにあたり壺中卵の儀で霊獣を授かったので、霊獣の存在意義は「王位継承戦を生き残るため」であり、決して「国家の構築のため」ではない。
チョウライのコインが継承戦後に効果を発揮すると推測されていて
サレサレの洗脳能力が強固な独裁国家を築く為に機能する能力なのだから
当然、守護霊獣の能力は継承戦後も発揮されるんでしょう。
ナスビの霊獣もなんかしらの能力を発動して今のカキンの繁栄をもたらしたのでは?
というか、霊獣も能力も残らないのなら蠱毒を行う意味がないでしょう。
膨大な犠牲を制約に、子孫繁栄を願って作られた能力なのだから、
勝ち抜いた王子に相応のメリットがあると考えるのが自然でしょう。
王位継承戦後も守護霊獣として継続はされるが、能力までは継続しないのでは?
ナスビの霊獣も姿は見えても能力を発動しているようには見えないし。
王位継承戦を終えているはずのナスビにも守護霊獣がついているので能力は引き継がれるのではないかと思っていました。
王位継承戦の壺中卵の儀で発現した能力なのだから王位継承戦限定の能力だとしても何ら違和感がないかと思うんだが。
子孫の繁栄を願って作った能力なのだから
継承戦に限る理由がない
普通に考えたら継承戦以後も守護霊獣は残ると考えるんじゃないのか?
ナスビに霊獣ついているんだし。
なんで当然のように「消えるはず」と言えるのか理解に苦しむ。
確かにナスビーに守護霊獣がくっついているのは気になる。
ナスビーも王位継承戦の対象者と考えるのが一番自然なのでは?
カチョウフウゲツが船外に脱出した時襲ってきた手は継承戦から降りた事で壺中卵の儀によって下されたペナルティかと最初思ってたけど、他の考察で実はモレナに念を授かったエイイ一家の誰かの能力で死んだんじゃないかって説が浮上してて気になった、もしそうならそいつ王子殺した事でレベル50一気にアップしてることになるんだよな
33巻。ナスビィの述懐
1ー「古文書によると初代の王が蠱毒より発想を得てこの壺を具現化したとあるホ」
2-「故に今回の王位継承戦は、由緒正しい壺の使われ方だと言えるホイな」
3ー「子供達は壺の能力を借りて全く自覚する事なく、自らを守護する霊獣を育むのだホイ」
4ー「守護霊獣は自身を形どる器だホイ。脆く弱き器は王にはなれぬホイな」
述懐その2を簡単に言い換えると…というか、ナスビィが言ってない事を補足すると…「前回の王位継承戦での壺の使われ方は(蠱毒方式ではなかったので…?)異端だった」となる。
そこで一つ説きたいのは、前回の王位継承戦の勝者である ナスビィ=ホイコーロ は、今回の14兄弟の王子達とは異なった形式の王位継承戦を通して…あるいは壺の使われ方を通して、あの独特なフォルムの守護霊獣を得た、ということ。
ナスビィの世代は、蠱毒方式とは違った王位継承のやり方だったのか?
あるいは、父王からナスビィだけが優先的に守護霊獣をもらったのか?
まさか父王が王位継承戦を始めようと思った時には、ナスビィは全てのライバルを排除済みだった? …なんてな。
いずれにせよ、ナスビィの守護霊獣…その能力はむしろ、ナスビィが王位に着いてから必要な能力。それらを象徴したフォルムをしていると思う。
子沢山、多聞、多数の味方と手を取り合う用意、釘をさすような棘、偽りを言わぬ一枚のみの舌など。
チョウライのコインについての考察板も出してほしいなー
守護霊獣は何らかの方法で王子を守るものだけれど、王になった後の守護霊獣は何をするのか。ナスビーホイコーロの守護霊獣は何をしているのか気になるところだ。
強力な念ですからその分制約と誓約も重いと考えられるので、現在分かっている以外にも制限をかけられている可能性もありますね
ただ私としては、王位継承争いをするだけなら守護霊獣やカキンの樹は必要無いはずですので、王位継承戦以降にも何か影響が残るのではないかなと思っています。
継承者がとっくに終わっていると思われるナスビーの霊獣が今も残っていることから、霊獣は消失しないだろう。
ナスビの念獣はなんなんだと思ってるわけ?
王位継承戦のみで有効の念獣でしょうね。
じゃなかったら普通の念能力者に比べて強力すぎるので。
王位継承戦が終わったら守護霊獣は消えるだろうね。
王子を守護する必要がなくなるから。
子孫繁栄のため能力で、且つトリガーは王即位の意なので、王位継承戦が終了したら(王が決定したら)霊獣は消失する。