【HOT】冨樫先生のハンターハンター連載再開と休載の最新情報

王位継承戦で最後まで生き残る王子は誰なのかを考察

王位継承戦で最後まで生き残る王子は誰なのかを考察

王位継承戦で最後まで生き残り、次のカキンの王になるのは誰なのかを考察。

ストーリー:暗黒大陸・王位継承編

王位継承戦で最後まで生き残る王子は誰なのかを考察へのコメント

No.31 pull 2024/12/09 10:37

・イカサマペナルティ操作
これラストターンでイカサマでXを引き当ててたらどうなるんだ?
その場合はXを開けずに操作されリタイアを宣言するのか?

YESNOの二択は本人の優先度を汲み取っているっぽい?
仲間になりたい人がイカサマ発覚したらNOを選ばせられるだろうから願望とは逆を選ばせられる?
ボークセンの最悪はNOのはずだがYESを選ばせられたのはモレナの都合優位じゃないか?
YESの殺人が嫌でも、モレナに裏切られ殺されるまでの時間的猶予が発生するので、やはり即死のNOよりマシ。

ちょっと腑に落ちないな。

モレナ達はイカサマに気付かなかったのではなく、確認する必要がなかっただけ。
イカサマをリタイアと見做すのは説明不足を感じないでもないんだがペナルティがあるのは暗黙の了解というものか。

キスだけでのレベル0の感染状態とレベル1の念獲得状態を区分していたのも納得。
レベル0がイカサマ操作の条件か?とも思ったが、ここは微妙なところ。

疑い深くなったボークセンがサイキンオセンは会話も筒抜けと推測しているが、そこまでの性能があるかは疑問。
3つの能力のうちの一つに過ぎないシークレットウィンドウの盗聴能力が、接触マーキングもせず(おそらく視認マーキング?)任意の対象の盗聴を行っていたことから、盗聴能力自体は比較的やさしい能力分類ではあるんだろうが。
図にしやすいパラメーターなどなら22人いようと管理可能だろうが、22人の言動を常に盗聴し続けるのは人間には無理だろう。
なのでこれはボークセンの杞憂であり、説明不足を利用した心理誘導だと思う。

・ボークセンの新たな目的とは?

これは、ゲームの停止→「運営」の破壊→モレナの抹殺だろう。

覚悟を決めて殺人を行い、特質系能力を獲得するのが定石か。
オトシン達以外にはヤクザくらいしか頼れるところはなくなった気がするがどうなるか。

・シュウ家
チョウライが避難。
ヒンリギが旅団と敵対予定。
モレナの情報を売っても旅団に渡らない?

・エイ家
オウケンイがモレナと繋がり。
ルズールスも避難?

そもそもモレナと仲間扱いされて危険か?

ツェリとハルケンが共謀?

このことからわかるのは、
・ハルケンはベンジャミンを直接弓で撃てない?
・そもそも弓の能力自体をハルケンは使えない?

・ツェリとハルケンは本当にズッ友だった?
・暗殺はハルケンの独断行動であり、ツェリはベンジャミンの私怨からの貰い玉?
容疑者として拘束されているのが誰なのか気になるところ。

嫡外子(婚姻関係のない男女の子供)に次代王位を継承しようとしているベンジャミン
これは壺中卵の儀のルールとしてどうなのか?
念能力が介入するだけでも無限に例外が発生するので、制度上認められているのならこれくらいの例外は認められるのか?
システムを管理してそうなギザ念仏がうまいこと能力調整してくれるんだろうか?

おそらくベンジャミンは霊獣の都合は無視して、自分のベンジャミンバトンを子供に託そうとしているような気がするが。

そしてこれは王子の婚姻は認めれていないが子作りは認められているということか。
謝肉祭は王子は関与してないと思っていたが、ベンジャミンも参加していたのか?

15番目の王子と目されていたウンマの部屋の赤子はベンジャミンの嫡外子のよう。

祖母のウンマが子育て代行をしているだけか?
正式な王妃との間でない嫡外子でも王位継承権はあるのか?
ベンジャミンとウンマの不貞の子供だなんて考察もあるが、ちょっと気持ち悪すぎる。

だが、ベンジャミンにはまだ明らかになってないスキャンダルがある。
正式な王妃の間の子供ではあるが、どうせ不敬罪があるならそこまで血に拘る必要はない気がするが。

No.30 pull 2024/12/04 13:47

今回の韓国の戒厳令がハンターハンターに及ぼす主な影響

作中で特殊戒厳令が発令されたが、建前上カキンが民主主義国家である以上は、国会議員が集まって解除案を可決すれば戒厳令は解除されるんじゃないのか?
カキンの国会議員が乗船しているのなら一層か?
すぐに自由になるっぽいからやろうと思えば簡単に集まれそう。
それとも彼らは継承戦に関与しない立場を取って、消極的にベンジャミンに利する行動を取るのか?
それとも実質的には王族政治体制であるカキンにはそんな権利は議員には付与されてないのか?
軍部に匹敵する権力を持つのは司法局だけなのか?
立法府は司法局と違ってカキン王朝の犬なのか?

という疑問が噴出すること。
冨樫はこういう読者の認識レベルに対応して、それなりのリアリティラインを示すアンサーを作中で描かなければならない。
だがこれ以上、有象無象のキャラクターを登場させるわけにもいかないか?

カキンが建前上とはいえ民主化をしたのなら、君主制の民主主義国家ということで、名目上の君主のナスビ国王とは別に首相と議員がいなければならないと思うのだが、これがさっぱり描かれない。
まぁ描くまでもなく立法府が王朝の傀儡であることは想像に難くないのだが、じゃあなんで司法局だけは強権を持ってるのかこれが不思議だ。
都合の良い舞台装置である感は否めないのだが、冨樫ならこの歪みにもなんらかの意味を持たせているのではないかという信頼がある。
情報爆弾などを集めるよう指示しているであろう最高裁判官クレオパトロはその地位にしては随分若い見た目だ。
恐らく念能力者でオーラで若さを保っているか、親族がナスビの側近か、あるいはその両方か。
戒厳令が発令されると裁判所はその機能と、継承戦に対する抑止力を失う。
だが司法局は当然、特殊戒厳令も想定し、なんらかの対策を講じているようだ。
カイザルがシュタイナーに渡したスイッチがなんなのか。
あんなちっぽけなスイッチ一つを押したところで何が変わるのか?
こればかりはさっぱりわからないので続きを待ちたい。
だが今連載期間内にわかることはどうやらないんじゃないんだろうか…

No.29 pull 2024/12/03 01:20

モレナ
「キスするのは仲間として私の能力を与える為の条件の1つなの」

やはり仲間になるのも能力を得るのも3つの条件を揃えなければいけないような気がする。

「B,私とキスして能力を感染する事」

これは能力が感染はするが発現はしないというような文意か?

そしていよいよボークセンの真意がわからない。
仲間にもならず、能力も得ず、YESと答えるメリットとは?
Xの安全性役を放棄してるだけなので、すぐにボークセンを処理場へ連れて行って誰かを殺せば「仲間」にすることが出来てしまう。
それはボークセンの主体性を踏みにじる行為だからしないのか?
YESと答えた以上は、それくらいはする連中だと思うが。

とはいえ、仲間にはまだ一人空きがいるので、特質系枠はボークセンでなくてもいい。
ボークセンはどうにか切り抜けるのだろうが、生還後に仲間の保身だけのために行動するようなつまらない展開にはならないといいが。

問:ボークセンは持ち帰った情報を誰に伝えるか?

・国王軍
モレナとの結託を疑われそうだし、特殊戒厳令下でまともに機能して無さそう。
実質ベンジャミンへの報告となるので、ボークセンが王族政治肯定派に与することはないだろう。
・オトシンたち
まずは仲間内での情報共有はするだろう。
拐われたら探すなと言われていたが、戻ってきた仲間を疑って拒絶しろとまでは言ってない気がする。
操作系能力を想定した上で、身の潔白を証明する秘密の符号をボークセンなら考えていてもおかしくはないがどうだろう。
・ツェリードニヒ
ここに対するアプローチをどうするかが肝か。
モレナの凶行を止めたい気持ちを考えれば、二重スパイとして制限した情報をツェリに与え行動を誘導しようと考えるのでは。
しかしツェリには嘘に厳しいウマ霊獣がいる。
念に半端に覚醒していたらそれも見抜かれる。
一番身の潔白を証明するのが難しい相手といえる。
そういえば講習会に行った私設兵はどうなったのだろうか。
手土産とは獲得した能力のことだと言えば許してもらえたのだろうか?
操作されてない証明としてクラピカの首でももってこいというような意味で言われてた気もするが。
・十二支んミザイストム
ボークセンは准協会員であり、ハンターは念のスペシャリスト集団であり継承戦にも中立の立場。
善意の第三者に助けを乞うのならここが駆け込み寺として一番有力だろう。
その情報はクラピカ,下位王子同盟とも共有され、一気にクラピカ陣営が優勢になる。
しかしそんなイージーゲームは冨樫の好みではないか?
・シュウ家シャ家
元々ボークセン達と連携していた両ヤクザ。
モレナ達の情報を売れば、旅団にも伝わり、一気にモレナ一派は劣勢となる。
だがおそらくボークセンはそんなことはしないのではないか?

しかし眼の前でシャッフルするのは、ジャンケンの手が見切れるゴンキルクラスの動体視力があれば簡単にイカサマが出来てしまうと思うが、ノブナガの前でイキったルイーニーといい、どうもカキン編は達人クラスのフィジカル強者を軽視している傾向がある。

まぁゴンはビスケにすらバレずにジャンケンでイカサマをしていたのだが。
しかしゴンにイカサマジャンケンを教えたクジラ島の漁師は一般人だろう?
この世界の軍人のフィジカルだって相応のものであるような気もするが。

No.28 pull 2024/12/02 13:08

勘違いしてたが、3つの条件で達成されるのは仲間になることか。
能力の感染自体はキスのみで達成される。
これは3つめの条件さえ達成しなければ仲間になる強制力は働かないってことか。
逆じゃないかうっかりしていた。

とはいえ、レベル1の感染状態になったところでたいした得があるようには思えないが。
制約で安全が保証されていたXの方がまだ生存確率は高かったように思う。
つまりリスクを押して能力を獲得しやりたいことがボークセンにはあると。

しかしボークセンは、殺人を手段にはしないし、情報を持ち帰ってモレナ達を止めるつもりなんだろう?
まさかこの心の独白をいきなり冨樫が翻すとは考え難い。
それにいったいレベル1の感染状態が何の役に立つのか…?
やはりさっぱり先が読めないなこのマンガは。

・ボークセンイカサマ説

二枚のカードを表にする時にリターンカードに傷をつけ、XとNOの二択を外し、最後にリターンを引き当て、傷を隠すためにクシャクシャにしたらしい。
なるほど、気付かないモレナ達はどうかしているが、筋は通っている。
モレナ達は制約上イカサマが禁じられているが、感染側はそうではないと?
これが認められるのなら、進んで仲間になりたがる人間がローリスクで条件を達成できるので制約にならないんじゃないのか…?
まぁモレナ達に気づかれなければセーフ判定なのだろうが、制約のリスクを聞いた上でイカサマを実行したのならボークセンは予想以上に頭がキレて肝の座ったキャラだ。

カードの心配をしたのは、状況を誤魔化すためで、オトシン達を感染させようとしていたわけじゃないらしい。

しかしわざわざ新品のカードを使うのになぜイカサマの印に気付かない?
それだけがこの説の瑕疵だ。

37巻120ページ
クラピカ
「能力の系統は本来、他人には決して教えてはいけないトップシークレットだ」
「私のようにどの系統か判別のつかない特質系ならば影響は少ないが」

当時はこのセリフを理解するために頭を捻ったものだが、ようやくその解答が得られた。
疑似エンペラータイムのようなもので特質系は自由に系統パラメーターを伸ばせる。
私自身完全に納得はしていなかったが、論理的に考えてそうとしか考えられなかったのでそういうものなのだろうと結論づけていたが、ほぼ正解じゃないだろうか。
特質系自由位置説を唱える翁と似てる説でまったく誰の賛同も得られなかったが、考察とはこういうものだ。
このサイトのどこかに書き捨ててあるので読んでみたい人は見つけてみるといいだろう。

No.27 pull 2024/12/02 09:35

第三の条件を満たしたところで、ボークセン自身が殺人を行わないのならレベルは0のままで特質系能力は発現しない。
しかし、YESの答えを引き出しながら協力はしないなんて状況くらいモレナは想定しなかったのか?
YESと答えた以上、殺人と協力を強要される強制力が能力にあるものだと思っていたが、あくまでモレナは仲間の自由意志を尊重するようだ。
私の主体は私。
モレナの怒りの源泉がそこにあるのだからしかたないこととはいえ、世界を滅ぼす目的に言葉の説得だけで賛同してもらえると思っていたのならちょっとお花畑じゃないだろうか?

No.26 pull 2024/12/02 07:54

ボークセンの解答はYES
ただし、仲間にはなるがアジトからは出ていってボークセンなりにカキンを変えるように動く。
ここでの出来事を忘れるなんてのは適当な嘘。
情報を最大限活かすという心の声がボークセンの本音。

うーむ、面白い。
予想の斜め上を行く。
ハンターハンターはこうでなくては。

今回明かされた第三の条件、モレナ一派の殺人を目撃しない限りサイキンオセンには感染しない。
一見、Xを即没収され無意味に思えたターンにもちゃんと意味がある。
更に聞き出した情報によって、ボークセン自身の行動が制限されない確信を得たのだろう。

くしゃくしゃのカードの心配をしたのは、さらにオトシン達を感染させるためか。
仲間の数を明示したのも、感染枠の残りを読者に明示するためだろう。

しかし感染枠は減ったら増やせるんだな。
てっきり一度限りの制約だと思っていたが。
まぁこれはメンバーゼロ側にも時間制限の制約があるとすれば帳尻は合うが。

出入り口は5つ。
ボコンテのトビラが3つと、二層への出入り口と三層への出入り口か。

>一言一句同意だな。

珍しく同意見なようだね。ありがとう。

>ツェリードニヒはモレナと旧知なのだが、まさか顔面の二線(ヒキツレ)が嘘っぱち〈 = 王家の血を引かない 〉だとは知らないのだろう

普通に傷跡が二線者か肉の印なのは知ってると思うが。
それにツェリは本物のモレナとは旧知であっても、偽物のすり替わった肉モレナとは面識はないんじゃないか?
襲名式で顔を合わせていたとしても、今の顔が元の顔でない可能性は高いし、本物のモレナと勘違いしてた可能性もある。
二線者は王家の血を引いた祭孤児ということが確定したので、そこまで本物のモレナもツェリと深い付き合いはなさそうに思えるが。

>こんな遅くにサイキンオセンを始めなきゃいけない理由が判らない。

感染してから1,2ヶ月以外に100人殺傷して抗体を作らないとサイキンに殺される能力で時間制限があると見ていたんだけどな。
だがこのリスクの説明をせずにキスをした意味がわからない。
4つ目の条件としてリスクの説明がなければおかしい。
そんな制約はないとみるべきか、あるいは死ほどの高リスクではないが時間制限はあるとみるべきか。
1ヶ月たったら自然治癒して能力が消失する制約…とかか?
これならボークセンにとってはノーリスクだが、モレナにとっては痛手だろう。
ただし再び感染したら力を取り戻すことができるので、能力を永続させるには永遠に殺し続ける必要がある。
こんなところじゃないか?

>サイキンオセンに感染したからといって、たちまちフィジカルエリートに成れる訳でもないのだし

いやなれるだろう。
念無しと念ありは子どもと大人の差が出るぞ。

>ちゃんとしたヤクザの力を弱めたせいで、反社のヤクザ未満が暗躍している今の日本は、コレを笑えない。

どうだろうなこれは。
行政の手の届かない、ヤクザが管理するしかなかった領域というものがあった頃ならその存在は必要悪として認められていたのだろうが。
現代にヤクザが裏社会で実権を握っていたとして、半グレが闇バイトができないように睨みを効かせられるものか?
それはヤクザでも管理不可能な手に余る領域だろう。
ネットでつながる闇バイトはある意味、完成した旅団のシステムともいえる。
手足をどれだけ失おうとも、たとえ頭が代わっても、根絶することは不可能なんじゃないのか?
これを根本から解決するには2つ、闇バイトしなくてもいいくらい生活レベルと教養レベルをあげるか、民衆を武装させるか。
前者はただの理想論で実現困難。
実際には後者の蛮族に対処する中世の価値観に戻るしかない。
セキュリティとスタンガンがこれからのトレンドになるんじゃないかと商機に敏い者なら気が付くだろう。
そんなことより第三次世界大戦の勃発の方が近いと思うがね。

はじめのボークセンの日和見主義な価値観は実に日本人的で、対岸の国でどれだけ人が死のうと私達は知ったこっちゃない。
自ら銃を手にとって戦いに行こうだなんて死んでも考えやしない。
だが精神の安寧上、反戦を願っても見せる。

絶対に殺人を手段に選びはしないボークセンが、彼女なりの戦いをはじめようとしている。
情報を手に、特質能力には頼らず、モレナたちに救いの道を示せるのか?
まぁ第三の条件を満たすのは時間の問題だろうが。

>名簿未定出の期間が、この期に及ぶほどに長きにわたっているのか?

名簿に載ってる人物は元エイイ組で、全員殺されてるんじゃないか?
モレナだけでも45人殺している。
まぁエイイ組にも10点念能力者はいただろうが。
すると最大でも4人。
随分少ない気がするがそんなものか?
シュウとエイも判明してるのはそんなものかも。
まさか無能力者に念能力者が殺されるなんてこともないだろうし。

>それらのサンプルデータを取る機会がなかったとは言い切れない。

いや、水見式って水に対して発を行うんだぞ?
念覚醒してないとムリなんだが、何か勘違いしてないか…?

やはりモレナが持つ能力に、未能力者の系統を判別するオプションが備わってると考えたほうが自然かな。
その精度はドッグマンには劣るが、何故か私設兵の中に特質系がいることはわかるというなんとも不自然で奇妙な性能の能力ということになってしまうが。

>クラピカの方が先に、ウボォーギンが未修了の、より高い強化系の技・自己治癒力の強化・上を修得していたのではないか? 

そりゃそうだろう。
クラピカのそれは治癒という昇華された固有能力なんだから。
高度な治癒を強化系で行いたいのならそれなりのメモリを支払わなければならない。
ビッグバン一本強化のウボォーは固有能力に匹敵する治癒能力にメモリなんてふりたくなかったんだろう。
戦闘続行できるだけの止血能力などがあればウボォーには必要十分。
欠損の治癒は後でゆっくりマチにでも任せていたんじゃないのかな?
マチなら欠損部位だって他者から移植なりして拒絶反応すら起こさない神業治療を披露してくれそうだ。

>貴方はモレナやヨコタニが持つメモリ全体を、どう考えているのよ?

モレナの系統は5系統バイブリッドと明言されている。
どれを何にって話だが、サイキンオセンに具現化要素はないな?

強化:メンバーのオーラを増強
変化:オーラを唾液に
放出:遠く離れたメンバー間の補助
操作:カードゲームなどが条件型の制約
具現化:コミューン形成能力?

けっこうしっくりくる解釈だと思うがね。
さらにエイイの念能力者推定4人を殺した能力。
念能力者のヤクザ4人を能力なしに素の強化オーラだけでやれるのかな?
まぁ特質ならなんでもありではあるが。

>余裕がある

サイキンオセンは制約マシマシで強化した能力だとは思うが、余裕があるとは感じなかったな。
世界を終わらせることが出来る能力の核なんだから全身全霊を注いでいそうなものだが。

>サイキンオセンと自動修復の壁の、全く別の技を二つ、個人で持つのは、かなり難しいと思うのだぜ?

モレナのサイキンオセンがもらいものって説はまだあるんじゃないかと思ってる。
モレナのレベルが45なのはメンバーゼロになるとレベルもゼロにリセットされるから。
モノローグでモレナプルードの能力と説明されていたが、これは本物の二線者のモレナのことかもしれない。
壁の術者が遠く離れているよりは、こちらの方がまだ可能性はあるだろう。
まぁ無理筋ではあるが。

>ヨコタニ

プレデターといい相変わらず具現化念獣は燃費の悪そうな能力だなと思うよ。
ダブルで示された放出・操作・具現のハイブリッド能力の高メモリ性を制約でどうにか解決して運用してるんだろうが、そもそも効率の悪い系統をブレンドするなという話だ。
ヨコタニ自身がガンダムになるとかもっと効率の良い能力があるんじゃないのか。
だがそういうのはツボネやゴレムのようになぜか運用にジョイントエネルギーを必要とする。
このへんどうやって冨樫の中で帳尻を合わせてるのか聞いてみたいものだね。

墨攻の条件が、「モレナのいるアジト」だが、さらにこのアジトの作成者が第三者だとすれば、ボコンテも合わせて4人でコンボ能力してる能力となる。
人員を割きすぎじゃないかね。
「モレナのいるアジト」を条件に組み込むのならそのアジトの強化もヨコタニがしてるとするのが自然な気はする。
はて、強化といえばオラルジ…?
ノブナガの系統推理が外れてると見たほうがいいか…?

ヨコタニは犯罪者には無敵だが、国王軍には無力。
そいつらを蹴散らす強化系能力者がオラルジだと思っていたが…?
まぁ壁の強化をしていたからといって、素の強化系能力が弱いなんてこともないんだろうが。

No.25 長文翁 2024/12/02 00:32

特質系を探していただと?/細菌汚染開始のタイミング/特質系についてのモレナ、ウイング、冨樫の見解と齟齬/壁の能力者の正体

>> 22 、pull氏の文を引用しつつ、我が意見を書く。

>>ボークセンが特質系
>特質系は3000分の1の確率(思ったよりずっと低い)なのに、本当に私設兵6人の中から特質系をピックしてきていた。これはたまたまなのか?
>あらかじめ私設兵の中に特質系がいるという情報でもなければ立てようがない計画に思えるが…
>私設兵さらってくるついでに特質がいたらラッキーだからそいつさらってきて、なんてお願いをしてたのか?
>そのために時間をかけてレベルをあげた?
>いまいち腑に落ちないんだが、これ他の読者は気にならないんだろうか…?

  →  一言一句同意だな。このまんま追加の説明( = 作中での仄めかし)がなかったら、これこそ冨樫やっちまったなぁ~案件だ。
  考察:冨樫が、物語が余りに冗長になるのを避ける為に、いくつかのエピソードを纏めた? 知らんけど。

    ✔ 第 38 巻、P74、75。後にボークセンがカードゲームをやることになるモレナの居室にて、エイイ組の面子が作戦会議をやっている。この時の趣旨は、
  1.今までツェリードニヒ王子の動向を報告していた間者(執事らしいが、その形貌を筆者は知らん。知っている人が居たら教えて下さい)が消されたので、情報が手に入らなくなった
    【 ❈ … ツェリードニヒが消したその人は、サイキンオセンに感染してはいなかったんだよな。能力の人数制限の 22人からは漏れてるからね? 】。

   つきましては、新たにツェリードニヒの動向を探れて、モレナに報告できる立場の人間が〈 今さら? 今から新たに!?〉必要になった。だから、

  2.リストに乗ってる私設兵を一人、新しく間者として仕立て上げようと思う。 “ サイキンオセンに感染させる事で ”   ←  !?

   ❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊

    1と2の段階で既に、間者の仕様からして違いが在る。
  先に消された人は誰かの、そして何らの念能力の支配下にも居なかった( 金等の欲得のみで務めていた )が、新しい私設兵はサイキンオセンに感染させる予定だ。
  しかも最近の作中の話を追うに、サイキンオセンに感染したからといって、必ずしもモレナの支配に逆らえない訳でもなさそう。上意下達かつ不可逆の縛りが無さそうなのだ( = サイキンオセンとは、下剋上が可能な操作系能力だと見受けられる )。
   【 だからこそエイイ一家は、ボークセンを心から説得しようとカードゲームをやってもらっている 】。

    ツェリードニヒはモレナと旧知なのだが、まさか顔面の二線(ヒキツレ)が嘘っぱち〈 = 王家の血を引かない 〉だとは知らないのだろう。だからという訳ではないが、今まで同じ父の子だと思っていたから、表面上は仲良くしていた。
  そうでなくとも、三つのマフィアの均衡を崩すような事は、ツェリードニヒは大嫌いだと思う。
  さらには、陽射しを浴びる王道を歩ける王族に対して、常に日陰者として生きる二線者としての立場の違い。それをわきまえないモレナを粛清する事は、王族として必定。

   ♡〜♡〜♡〜♡ ♡〜♡ ♡〜♡〜♡〜♡

    一つ懸念するのは、死後残り強まる念について、ツェリードニヒはいつ勉強する事になるのか?
  単にサイキンオセンというだけでもモレナの死後に残るのは確定なのに、モレナが死んだら、そのオーラは飛んでいって、仲間たちに均等に分配されるだろう(?)。
  ? → そうではなく、モレナが最も気にかけている感染者が、モレナのパワーを一手に受け継ぐ事になるのか? ビヨンドの種による強い添え物ではないが、殺してはマズい念能力者も居るという事は早目に学習せねばならない。

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    ☆ エイイ組がサイキンオセンを発動、開始したタイミングが、何故に上船して二、三日後だったのか?

> カード面接→エイイ惨殺→サイキンオセン授与
> 念覚醒前のパンピー状態でエイイ組を「殺し合い」で皆殺しにしたのは違和感があるが、覚醒前から殺人技術に優れた達人たちなのだろうか? / 中にはフィジカル系じゃないメンバーもいそうだが。

  →  まさしく。乗船した人間の中には幻影旅団もいた事から、念能力者で有る無しに関わらず乗船できたはずだ。こんな遅くにサイキンオセンを始めなきゃいけない理由が判らない。

    さらに言えば、元々のエイイ組の構成員を皆殺しにせねば、そりゃ乗っ取りなんて事は上手くいかないだろうから。皆殺しはしていることだろう。
  でも、じゃあどうやって? サイキンオセンに感染したからといって、たちまちフィジカルエリートに成れる訳でもないのだし、単純にポイントの加算の件だけでも、感染を後回しにする理由が不明。

   〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃

    一つ言えるのは、エイイ組の面子だけは他の組と違って、 “ 名簿 ” を提出していない … って点だ。

    □ 筆者の言う “ 名簿 ” とは何か?  →  ✔ 第 37 巻、P197。エイイ組の女が、シュウウのヒンリギに対して、自分らエイイ組の面子は未だ一般人扱いなのだ … と告げるシーン。
  ■ マフィアの構成員である事を軍隊や司法が管理できるように、マフィアは国家カキンに対して「構成員リスト」を提出している。
    ❈ これは日本式( つまり冨樫は、古来のカキンマフィアを日本式のヤクザ組織に準えている )。例えばシャアア組で言えば、薔薇の刺青の面子がそれに当たるハズだ。
  →  肝心な点は。国家カキンにおいては、構成員リストすなわち筆者が言うところの “ 名簿 ” を提出して、国家から管理されて初めて、カキンマフィアだという事。
   そうして初めて、縄張りと収入(シマとシノギ)が確約するのだ〈 = 国家から目こぼしてもらえる = 管理の抜け穴をワザと作ってもらえる = 実利が手に入る 〉。

    ❈ 余談:コレを完全に悪だとは言い切れない。ちゃんとしたヤクザの力を弱めたせいで、反社のヤクザ未満が暗躍している今の日本は、コレを笑えない。
   昔は、ヤクザになる事はカタギに戻れない事を意味していたのだ。刺青を入れてないから、俺はヤクザではない … では済まないのだ。悪いことやったらヤクザもん。まさかウェブ上でスカウトされてしまう程の価値判断、先行き判断しかできない世代が増えるとは … 。ワシはトホホと嘆いているよ。

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    余談:それに対して例えば、イタリアンマフィアは目立たないようにマフィアをやっているので、構成員リストなんてものは存在しない。
  日本人にはピンと来ない話なのだが、イタリアンマフィアにとっては実利が旨味であり、大事。それを隠す事にも大事な意味が有る。だって、金持ちだと露見すれば、その財産を悪者に狙われてしまうだろう?
  立派なスーツを着こなして外車に乗り、大門を飾り、刺青で一般人を威嚇し、見栄を張るなんてバカバカしい。そんな目立ち方をしたら、反社の連中に「強盗に来てくれ」と言っているようなものだ。
  そもそも、目立つマフィアを壊滅させない警察組織とは何なのだ? 市民からの突き上げもある。イタリアでは警察のやり方だって反社会的なのだ笑。日本のように「法に違反しない限りは壊滅できない」なんて甘いイタリアではないのだ。だから彼らは、目立たないように隠れて反社会的殖産に勤しんでいる【 資料:ジョジョ奇妙の第5部、イタリア編 】。

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    ゆえに。エイイ一家がスムーズに代替わりできた件の裏には、 “ 名簿 ” を提出していない件が、なんか関わっているんじゃないか?
  警察はもちろん、元のエイイの構成員も、シン・エイイ組の面子を捕捉しそこねた原因 … ? まぁ解んないけど。

    そして冨樫のこの作劇には、まだ謎が有る。というのは、そもそもなんで、名簿未定出の期間が、この期に及ぶほどに長きにわたっているのか?
  普通に考えたら、代替わり即、名簿提出じゃなきゃ、国家はマフィアを管理できないだろう? (  ←  その点は、いざの時に超法規的裁断で新生・エイイ一家のケツを持つ予定の、ツェリードニヒとて同じことだ。管理できなきゃ困るのだ )

    で、今更ながら一つ判ったのは、どうやらエイイのモレナと、シャアアのオウケンイは、目的を一つにした仲間なんじゃないか? って匂わせだな。
  そうすっと、後から読者が「ああ、なるほど」と納得の行くウルトラCを、冨樫が作中で示してくれる蓋然性 … コレは残っている。

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    ☆ 作中での特質系の扱いについて
> モレナが特質系の確率を独力で調査??

    筆者は、10万人のサンプルデータが採れたから、自分の学説を発表したっていう人物を知ってる。
  モレナは前のエイイ一家で、人身売買取引のアジトに居たらしいので。それらのサンプルデータを取る機会がなかったとは言い切れない。

    やり方は単純に、何か栄養が有る浮き実(パセリやクルトンの類い … 貧乏ならば、一枚の乾燥した茶葉を浮かせても、それが不自然だとは言い切れない。単なる香り付けだと言えばよい )が浮いた白湯を、両手で掴む類いの〈 真っ白系の色味の 〉器に入れて、被験者に持たせて、手を温めさせて、次いで飲ませていたのではないか?
  つまりは、直ぐに飲むにはもったいない温かさを保持した白湯を被験者に持たせる、水見式って事だ。体が冷えた被験者ならば、結果的に水見式になるって事は、あり得るんじゃないか?
  器の内側に模様が有れば、そこまで白湯を注いでおく。増えるか減るかすれば、強化系生まれだ。

    「 真ん中に浮いたお茶っ葉が動き出すかもしれないわよ? 手が暖かくなるまで、見つめていたらどうかしら? 」 ←  素直な子供ならば、じっと見ているかもしれない。
  茶葉の色ではない変色を来たせば、そりゃ放出系生まれって事だ。そもそもカラカラに干からびてひねくれた茶葉の一枚くらいでは、そこまでは著しくは変色しないものだ。
  もしも茶葉に油気があれば、浸水が遅れて、しばらくは浮いているかもしれない。それでは油気の有る茶葉とは何かと言われても、筆者は知らんけど。
  … あ、そうか? 「 甘い!」とか「 味がヘンだ!」とか抜かす子供がいればそれは変化系って事だが … なるほど、お茶っ葉が一枚でも、そりゃ味は変わるな? この仮説の大抜け穴だな笑。本来の味は単なる白湯だ … ってのが、本来の水見式の端緒だもんな?

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    ついでながら。豆知識。
  モレナが長く居たそのアジトは、闇病院とも繋がっていたそう。闇病院ってのは、表の玄関は一般社会に向けて開いている。つまりは普通に営業しているのだ。じゃないと収入が足らない。
  ただし。特別な患者が来た場合に、非合法的な便宜をはかる場合が有る。そんな病院を裏社会では闇病院と呼称している。つまり闇の営業からのアガリは、表の営業の、プラスアルファってことだ。税理士が知る事のない収入源ってこと。
  大なり小なりどの病院も、患者や身内に都合のよい、例えば本当の診断結果を逸脱した処方箋を出す … くらいの事はしているだろう。その線で一線を越えてなお甚だしいのが、闇病院って事。詳しくは書かない。

   ✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦

    でもねえ … 。モレナの顔面がカタギならば、その病院で看護師だの栄養士だのの真似事をしていたのだろう … という仮説にも信憑性が有るのだが。なんてったって、生まれて直ぐに二線者だものな。
  全部の祭孤児をとりあえず二線者にするってのは、管理のやり方としては徹底しているとは思うが。
  肝心な、いつ、どこでモレナは、サンプルデータを採取していたのか?  の解からは遠のく。なぜなら二線者に可能な職業や役職なんて、本当に肉くらいしかなかろうもん?
  肉の立場では、「 ちょっとこのお湯の器を、両手で持っていなさいよ。飲んだらいいわよ。温まるわよ 」なんて物言いは難しい。まぁサロンでは飲み物くらい出て来るものだが、それがお茶っ葉が一枚浮いた、不完全な白湯って事はあり得ない。

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> 心源流あたりがまとめているデータを見聞きしたのであれば納得できるが、私調べというセリフがひっかかる。

    私調べが不可解な件は上に書いた。次は ☆ 心源流が保有する特質系のデータや、分析の中身について。
  ★ ひよっこウイングの言う事は当てにならない、アイツの台詞は冨樫の作劇上のギミックに過ぎない、後の展開で読者をあっと驚かせる為の、前フリでしかない … というのが、元来の筆者の主張なのだ、が。

    それでなくとも今回、モレナが明かした特質系の特性と、ウイングの言った事の間には、齟齬が有る。
  有名なウイングの提言をおさらいしよう。筆者ははじめからそれをクソミソにけなそうという立場だったのだが、今回は別件から … モレナの言質から、間違ってると言わざるを得ない。
  ウイング曰く、✔ 第 13 巻、P125〜127。

    「(意訳 … 練の稽古に勤しむ操作系生まれのズシの眼の前で言ってしまうが笑。まぁキルア君の前では言わなかったから、それだけでも良しとしよう笑 )
    強化系に生まれたからには、私にもゴン君にも、特別な必殺技なんて要らないのです。なぜなら、
     “ 特質系も含めた6つの系統の中で ” 、最も攻守のバランスが良いからです 」

   ❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊

    ❈ 早目に、筆者注意:筆者は別に、ウイングが言った件が、そのまま心源流の公式見解だと( そしてそれが間違っているのだと )言ってる訳ではない【 つまり筆者は、モレナの言った件とは食い違っている … と言いたいのだ 】。
   ウイングは自己の拙い経験から得た、間違った感想をゴンに述べているだけかもしれないし、それは心源流の意見とは異なっているかもしれない
   【 だってビスケは実際に、六性図を山形に稽古せよと言ってる訳だし。けして強化系に生まれたら強化系を伸ばすだけで最強、他の系統には負けない = ウイング提言 ↓ なんて支持してはいないんだからね? 】。

   ♡〜♡〜♡〜♡ ♡〜♡ ♡〜♡〜♡〜♡

    押さえておくが。ウイング提言とは  →  ◇ 強化系に生まれたラッキーメンは …

  ◆ 一。纏と練を極めて行けば、その他の五系統に競り勝てる必殺技レベルになる

  ◆ 二。放出や変化等の隣り合う系統すら、不勉強で構わない。まして具現化や操作なんてもってのほか
    〈 ✔ 第 7 巻、P111。ウイングによるカストロボロカス理論。
    同じくP110。ギドが独楽に用いていた操作系すらもじんわりと否定している。
    強化系を極めて行けば = 放出、変化、具現化、操作なんて要らない … という、第 13 巻で初出のウイング提言に回帰する理論・言質だ 〉。

  ◆ 三。特にゴン君。締め切りの迫ったオーディションに向けて、特別なリスクを背負おう … なんて早まった真似をしては、絶対にいけませんよ
   〈 = クラピカの真似をしてはいけない = ウイングは、クラピカという人が極めて危ない制約を設けて、誓い、バネを跳ね上げた使い手になってしまったのだと見抜いている。
    そしてゴンには、制約を設けた中でしか使えない、バネの跳ね上げで威力を増す技を求める事を、勧めたくないのだ。それが強化系の使い手にはいまいちそぐわないのだと、経験的に理解しているのだ。
    この件は後にナックルが、予備動作が大きく、絶のリスクを背負うジャジャン拳を全否定した件と、まったく同じだ 〉

    ❈ 上の ◆ 三 については、ビスケがゴンの修行を診ていて、後のジャジャン拳を否定しなかった件が補足となる。すなわち、ウイング提言が真に心源流の意見であるならば、そもそもウイングとビスケの段階ですら違いが生じているのだ。
  結果的に我々読者は、ビスケの方すなわち『 ジャジャン拳を許容して伸ばす師匠 』の方が漫画としては正解だ … という件を既に知っている。

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    さて、本題。我々はウボォーギンを知るから、ウイングの言う事は半分は頷ける。
  例えば。フランクリンの念弾に耐えて接近し、掴んで、指や手首を引き千切れば、ウボォーギンの勝ちだろう。
  けしてウイングの台詞ではないが。『 リノリウム等の床材を指で抉って掴んで、オーラを込めて投げつければ、念弾の稽古も要らない。放出系の稽古なんて要らんのです。なぜなら強化系の稽古を積めば、放出生まれにも張り合えるからです』。自分の服の飾りボタンを引き千切って投げつけても良い。

    ウイングが言ってるのはそういう事だ。念使いの誰もがせねばならない、強化系の稽古だけで良いと言っているのだ。そして強化系の自分はいつか未来、ウボォーギンに成れるし、ゴンにもそれを勧めようというのだ。
  バカか? それでフィンクスに、フェイタンに、どうやって勝つというのだ?
  自分は紙っぺらカッターを飛ばす放出系や操作系の必殺技を持っているクセに、ゴンには放出系や操作系の修行を勧めないつもりか?

   〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃

    上でウイングはさも、心源流には特質系についてのデータが有り、その分析も済んでいる … だからこそ言える事 …『 “ 6つの系統 ” の中で最も攻守のバランスが良いのは、強化系の生まれだ 』と言っている。
  しかしながら今の我々は知っている。モレナの台詞を信じる限り … 特質系に生まれたならば、床材や石ころや飾りボタンを投げつける技でさえ、強化系生まれを上回るんだろう?
  例えば紙っぺらを投げる際に。手から放す纏を介する以上は、強化系の稽古だけでは威力は距離を経て低下するのだ。
  でも、同じ技を特質系生まれが「 自分の人生に必要だ 」と信じて稽古すれば、放出も操作も、衰え知らず。命中精度も威力も、強化系生まれを上回る。

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    強化系に生まれたならば、接近戦に持ち込むが吉。その当たり前の特性を、同じく特質系生まれも持っているのならば、その線上の戦術を伸ばさない手はない。
  なぜなら、最も必要となる攻防だからだ。不意打ちへの耐性一つとっても、時間を多く割いて伸ばしておけ ↓ 、と言える( つまりはより固い纏ってことね )。
  ✔ 第 9 巻、P26〜28。戦闘中のテンションのウボォーギンですら、遠距離射撃をモロに食らっている。アレがそのウボォーギンを( 複数人で喋りながら )物見していた( = つまりは遠距離射撃を食らう蓋然性が高かったのだ )シズクやマチならばどうなったものか、判らないだろう?

    まぁそれはともかく。ウイングの言質は、強化系に生まれた自分やゴンの最大のライバルとなる特質系生まれの特性について、間違っている。結果的に、ゴンにはウソを教えている。
  端的に言えば。接近戦での我が優位を志して成長した特質系生まれとその通り接近戦になった場合、ウイングやゴンは高確率で競り負けるって事だ。特に、攻防力の削り合いから、ちょっと距離を取った瞬間がマズい( その理由は既に上に書いた。ちょっと離れても威力の減らない念弾が飛んで来るからだ )

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    長く書くが、結局言いたいのは、心源流の特質系のサンプルデータは … ウイングの意見を聞く限りは、間違ってるって事だ。
  さりとて、モレナが言った事を完全に信じる訳にもいかない。なぜなら筆者がしょっちゅう言ってる通り、作中人物は、ワザと冨樫によって “ 間違った事を言わされる ” 役回りが有るからだ。
   ❈ この後者の件はまだ、どう転ぶのか定かではない。

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    僅かながら微かながら、冨樫自身が特質系について公式に作中で説明したのは、これまた有名なクラピカ・スケール … だけ … なんじゃないかな?
  ✔ 第 12 巻、P66。冨樫は言う。具現化系と特質系を行ったり来たりできるクラピカは、六性図上の具現化系の位置に留まったままで、そのどちらかの特性を出し入れできる(❈ 結果的には緋の眼ver.が優位だが、そのぶん燃料消費は多い )のだ、と。

  ▷ 具現化クラピカすなわち通常クラピカが、既に修得した放出系の攻撃技・指先どどん波を使う場合、100 オーラを費やしても、その威力は 40 オーラぶんしか出力できない。
  ▶ 具現化系能力者・クラピカが緋の眼ver. になった場合、同じ指先どどん波を使えば、100 オーラ費やして、100 オーラの威力で出力できる。

    このクラピカ・スケールの件は、モレナが言った内容と、半分は合っている。
  反対に合致しない方の半分とは、仮に緋の眼クラピカが稽古を積み重ねても、放出系をレベルマックスまではけして極められない … という点だ。

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    ❈ 上の件の際に、クラピカの六性図上の立ち位置が、けして特質系の位置には移動しない … って点について、要注意。もしもそれが可能ならば …

  ✕ その1.クラピカは緋の眼の際に〈 例えば具現化系レベル10 の時に 〉その他の五系統について、レベル10までも修得可能という事になってしまう【 違うんだけど、影分身の時に内容が濃い稽古が積めるナルトに少し似通っている。そんで冨樫はココで、そんなこたあ無いと言っている 】。

  ✕ その2.特質系の位置に移ったクラピカは、最も苦手な科目が強化系( = 修得レベルが 4/10 の、そのオーラ消費効率が 100 % )となってしまう【 それではせっかく冨樫がココでワザワザ、緋の眼クラピカにとって最も苦手な系統は放出系だよ、と言っている甲斐がない 】。

    重ねて言います。冨樫はワザワザ描いたクラピカ・スケールにおいて、具現化生まれの緋の眼クラピカの特質系においては、それは〈 = 六性図上の立ち位置を特質に移動する事は 〉不可能なのだ … と言っているのだ。
  →  つまり特質系といっても、人それぞれあり得るって事だ。クラピカの場合はたまたまそうなのだ。他人にはまた別の特質系がある。

   ∉〜∉〜∉〜∉ ∉〜∉ ∉〜∉〜∉〜∉

    今回、連載中にモレナがボークセンに説明した特質系の内容を鵜呑みにする訳にはいかない。
  が、クラピカ・スケールの内容と合致する部分も有った。そしてそれは、長い連載の中で、少なくとも半分はそっくりそのまま、辻褄は合っているのだ【 上で解説した 】。

    で、ウイングの言った “ 6系統の中で既に分析済みだったハズの ” 特質系の特性だけが、間違っていた。それがモレナの説明で判明した。

  【 強化系の稽古しか積めないウイングの感想と。強化系の稽古は当たり前に、そして特質系の稽古も積めるモレナの感想と。特質系との比較において、この二者のどちらが正しいのかと言えば、それは後者である 】

    もう一度言うが、強化系生まれが得意な肉弾戦、接近戦一つとっても、特質系生まれに劣る。それが今回、判明した。では、以下の件 ↓ は?

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    作中の一例を上げると … ✔ 第 9 巻、P148、158。ウボォーギンの左肩のやや内側、僧帽筋を見て欲しい。病犬に噛み千切られた痕跡が痛々しい。
  この後、クラピカとの戦闘中にあっという間に治って、跡形もなくなってしまう … のだが、それこそが漫画なのであって笑、それを認める訳にはいかない。
  クラピカと出会う前に落ち着いて治せる時間も有っただろうに、その時に治していなかった傷跡なのだ。戦闘中に治ってたまるものか。傷跡が消えたのは冨樫が漫画上描かなかっただけであり。本来は死ぬまで治らなかった。当たり前の話だ。

    で。片やクラピカは、それを治したではないか?
  ✔ 第 10 巻、P7〜9。自己治癒力の強化だそうな。
  こんな複雑骨折は、残っていてまだ使える骨を器具で固定して、粉々になって体内で無くなった骨の、代わりの部品が成長するまで、数ヶ月はかかりそう(強い衝撃を受けると、体内で骨が粉砕して、その細かい欠片はレントゲンに映らなくなるのだ )。
  あ、ちなみに。体内に、折れて残っている役立たずの骨の破片は、切開して取り出さねばならない場合も有る。そしてクラピカはそんな手順をすっ飛ばしている。医者がいなかった原始時代の骨接ぎの技を見せてくれた笑。

    ✔ 第 28 巻、P126〜131。メルエムに右足を吹っ飛ばされたネテロは、その部品を再生する事はやっていない。確かに、切れた手足が再生する事は、人間であれば「 自己治癒力の強化 」とは言わない。トカゲじゃないのだから。
  強化系最高峰の、しかも具現化のメモリも埋めた経験のあるネテロをして、手足の再生という技を持たないという事は、それは強化系や具現化系のミックス技ではないって事になるのだろう。

    ゲームのカードの大天使にならばできる事なのだから、けして念能力で不可能な技ではないのだ。例えば特質系の、過去の時点を指定して、回帰する技ならば、手足も生えてくるのかもしれないけれど。
  ちなみに片足を無くしたシュートも、足の再生を試みたという経緯は無さそうだ。
  治癒能力者はまた、天空闘技場で金を貯めた闘技者を患者として治療すれば儲かりそうだ。が、あっという間に200階まで到達した使い手は、まだ稼いでいなかった蓋然性もある。そんな身体障害者の下には、金のかかる治療能力の使い手は訪れないのかもしれない。

   ❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊

    筆者が何を言いたいのかと言うと。
   ネテロの件はともかく。クラピカが骨折を治せて、逆にウボォーギンが僧帽筋と肌を復元していなかった件は、もしかして … 。
  クラピカの方が先に、ウボォーギンが未修了の、より高い強化系の技・自己治癒力の強化・上を修得していたのではないか? ( ウボォーギンは自己治癒力の強化・下までしか修得していなかった? )

    仮にクラピカがレベル10の具現化系能力者だとして、修められる強化系能力 = 自己治癒力の強化・上が、レベル6の強化系能力だった場合。
  そしてウボォーギンがレベル5までのしょうもない強化系能力だけを沢山稽古した強化系能力者だった場合、上のような不等号が成立する。
  ( 冨樫は書いている。✔ 第 9 巻、P102。作中、冨樫による公式の人物紹介:ウボォーギンとは、肉体を鍛えることとケンカで勝つこと以外興味がない … そうな。つまり、肉体を修復する事は、彼の無意識でやってる。もちろんソレを意識的にやらなきゃ、技にはならないよねェ〜。残念! )

✽✽〜〜✽✽〜〜✽✽〜〜✽✽〜〜✽✽〜〜✽✽

    pullよ? 貴方はモレナやヨコタニが持つメモリ全体を、どう考えているのよ?
  まぁヨコタニはともかく。今回、割とモレナには余裕が有るのだと判明した。だからといって、サイキンオセンと自動修復の壁の、全く別の技を二つ、個人で持つのは、かなり難しいと思うのだぜ?
  まぁモレナ自身が自ら攻撃しないタイプならば、或いはあり得るか?
  その点はまさしくヨコタニとの比較で浮き彫れるわな? 少なくともヨコタニは、反撃能力を持つからね? その点モレナが攻撃しない制約持ちならば、イケるかも? 以上です。

No.24 pull 2024/11/26 07:43

特質と思われてるけど特質と確定してなくて特質じゃないかもしれない能力たち

・メレオロン(具現化系)
完全ステルスはドルフィンとサイレントマジョリティと同質の認識阻害能力か?
具現化が可視化⇔不可視化を制御する系統と考えれば具現化の能力と解釈することも可能か。

・シザーハンズ(強化系)
パクノダと似てるが、ドッグマンとも似てる。
匂いから念系統を判別する能力が嗅覚強化で説明可能なら、髪の味から身体情報を分析するのも味覚強化で説明可能か。
心音を聞き分けるセンリツも聴覚強化か。

・レンタルポッド(操作系)
・ベンジャミンバトン(操作系)
能力の逆操作は操作系のシカクの遊戯王。
能力再現は放出系のメルエム。
死体の念操作は強化系()のイカルゴ。
イナムラは水の操作。

・ネコノナマエ(具現化系)
死後念プログラムは変化系のヒソカでも出来る、高度ではあるが汎用技術。
蘇生はしらん。

・ハルケンブルグ(操作系)
魂の憑依。
肉体が寝ていても行動できることから、脳を動かしてるわけでもない。
ラヴィアンローズやリトルアイと同質の操作能力。

まぁカキン王族は全員特質と言われても全然納得できるが。

クロロを見たゼノ
(強化系が強いのに操作系っぽい盗む能力…?そんな極端なビルド構成が出来るのは…)
「ふむ…特質系じゃな」

モレナの説明を聞くと、特質にしかできない能力なんてそんなになくて、多系統をハイブリッドすることでしか実現できない能力を特質で実現してるように聞こえる。

明確に特質補正の能力は予知とかエンペラータイムくらいなものか…?
ピトーなんかは操作100強化80具現化80みたいなステ振りにしただけで特質補正を用いてないんじゃないか?
治癒は強化の領域なので納得感がある。

No.23 pull 2024/11/26 04:45

「リタイアしたらYESかNOを言う他の自由を一切奪われる」
つまりリタイアしたらYESカードがなくてもYESと答えられる?
その場合は制約バフ効果が受けられそうにないように思えるが、死の制約は履行されずに済むのか?
サイキンオセンに感染させられないのなら、ボークセンの特質系の資質も役立てられそうにないからモレナにとっては最善の結果ではないだろうが。

なのでジョーカーとNOの二枚が残った場合、ボークセンはリタイアしてYESと言ったほうが得となる。
バフと死を天秤にかけて賭けをするような性格ではあるまい。
少なくとも今の時点では。
YESの解答次第では心変わりもありそうだが。

難しいのはXとNOの二枚が残った場合、リタイアして仲間入りか死か生還かの三択となる。

また、先にDカードでXを回収できた場合、リターンカードをあてても使わない方がXを引き当てる確率は上がる。
問題は、リターンカードの不行使が可能なのかという点と、使わないことでNOの確率が上がる場合があること。

最後の二枚がXとリターンであれば、ボークセンの生還が確定。

だがXとNOの二枚の状態でリターンを引き当てたのなら、YESかジョーカーを回収しておいたほうが、NOを回避する確率は上がる。
リタイアYESと変わらないと思うかもしれないが、YESの問答でわかるボークセンに期待される能力と役割によっては、ボークセンが能力を得たほうが得だと思うかもしれない。

ジョーカーとXが残った場合、最悪の死は回避されているので次善の二択となる。

なかなか良くできたゲームだ。
リタイアの処理とリターンの処理をどう解釈できるか次第だが最後までどう転ぶか読みにくい。

そして最も意外性があり、最もありえそうな展開が、ラストターンでリターンを引当てXを選ばずYESを選ぶこと。
特殊戒厳令の状況変化とYESの解答次第でこうなるんじゃないんだろうか。

No.22 pull 2024/11/25 20:27

謝肉祭と不敬罪:
ツェリやビヨンドが可愛く思えてくる暗部が明るみになるカキン王国。
王族全員ツェリのような趣味があるとしか思えない因習国家である。

2年間死ぬまで意識がなかったモレナの母親はシャブ漬けにでもされたのか。
子供を生むために生かされていたと見るほうが自然だろう。
単なる乱交パーティではなく、二線者を生むためのカキンのシステムなんだろう。

謝肉祭にはオニオールやブロッコリーも参加していたのかな?
女系の王やトランスジェンダーの王が選ばれても種を絶やさないための因習に思えるので、王の同世代の二線者たちで謝肉祭は行われ続けるのだろう。

逆に言えば、トランスジェンダーは王位継承上まったく不利にならないし(体外上は悪いかもしれないが)、そのことを知らないことから、謝肉祭には王子たちは関与してないと見ることもできる。
というか王位継承するまで王子の子作りは禁じられてそうな気がする。

このカキンの因習を知って、正そうとしないハルケン以外の上位王子は全員悪人じゃないか。
ハルケンもためらわずに弓をひけるものである。
むしろカミーラが一番カキンを改革したともいえるか。

民主化()したのは一昨年らしい。
じゃあ30年前の静かな革命ってなんだ…?
まぁ民主革命じゃない革命であってもいいんだが。
建前上は王の子が継承してるのだからカキン王朝が革命されたわけじゃないはずなんだが…
次代に代替わりするだけのことを革命と呼ぶのか…?

傷跡がないことからモレナの仲間は肉ではない。
やはりネットで募った殺人仲間か。

カード面接→エイイ惨殺→サイキンオセン授与
念覚醒前のパンピー状態でエイイ組を「殺し合い」で皆殺しにしたのは違和感があるが、覚醒前から殺人技術に優れた達人たちなのだろうか?
中にはフィジカル系じゃないメンバーもいそうだが。

ボークセンは混乱を嫌う平和主義者だがモレナに同情はしてる。
状況次第ではリターンでYESカードを回収してモレナ一派入りもあるか?

ボークセンにとってはXがベスト
NOの死が最悪
YESが一番物語が面白くなる

特殊戒厳令という混乱を回避するために能力を身につける展開が濃厚に思える。

次ターン、Dカードで小さなリクエストを聞いてXカードを回収するボークセン

手札からリターンカードを引当てジョーカーを手札に回収する

NOとXがなくなりジョーカーが最後の一枚となる。
ボークセンの解答はYES。

多分こうなりそう。

ボークセンが特質系
特質系は3000分の1の確率(思ったよりずっと低い)なのに、本当に私設兵6人の中から特質系をピックしてきていた。
これはたまたまなのか?
あらかじめ私設兵の中に特質系がいるという情報でもなければ立てようがない計画に思えるが…
私設兵さらってくるついでに特質がいたらラッキーだからそいつさらってきて、なんてお願いをしてたのか?
そのために時間をかけてレベルをあげた?
いまいち腑に落ちないんだが、これ他の読者は気にならないんだろうか…?

クロロをドナーとして勧誘するルートもあるのか?
未能力者にしかサイキンオセンは効かない気がするが。

ルイーニーがぶち壊してしまったが、ボノレノフがぶち壊し返したので、このへんの関係性がどうなるのかまだまだ読めない。
ボノとヒンリギは関係修復不可能に思えるが、エイイ旅団はルイーニーにキレてたノブナガを説得すればいいだけなので全然ありそう。

モレナが特質系の確率を独力で調査??

だからボークセンが特質系だとあたりをつけた?
だがならば何故ドッグマンの力を借りた?

これはサイキンオセンにもドッグマンと同系統の能力が備わってるということか?
子の系統をレベル20以前に知る方法があると言っていたが、あれは水見式のことだろう?
どうやって調べたのだろうか…?

現存ハンターが600人程度。
GI参加者が200人以下。
キメラ繭で5000体。
やはり未能力者の系統を判別する能力なしには確率を割り出すのは不可能だろう。

心源流あたりがまとめているデータを見聞きしたのであれば納得できるが、私調べというセリフがひっかかる。

特質系はどの系統も極められる。
ただしメモリの概念はあるので、特質以外を鍛えすぎて困ることがあると。

クロロ、ピトー、ベンジャミンの強化系強すぎ問題のアンサーが出る。
というかこれもっと早くに説明しとけよ。

特質系のステ上限100+80+80+60+60+40=420
強化系のステ上限100+80+80+60+60+0=380 
具現化系のステ上限100+0+80+60+60+40=340 

このいずれの法則が適応されるのかはわからないが、このポイントを各系統に自由に割り振れるなら、強化と具現化を100%極めたクラピカのような存在もエンペラータイム抜きに説明可能になってしまう。

アトヅケにしろ、ウボォーのセリフと矛盾なく考察するのなら、特質系といえど極められる系統は一つまで。
クラピカがエンペラーを持たない特質系だとしたら具現化100強化80特質80か強化100具現化80特質80が習得限界。

ノブナガフィンクスが確率が低いながらも特質系を想定してるのは、定石から思考ロックに陥っていたウボォーの反省を活かしてのことか?
作中には確率以上の特質系が登場しているので、あくまで3000分の1の確率は未覚醒者の割合であって、特質系は無意識に念に覚醒しやすいという設定があるのかもしれない。

この設定ならメルエムもやっぱり特質でいいんじゃないかという気がするし、六性図じゃなくて五性図でいい気がする。
具現化操作が割を食う謎の空白が不平等なメリハリを与える設定でもあるんだが。
まぁあまり十数年も前の設定の不備をつつくのは野暮というものだが。

モレナに念を教えたのはオウケンイか?
モレナが念知識に詳しいことから指導者がいたのは間違いない。
もはや誰がカキンを滅ぼしたいと願っていてもおかしくない気がする。
オウも大事な人をカキンに奪われたりしてるんじゃないのか?

特殊戒厳令の発令

これはハルケンがしくじったか?
あるいはハルケンか同志がベンジャミンを乗っ取って発令したか?

弓矢を発動状態で葬列全員で上に行くパワープレイの予想は外れたが、バルサinハルケンはかなりの数の刻印を打って回る時間があったんじゃないんだろうか。

戒厳令が発令され、ヤクザと民衆が結託し暴動が起き、その中に一万人の刻印持ちがいたとしたら…?
キメラ5000体どころではないパワープレイが行われることになる。
むしろここでキメラ投入か…?w

>21

壁能力モレナ説の根拠としては

ノブナガのセリフの後のモレナのカットインはノブナガの視点想定ではなく、神の視点だから。
モレナが特質系で五系統のハイブリッド能力であること。
サイキンオセンはコミューンを形成する能力なのでオプションでコミューンを守る能力があっても不思議じゃないこと。
結界の術者は壁の近くにいるのが定石なので、ガードの二人以外にモレナ以外の該当人物がいないこと。

まぁ無敵の拠点を守る具現化能力の墨攻のオプションと考えてもいいんだが。
だとすると墨攻の説明に不足があったことになるので、カードの制約など詳細不明なサイキンオセンの方が妥当に思える。
まぁこっちもこっちで一応モノローグで説明はされてるんだが。
この二択が現実的かな。

クラゲ念獣は第15王子の霊獣?
今なんとなく思いついた。

ツェリ善人説

王族特権を利用し殺人を趣味とするサイコパス。
殺さなければならないほどの悪人であるとテータに認識され、ベンジャミンにはクズと蔑まれている。

だがどうもただのクズで切り捨てられるほど単純な人物ではないようだ。
ハルケン、ツベッパ、オトシンらに示される親愛。
これらがただの見る目のなさを示すものではないことは明らかである。

ここらでツェリのダークサイドならぬライトサイドが描かれるのではないだろうか。

ヒント:
頭部とセットなほど価値が高い緋の眼。
何故旅団は眼球のみを持ち去り、ツェリだけは頭部とセットで所有するのか?
よりレアリティを高めたいという依頼があった?

ビヨンドの隠し子:
念の達人のネテロの血
特質系が発現しやすいカキン王族の血

エイイ組の人身売買組織とママヘルプの繋がりが気になるところ
エイイのケツモチはツェリだがやはり旅団とも関係ありか?

No.21 長文翁 2024/11/24 23:38

自動修復する壁の能力者/ドッグマンの強化系の狙い/ださビヨンド/ツェリの最期/隠でできること

>>18
>モレナの能力とノブナガに目されている壁の能力は、オラルジのものか?
> 変化・具現化・特質が候補にあがっていたので強化のオラルジでは違和感がある。

    強化系が主導する壁ならば、それよりも強い力で当たれば壊せる。コレは攻撃側の人数の問題で、その陣容によっては時間稼ぎにすらならずに突破されそう。ワシも違うと思う。

    異論:ノブナガは、会ったこともないエイイ一家の頭目が、壁専門の防衛能力者だ … と決めつけてはいないぜ。
  単に、あの壊しにくい壁が守っているのが、敵の本丸、メインのアジトだと推測しているだけだ。そこにエイイの頭目も高確率で本拠地を構えているだろう … って思ってるだけだ
  ( 冨樫が漫画上の演出でモレナの微笑みを付け加えただけであり。モレナが術者だなんて誰も決めつけてはいない。壁は正体不明の術者の … それも臨時の作為で応変している訳ではない。ノブナガの斬撃に対してオートで防衛している ↓ )。

    考察:ワシは操作系能力者だと思うぜ。まだ作中では未登場の、モレナに念能力を教授した人物が、大切なモレナとその仲間達が逃げ込める、頑丈なアジトを守っている … に一票。
  卵が先か鶏が先か解らんが、モレナの初登場の際の彼女のモノローグ … 『 この糞溜めみたいな世界を壊すため、少しだけ頑張れる 』  ← これに賛同したのだと思う。師匠の側がね。モレナの決意を良しとした。
  はじめから師匠もその性向の人物ではあったが、年下のモレナの方がより強く明確な論理と倫理で、世界の破壊を希求していた。

   ∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅

    考察の続き:その操作系能力者がアジトの側に居れば、(彼が守りたい)モレナが居る居ないは無問題。壁があらかじめ持つ様々な化学的、物理的、呪術的対応力は、外からの破壊、突破、通り抜け工作に対して、オートセレクトで顕現する。

  ◇ 操作系のルールで無敵や破壊不可を達成していた場合は、突破者は同じくルールをクリアする事で突破してしまう。なのでこの部屋の壁はそうではなく、
  ◆ 種々様々な変化、具現化を強化し、操作でオートセレクトしたもの。及び
  ★ 時系列を遡り、壊れていない時点の壁へと蘇る特質の混合( 過去のある時点に回帰するのは特質だけど、そこはジョイントの外部メモリかな? 操作系生まれならば他人の念能力を借りるのも巧みだ )。
  ☆ … よく考えたら、特質系の時点固定( &遡り)の技のみならず。操作系の術者だけで、壁が備える化学的、物理的、呪術的対応力の全てを生み出せる訳ではないので … 術者はそれらを、過去に出会った変化系、具現化系、特質系、強化系の術者からそれぞれ、メモリや要素の負担を願う、その契約している。
  他人からの借り物の念能力の要素を複数、巧みに操る。しかもオートセレクトで。その一点でもって操作系能力者が今回の壁の防衛能力の発案者だと推察している。

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    考察 … 壁の攻略法:最も厄介な突破者は、くぐり抜けのワームホールを先へ先へと伸ばす具現化系能力者。
  ちょうどノヴのスクリームのようなワームホールが、人が立って歩けるサイズで現実空間を無視して貫いて、部屋の中に異空間の出口を繋げようとしてくる。それを臨時臨場で作るヤツ。これも本人がその場で作るから強力( 作ってもソコに残せない。後から他人が利用できない )。
  →  これに対するには、受ける壁の側が後ろへ後ろへと接点を下げて反らして、部屋の反対側へとワームホールが突き抜けるように間合いを調整せねばならない。
  例の壁も可変なので、仮に臨場ワームホールの術者が一人で、かつ一つしか発動できないのならば、まぁ自動で対応できる。

     … でも。既にフウゲツのワームが黒くじら号の中を探索済みであった場合、あの壁の中の部屋に、出口の扉を具現化してしまうかもしれない。

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    考察 … モレナは如何にして念能力を習得したか?:
  作中の他の二線者が、念能力や守護霊獣に対して無知なのとは対照的に、モレナはやたらに念能力に詳しい。他者に教授する様は念の師匠級と言っていい。
  だからモレナは正規に念能力の師について習ったと思える。LV.45 までのアゲも、モレナの師匠の庇護の元の殺人だったのではないか? 野良、野放しの殺人経験ではなく、船内の処理場でエイイがやってるような。ちょうどビスケが見守る中、ビノールトと戦ってたゴンキルのようなやり方。

    モレナはこの能力 … サイキンオセンのオリジナルの開発者で間違いないはずだ。なぜなら本人は未だレベル 100 に達していないのに、未来の新世代のメンバー0と同じく、現段階で既に感染集団を形成する有資格者だ。
  だからモレナが他人から能力・サイキンオセンを貰ったという読み解きは無理筋。それならばモレナは既にレベル100に到達していなきゃならない。

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    考察 … モレナに念能力を教えた人物って、どんな人ならばあり得るのか?/ 壁の防衛能力者と同一人物?

    モレナの師匠は … サイキンオセンをモレナがエイイの仲間達に発動するタイミングでは、既に身を隠している。
  待ち構えるしか能がない防衛能力者なので、補給や排泄が可能なこじんまりとした設備の中に引きこもっているのだろうか? 結局はモレナと、割と近くの居住空間に身を隠しているんじゃないかな?

    身を隠すというのは、壁の防衛能力の保持の為なのだが。
  →  現エイイの組員から殺されてしまうリスクを踏まない為でもある( 殺したら十点ゲットだし、死後の念で能力固定だし、メリットだらけ )。

    ❀ ノブナガやバビマイナの単なる円でも発見できる隠れ方なのか? それとも、✿ 円では発見できない、誰かの念空間の中にいるのか?
  もしも実在空間の中に引きこもっていた場合、センリツが居合わせたら、心音を聞いて察知してしまう。

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>>19    強化系のドッグマンに探せる人物とは、どんなヤツか?
    仮にドッグマンが特質系ならば、かなり変わった指標で探せるのだがな。強化系だと判明してる以上は、読者が首肯できる指標、ものさしでしか、探せない。

    ✔ 第 38 巻、P74、75。モレナの指令は結局のところ、ツェリードニヒの配下であるにもかかわらず、ツェリードニヒを裏切って情報を横流ししてくれる人物を、サイキンオセンに感染させたい … というもの。
  元からモレナの仲間となる性向の人物でないと、感染させても、ツェリードニヒへの間者としては役に立たなそう … 。だから今回、ゲームして、納得してもらおうとしている。

    まったくのモレナの敵に対してサイキンオセンを感染しても、その敵はモレナとの敵対を継続する事が可能なのだ … と、今回示されたと言ってよいだろうか?
  サイキンオセンに感染しているメンバー達は、操作されているという痕跡が無い。まるで自由意志で行動できるかのようだ。
  →  サイキンオセンは、メンバー0に対する下剋上を防ぐ作用を設けてはいないのか?

   ∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅

    謎のカードゲームについて。
  少なくとも初めの23人に関しては、カードゲーム無しで集まったんじゃないかな?
  そして今のボークセンに対しては、操作系能力者が司るカードゲームを適用しようとしている … ? ゲームを拒否ったボークセンには、何らかのルールが適応する事になる?
  ゲームなんだから勝ち負けが有る? 負けたボークセンならば勧誘できる?  勝ったボークセンでも自らエイイの手先になり下がる?
  まぁ種明かしの時を気長に待つよ。

   〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃

    ドッグマンが「 リストに入っている兵士( ✔ 第 38 巻、P74)」の中からなお、嗅ぎ分けねばならない希少な兵士とは … ?
  ★ ツェリードニヒか、王室か、あるいはカキン国へと弓引く性向を内在している人物。それがボークセンだったんじゃなかろうか?
  →  ドッグマンは、生き物の感情が発する特有の匂いを感じ取る受容体を、強化している( 出典:バオー来訪者 by 荒木飛呂彦 )
  微笑むモレナの内在する何者かへの怒りを目ざとく察知できたボークセンだったが、それはそもそも、彼女自身も何者かへの怒りを内在している者だったから、だ。

    ボークセンの生まれや過去は謎のままだ。今後何らかの掘り下げを開示して、冨樫はここでもまた読者を驚かせようとしている … んじゃないかな?

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    モレナ達、エイイ一家が起こしたい騒乱 = 同じくP80。兵士達の推察により冨樫は読者に匂わせている。
  →  これが冨樫によるミスリードなのか正解なのか? まだ判らん。

    ベンジャミン王子がしょっちゅう狙ってる、ナントカ特殊戒厳令。それはシュウウもシャアアも巻き込む制圧作戦。国王軍が、カキンマフィア全体を的に掛け始める。
  →  結果的に、エイイの敵 = カキン国という構図には留まらない。シュウウもシャアアも国王軍に逆らう、三組全体による抗争へと発展する。

    【 その先読みとは無関係だが、既にシュウウのヒンリギはジャンパー着用の軍人を二人、蛇で抹殺している。別件で、エイイが殺したマイザン伍長も国王軍人の犠牲者だ 】

    そうすると、ケツモチのルズールスだのチョウライだのはどうするのか?
  チョウライのコインは軍人に対しては無力だが、ルズールスの守護霊獣は有効な技を持っている。逆用できる軍人の数は多くなるだろう。

    チョウライ、ルズールスが内心で、ベンジャミン王子率いる国王軍の侵攻に対して、本気で実父の居るマフィアとその組員を守りたいと願うだろうか? 本気で願えば、守護霊獣は然るべく動き出すだろう。
  余談だがチョウライの守護霊獣のモチーフは、古代インドの神話上の王の武器・輪宝である。王が出現する前に四方を平定(露払い)するという。

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    ツェリードニヒはといえば …
  この件では割と、ただでさえ裏切ったモレナへの怒りから国王軍に協力的になるだろうに … 今回は同級生のボークセンまで誘拐されている。怒りの導火線はさらに短くなった。
  よく考えなくても、今回みたいなあからさまな誘拐戦術のせいで、行方不明だ、捜索だとなれば、オトシン達は報告を上に上げる  ↙。

    【 非番のボークセンを秘密裏に攫って、操作して、速やかに返却する … 作戦ではなかったのだ … 。確かにそれは難しいのかもしれんが、エイイがボークセンにやった事はあからさま過ぎる 】

  ↘ すると、帰ってきたボークセンには何らかの念のマーキングが入っている … と、テータやサルコフ、ツェリードニヒは思う。それが最悪の操作系支配型かどうかはともかく、一度殺されかけているツェリードニヒはさらなる警戒を敷く。
  ツェリードニヒは長兄と協力してエイイを叩くのか、それとも自分がエイイを叩きに出向くと宣言するのか?

    ボークセンが間者として機能する … かと思いきや、こんなやり方では単に返却しても無意味だ。案外と事態は風雲急を告げ、ツェリードニヒ自ら戦うハメになるかも?
  テータの時と同じように、刹那の十秒で対策を練るツェリードニヒであったが … しかしながら今回は、ツェリードニヒ自らボークセンを殺さざるを得ない状況に追い込まれる。
  そうすっと、この俺様にボークセンを殺させやがって!、モレナの野郎!!!  … という怒りに突き動かされる展開が来るやも?
  →  一回ツェリードニヒに読者の感情移入を誘導しておくと、その後のツェリードニヒ退場の作劇での落差が大きい。

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    テータのモノローグによると、ツェリードニヒの念能力戦闘の発想の瞬発力は、彼女よりも上だという。
  念の戦闘にも色々あるだろうが、結論を言えば( もはや念能力バトルのネタばらしになるが )。
  →  サルコフとかテータ、タンジンを先見させて実験体とし、彼らに対して、敵に先に念能力を使わせて、ソレを後ろから観察した後に、対応策を講じて、その敵に対すれば百戦百勝なのだ【 そこにシャルナークやイルミの優位性が在った。実験体を先に出せるからね 】。
  ツェリードニヒがヒソカのように、戦闘の緊張感を好むのならばそんなことはしない。しかし単に勝つ事が好きならば、そりゃそうするだろう。何しろ、後方から観察するどころではない。彼はその場で十秒も、寝転がりながら、先見味見する部下の戦闘を観察できるのだから
  ( しかも十秒以内にツェリードニヒが反撃を始めるならば、テータもサルコフもタンジンも、失わなくて済むのだ )。
  そのような客観視による経験値は、彼のレベルを早期に上げる。

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    しかし残念ながら。ビヨンド = ネテロの傀儡に成り下がり、新生カキン国を統べる次代の新王となる予定のツェリードニヒ … なのだと、作劇上ほぼ露見してしまった。
  当然ビヨンドの呪いには、『 我が子は父母へと弓を引けない 』というくびきが憑いている。 ↙

    【 同じくビヨンドの娘だと自称するロンギとて、十二支んの一角を占めるクラピカとのつなぎを持ちながら、その十二支んが監禁しているビヨンドへと迫る渡りを付けようとはしていない 】。

↘ これでは全くラスボスとしての魅力はなくなってしまった。なので、刹那の十秒の能力をもってしても負ける展開が来ることでしょう。

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    守護霊獣・九尾の鞭の馬女。あの面に二線者のヒキツレはなかったのだが … 。
  あの女の顔が、ツェリードニヒの愛する実母、エイイ一家の病死した、モレナの前の組長の女の顔だったんじゃないか?
  ツェリードニヒは案外と思いやりがあるので、無意識に二線者のヒキツレを消して、守護霊獣を … つまり馬女の顔を具現化している。
  カキンの祖先が子孫を守る為に憑けるのが守護霊獣。であれば、ツェリの憧憬の中に居た実母の面がソコに顕現していてもおかしくはない。ツェリが潜在的に「この人に守られたい」と願っている人なのだとしたら。

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    我が子を王位継承戦に参加させねばならなかったツェリの母親は、どういう心境で、ウンマ王妃にツェリードニヒを引き渡したのか?
  例えばオニオールは、実子のチョウライがこの先、死のうが生きようがあまり気にしてない様子。なるようにしかならないものだと達観した様子だ。ブロッコリーに関しちゃ描写すらない。
  どちらかと言えば二線者の実子を王位継承戦に参加させる事は、カキン王族の側の目論見、段取りなのであり … 二線者にしてみたら、生まれて直ぐに引き渡す実子の事などどうでもいいのかもしれない。

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    ツェリードニヒの母親を我々が分析する時、どちらかと言えば肝心なのは、育ててもいないツェリードニヒではなく、まぐわったビヨンドとの関係だ。
  やり方がよくわからんのだが、ロンギの話を信じる限り、ビヨンドは( 30年程前から、新しい王子が産まれる度に )実際に種を付けた女と、それに充てがう疑似の夫妻を演じさせる為の、夫役の男【 ← 少なくとも男の方は国王軍所属の軍人だという 】を用意している。それも二十組前後だ。
  どんだけの資金力なのか? そしてどういう操作系能力なのか? ビヨンドの大義を、腹を貸した女がどう捉えているのか? 普通に考えたら、男女とも正気を失くしていると考えるのが妥当だろう?

    で、肝心なツェリードニヒの母親は、ビヨンドに対する愛情があったのか?
  愛する男との間に産まれた男子であれば、たとえ早期に引き取られても愛情は有る。その逆ならば、産まれただけで憎んでいるやもしれぬ。
  ビヨンドが、二線者の血を必要として、操作系能力でたぶからして種を付けたのならば、記憶補正していてもおかしくはない。極端な話、ビヨンドとの間の子だとは覚えていないかもしれない。

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    ☆ パリストンが(ジンの )ラスボス。中ボス・ビヨンドと( 十二支ん )の対決の章は、その前に畳まれる物語だ。

    カキン王族と継承戦の片が付いてから、暗黒大陸編へと移行する … ビヨンドは暗黒大陸で十二支んと競い合うライバルだ … と思っていたら、もっと小物だった。
  結構な金を既に使い切ってしまったので、今後の暗黒大陸での冒険に資するスポンサーが必要だった。普通ならホイコーロとのタイアップで済ますだけだが、まさか傀儡を次の王とし、実質的な乗っ取りを企んでいたとは笑。くだらん。
  裸一貫で暗黒大陸に乗り込んでもよいと願うジンに比べたら、少年漫画的にはなんとも小物。
  カンザイはサイユウが邪魔するせいで不覚を取るかもしれない。ビヨンドの操作系能力のせいで敵に回ったカンザイ … 彼を殺したくないギンタも後手に回るかもしれない … が、本気を出したミザイはカンザイを、ボドパイはサイユウを、サッチョウとギンタはビヨンドを抑え込む事に成功するだろう。

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    ☆ クロロが死なずに済む作劇

    冨樫がクロロの死後に、例の本を死後に残る念として残して、物語に利用しようとしているとは思っていた。かねてから。
  しかしここに来て、スキルハンターという器物自体が、国際舞台に登ろうとしている。
  筆者は、その正当な所有者はヒソカとなり、彼がマネージャーを欲しがっていた関係で、蜘蛛がヒソカのマネージャーチームになると予想していたのだが( マチやボノは感情で、フランクリンやシズクは道義で、ヒソカを団長と認めそう。ノブナガ、フィンクス、フェイタンは残念ながら … 。イルミとカルトは契約解除でヒソカが高い違約金を払って手打ち )。

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    なんの話をしているのかと言うと。
  ツェリードニヒがビヨンドの実子だと判れば、その死の演出はレベルダウンしたも同然。
  逆にスキルハンターが国宝級以上のお宝道具として残るならば、クロロの死の演出はレベルアップした。
  どっちが先かは、プロの冨樫の作劇なので … どうだろう、解らん。

    クロロが決定的に死を免れる展開。それは、鎖野郎の中指の鎖に捕まることだ。
  ワブル陣営は大変だが、今のところ、中指の鎖以外にもクロロの念能力を封じて単なる青年に貶める、他の能力の出番も有るだろう?

    クロロの本体に中指の鎖を巻いたままで、 “ 透明言葉(ゲッコウジョウレイ)” に署名させるとよい。
  約束の内容は、自らずっと絶でいろ!( = 約束を破ったら、能力による強制絶だ笑 )、そうすれば物理的には殺さない! … だ【 小指の鎖を負担しなくて済むので、クラピカは楽だ笑 】。
  クロロが本を具現化しないままで殺されたら、残るものも残らない。アレが具現化してる時に死ぬから、死後に残る念化する訳でね。だからメタ的には、絶のクロロの死は無い。死なずに済む。

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    考察:隠という応用技で、念使いができること、あれこれ。

    クラピカの小指の鎖は、対象者に具体的な約束を、二つしか強制できないっぽい? まぁ妥当な数だな?
  そんであの小剣は、単に打ち込む事ってできるのか? どうにも、鎖を心臓に打ち込んだ後に、「(とりあえず)動くな! 喋るな!」ってのはダメっぽくて、あらかじめ相手をどう管理したいのかを、クラピカが決めてから、繰り出してるっぽいんだよね。
  通常戦闘で単に心臓を傷つける為の、動くな、喋るなという命令が有効だったら、そりゃ強い。

    その逆に。クラピカは「もしも私がツェリードニヒ王子と握手できたら、使える能力がフルマークする。君たちはお役御免だ 」とビスケ達に言っていた【 ✔ 第 33 巻から意訳 】。
  右手の五本の鎖を隠で消したままに、その全ての鎖で王子の右手に触る。これでダウジングもいつでも可能なんだけど … それより何より。

    なんの取り決めも無しに、緋の眼クラピカはいきなり王子の胸の中に、小指の鎖と掟の剣を巻き付ける事ができる … と考えた方が、クラピカの発言に沿っている。適っている。握手して、不意打ちで掟の剣を心臓に憑ければ、そら勝ち確だろう。
   【 上の、具現化物で対象(者)に直触りするってのは、クロロの本を参考にしました。まぁ確かに、そりゃ高いハードル越えとなるだろう。
    ❈ 当たり前の話だが、クラピカの右手の鎖がスーツの袖から顕現している状態で、王子との握手を許すセキュリティはいない。隠で見えなくするのが大前提だ 】

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    寛大な王子が誰とでも握手している。だからその好意に付け込んで、悪意の鎖を打ち込む。例えばそう、前夜祭で、晩餐会会場で、音楽劇場で。
  仮にクラピカがそれが可能だと言うのならば、掟の剣は、具現化してるようで具現化していない、いわゆる隠の状態で、人の心臓に巻く事が可能なのだろう( だって、剣で胸板に穴開けて突進したら、出血しちゃうからね。王子の胸から血を出したら逮捕されちゃうからね )。
  なんの事はない。放出でも具現化でも、ある程度の厚みの有る実在する緩衝材を突破して、他者に攻撃できる … ってことだろう。それが隠の真実?
  そう。理屈で言えば、柔らかい筋肉に過ぎない心臓だの血管だのを傷付けずに巻き付く事ができるのは、あのデザイン通りの掟の剣ではなく、安全無害なオーラなのだ。巻き付いた後に、実体化する。だから柔らかい体内を傷付けなくて済む。

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    昔、『 ネテロのすぐ背後の地平線の中に巨大な観音の下半分が埋まってるから、具現化していない 』という意見に、なるほどと思ったものだ( つまり観音立像そのものが実体化以前のオーラ体だ … という意見ね。具現化していないという派閥の一理だ。なるほどね )【 ✔ 第 27 巻、壱乃掌で埋まった王を見下す観音 】。

    が! 仮に具現化した観音立像であっても、地平線の、地べたの中に溶け込めるのだ。それはつまり、オーラのデザイン化と、実体化はまた別の現象ってことだろう。
  →  でなければ、絶のクロロの狭い心臓の周りは、ズタズタになってる。

    【 ✔ 第 13 巻、P29 … うお … 記憶よりもエグい。掟の剣ははじめから、心筋に刺さって具現化しているではないか笑。
  ✔ 第 10 巻、P17。このウボォーの心臓に沿った剣のイメージだったが、確かに次のページでは、ウボォーの心臓にも、はじめから剣は刺さってる。✔ 第 13 巻、P30。パクノダの心臓にもはじめから刺さってる。
  ❈ … それも当たり前の話で、ウボーの時の心臓の絵をコピペして使い回しているから、そりゃ同じだよね笑 】

    つまり。隠の段階では単に鎖が透明になって見えないのではない。オーラのままで鎖としての仕事をする … ってことだ。だからツェリードニヒの胸板を傷付けずに、心臓に巻き付いて、その鎖を離す事が可能。

    こういう観点は、クラピカの先の発言を敷衍することで初めて生じる。
  「 まだ敵対していないツェリードニヒ王子に小指の鎖を打ち込む 」という意味で、クラピカが彼と握手できたら万事終了 … と言ったのか? そんな仮説に立脚している。

  【  鎖野郎を鎖野郎だと知らないままに、小指の鎖を打ち込まれた人間はまだ作中にいないのでね。仮にツェリードニヒに不意打ちで打ち込めるのならば、そりゃ初だ。
    それは筆者の言う … クラピカが右手の鎖を先に見せつけて、我は鎖使いだ、と相手に認識させる … というフェアネスの提示ね。具現化物を先見せするっていう情報開示ね。ある種の制約、思い込みね  ←  それをしなくていい … とクラピカがビスケ達に言っていた … ってことになるだろうか? だとすれば緋の眼クラピカの、ハイレベルな操作系の到達度、ってことだ  】。

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    ヒソカのバンジーガムのロープも、通常ならば何らかの盾でキャッチできる。しかしながら、成長したヒソカが繰り出す隠のバンジーガムは、一般的な盾ならばスルーして、敵の本体にくっつく … という仮説。

    ✔ 第 34 巻、P43、44。ぶ厚いおっさんを透過させるバンジーガムの隠の技は不可能なのか? ヒソカはおっさんの向こうのクロロに隠のバンジーガムを飛ばしはしなかった。しかしながら!

    ✔ 同じくP79〜82。5人の観客を飛ばす時からずっと、ヒソカは左手の人差し指をクロロ(の偽物)に向けっぱなしだ【 ココ、重要。なぜなら … ↓ 】。
  その5人がクロロを覆う壁になっていたというのに、ヒソカは「 観客を飛ばした時 … すでに付けていた … ‼ 」という。
  偽物クロロの左足のあの位置にガムが付着するってのは、隠のオーラで潜行したから可能だったんじゃないか?  つまり、観客の体を、クラピカの鎖と同じく、透過したのではないか?

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    クラピカの鎖と違って、操作系が劣るヒソカはバンジーガムのロープを蛇行させる事ができないと判明している。
  その反面、クラピカよりも多い数のオーラを隠で見えなくする事は上手いようだ。この点は、隠が基礎の先の応用である点で、ヒソカに一日の長があるようだ。
  隠から通常のバンジーガムに戻すタイミングには困難があろうが、まぁヒソカの指から敵の本体まで、(盾と本体の位置が動いて)何らの透過・スルーも無い状態になったら、通常に戻せると考えたら、無理筋は無い。
  上の偽物クロロの時も、そうだったのかも?【ご清聴ありがとう御座いました 】。

No.20 pull 2024/11/21 20:41

葬列がいい機会→
私設兵が群衆警備で駆り出される機会

ツェリ私設兵の顔→
さすがに知ってるはず。

嗅ぎ分けていたのは何か?→
ドッグマンの能力は「忌まわし電話」のような数万人の中から特定の人物を探し出す能力ではなく、あくまで系統と習得の有無を嗅ぎ分ける能力。

ボークセンの性格→
具現化っぽい。
ワンチャン特質?

ドナーの適合者=器官のパーツ?
ボークセンの役割は単なるツェリのスパイではなく、やはり器官にかかわる何か。
YESの回答が得られれば終わりの始まりの号砲となる。

器官のマトベール(変化系)→
ドッグマンの探索フォローをするのは汚れた服を着替える必要があるのでめんどうだっただけ?
器官役はレベリングを続ける必要がある?

器官のベリゴル→
手をケガをすることが許されない立場?
ナイフをヘビに変化させてズタズタにして殺す事も可能なので単に命を危ぶまれていただけ?

器官とはレベル100に到達したメンバーゼロのことか?
器官の感染先として選ばれたのがツェリへのスパイとヒットマンを兼ねたドナーのボークセン?

ヨコタニ、オラルジ→ガード
ジェラート→プロゲーマー、カードゲーム好き
ボコンテ→逃亡用避難経路

パンピーちゃんだけ役割が不明なのでパンピーちゃんが器官か?

処理場が下水処理場と明らかになったことで、本拠地の隣室のシャワールームは処理室であって処理場じゃない別の場所ということがわかった。
死体解体部屋と処理場を繋げたという発言が不可解だったので、これはタッシ以外のヤクザは解体部屋から下水処理場へ送られたということなんだろう。

ボコンテは地雷形式なので設置できるワープは2.3個。
だがこれはそれぞれのトビラの1往復分で1個とカウントするっぽい。
ノヴと同じで出口を設けるのは移動系の制約らしさはある。

1:
爺の部屋3101号室入口→本拠地の隣室の処理室(シャワールーム)
シャワールームから本拠地リビングへの扉→爺の部屋3101号室

2:
解体部屋⇔下水処理場
だがヒンリギは解体部屋の扉から連れ出される際、下水処理場へはワープしなかった。
ボコンテがオフにしてただけか?

3:
3131号室⇔アジト
ノートルとスフレの移動経路

4:
C.31の一般客室方向へ向かうペリゴルとビレ。
これは3131号室を利用しているっぽい。

疑問:
ノートルとスフレの戻った先の3131号室とは?
30部屋離れた位置から3101号室の様子を伺うために戻ったノートルとスフレ。
だがその経路が不可解。

往路:
3131号室→アジト→死体処理室
わざわざ死体処理室を回る意味がわからない。
3131号室→アジトの一回のジャンプではなく複数回ジャンプを挟んでいるのか??

復路:
センタクルーム(死体処理室)→シャワールーム(処理室)→リビング扉(本拠地)→3131号室
これはノブナガヒンリギと同じルートでは?
これではワープ先が3101号室にならないか??

扉をくぐる順番によってワープ先が変化する条件か?
ドラクエにも似たトラップがあった気がするがそれか。

No.19 pull 2024/11/18 23:23

6人のツェリ私設兵の中からソドムの条件を満たす私設兵をドッグマンが探していたとすると、ドッグマンとソドムの役割が逆転してしまう。
飽くまでドッグマンの能力が探索の主体で、そのフォローをソドムが買って出たはずなのに。

実はツェリ私設兵の顔はモレナ一派に割れていなくてドッグマンが匂いでツェリ私設兵を警備兵士原因の中から嗅ぎ分けたのか?
系統が判別できるという能力から、特定系統能力者を探していたと多くの読者は予想していたようだが、それはレベルをあげた際のオマケの能力で、感知距離をレベルアップしたいだけだったのか?
よくわからんなこれ。

No.18 pull 2024/11/18 16:51

静の回なれど今週も数多くの情報が散りばめられていた。

疑問:
既に顔が割れているボークセンを探して連れてきたのはドッグマン?
それとも別に探している任意の系統能力者(特質系)がいる?

・38巻74ページ
モレナ「ドッグマンをフォローしつつツェリの私設兵を捕まえてほしいの」
ソドム「ならばオレが行こう」
ドッグマン「レベルもう少し要るな」

・49号
大勢の人間が集まる絶好の機会→
これは雑踏に紛れて頭を嗅ぐ機会でも、大勢の人間の中から任意の系統能力者を見つけやすい機会でもなく…
人が多い分警備も増え私設兵も駆り出されるということを言っていたようだ。
広範囲をカバーするために兵士同士の間隔距離も広がりボークセンを拐いやすいということもあったのかもしれない。

つまりドッグマンが判別していたのは、ソドムの操作能力が効く能力未習得者であるか否かだった。
私設兵の能力系統はまったく無関係。
さすがにたった6人の内から都合よく特質系をピックしてくる計画を立てるわけがない。

疑問2:
カードゲームは「なんのために」行われるのか?

表の理由:ボークセンの人格と知性を図る面接
裏の条件:サイキンオセンの制約条件、口頭で「はい」と答えさせるため
表の理由2:モレナの計画を明かしボークセンを説得するため
メタ的理由:モレナの計画を読者に説明するため

やはり「YES」の回答さえ引き出せれば強制的に仲間に引き入れられる能力なのか?

ツェリとカキンの悪行をぶちまけ、ツェリとカキンを滅ぼす計画を打ち明けるんだろうか?
ボークセンは私設兵の中でもツェリの側近の位置にいるので既にツェリの悪行は知っていそうだが。
オトシンらがどこまで知っているのかはよくわからない。
きっとモレナの怒りの理由が語られるのだろう。

疑問3:
ではボークセンを仲間に引き入れることが何故終わりの始まりになるのか?

・38巻74ページ
「本拠地が見つかるまでもう少し時間があると思っていたけれど」
「オレできれば器官の方をやりたいな」

終わりの始まりとは、対一般人のレベリングを終えて、対王子への開戦の号砲という意味かな?
そしてそれは器官とは関係ないが、同時並行して行われてるものらしい。

疑問4:
リスクとは何か?
旅団が迫るモレナ側に時間がないのはわかるが、ボークセンのリスクとは?
ボークセンは時間稼いでいればいいんじゃないか?

ゲーム自体にはイカサマを認めないフェアネス精神が見られるが、こういう言い繕いをするものだろうか?

・38巻74ページ
トビラの見張りをお願いされているヨコタニとオラルジ

隈取顔の男オラルジ(強化系)
この男もヨコタニ同様に守備隊(ガード)のようである。

強化系ならDAMAGEの男のようにヨコタニを守るのが仕事か?
その割には奥の席順だったのが違和感がある。
まさか雑誌でナイフをガードすることを想定してあの位置に居たわけじゃあるまい。

モレナの能力とノブナガに目されている壁の能力は、オラルジのものか?
変化・具現化・特質が候補にあがっていたので強化のオラルジでは違和感がある。

プロゲーマー・ジェラート
二人のガード以外にもう一人、ヒンリギ襲撃時と面接時にいたメンバー。
具現化系だったら「敵を倒すのに何発撃てばいいのかがわかる能力」を希望していた。
これも壁の能力とはズレているので違う能力者か。

やはり壁もモレナの能力なのか?
本拠地と目されていたが、本当に目と鼻の先にモレナの居室があった。
強力な結界能力の制約上、術者はこの部屋の中にいなければおかしいので、外へ出ているスフレも除外される。
レベル20未満の死体処理役のモンブランとシフォンも除外。

メンバーゼロであるはずのモレナのレベルが45だったのがヒントか。
サイキンオセンを発現したことで、自身もその能力の恩恵を受けて別の壁の能力を獲得したということなのだろうか?

モレナのサイキンオセン自体が他者からの貰い物だとする説はここでは考慮しない。

No.17 長文翁 2024/11/13 13:48

生牡蠣が発信機へ戻ったことで初めて判明した、冨樫の時系列のギミック!

    一枚ページをめくると、実は 40時間(以上)が経過していた … という、冨樫の漫画上の仕掛けの話を書きます。

    2024年、週刊少年ジャンプ 第 50号、No.406 ◆ 神器の巻。

    その ✔ P346 にて、新しく判ったこと。ヒンリギがエイイのアジトの一つ、洗濯部屋に残してきた生牡蠣が、発信機に戻っている。
  ❈ 発信機については … ✔ 第 38 巻、P154〜158、同じくP187( ヒンリギがその生牡蠣を、その洗濯部屋にほっぽって来た … もとい、巧妙に隠してきた様子 )。

   ❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊

    ✔ 第 38 巻、P156。ヒンリギは、自分が飲み込む( そして敵のアジトに設置してくる予定の )発信機が、生牡蠣に変身していられる限界時間について、旅団に説明している。
  それは「 おそらく2時間程 」だという。  ↙

      【 … まったく余談だが:かねてからの筆者のオーラスタミナの考察、これが正解だった事がヒンリギの発言によって一部証明された。己の人体にオーラを纏う段階からして、人体の大小にそれぞれメリット、デメリットが有るのだ。

    ヒンリギ「( 前略 … オーラを纏わせようとする物体の )体積が大き過ぎても小さ過ぎても燃費が悪くなる 」

    例えば巨人のウボォーギンはゆったりたっぷり密度の低いオーラを纏える〈 例えば全身でゆったり 20,000オーラ 〉が、逆に小柄な老人達が同じゆったり密度のままでは、多くのオーラを纏う事は困難なのだ。 老人達が多くのオーラを我が身に纏いたければ、ぐっと圧縮せねばならない。その圧縮という作業に、無駄な燃費がかかるのだ … と、ヒンリギは言っている。
    逆にウボォーギンがネテロレベルで高密度の圧縮オーラで全身を防御したければ、全開オーラのさらに倍程のオーラを纏って圧縮する必要が有る。つまり〈 全開オーラ未満の 〉通常ウボォーギンは局所を破壊されるに際し弱く、小柄な老人達は強い〈 両者共に例えば 20,000オーラの堅の場合 … 老人達の全身の肌はウボォーギンよりも固い 〉。
    逆に小柄な老人達は大きなかめはめ波に全身を晒された場合に早目に全身のオーラを相殺されてしまうが〈 20,000オーラを圧縮した堅 〉、ウボォーギンは大きなかめはめ波を全身で受け止めて楽に相殺してしまう〈 全開すれば大きな体に楽に 40,000オーラ以上を纏える 〉 】

  ↘  ✔ 第 38 巻、P190( & 問題の 同じくP191 はすぐ左だ )。ノブナガが( ヒンリギを追いかけて )ジャンプワープ してから、再び戻って来て、フィン&フェイ と合流するまで、まだたったの 10分くらいしか経っていないのだという。

    ★ で。その直ぐ左の、同じくP191 の、問題の、黒くじら号中に響き渡る “ 緊急放送 ” である。曰く、
  「 緊急放送です。皆様、お手を止めて静粛にお聞き下さい。皆様 … 大変悲しく残念なお知らせです 」

    これは時系列上、フェイタンが「 このままシャアアのアジト行くね 」と急ぐところを、ノブナガが「 いや … 最低でもフランクリンは連れて行こう 」と遮った、その会話とまったく同じ世界線上の、そのままの流れだ( 後述する ↓ )。

*~*~*~*~*~*――――――――*~*~*~*~*~*

    仮に … というか、それしかあり得ないと思うんだが、上の緊急放送が、ハルケンブルグ王子の訃報であれば。
  その時刻は、12日目の木曜日、午前中である。今号で描かれた ハルケンブルグ王子の葬列が、およそ同日の 正午くらいの出来事。だから訃報はその数時間前だ。

   ♡〜♡〜♡〜♡ ♡〜♡ ♡〜♡〜♡〜♡

    そもそも今回 … 第 50 号、No.406 ◆ 神器の巻 … で。生牡蠣が発信機に戻ることで初めて。
  めっちゃショックだから二回書くが、それで初めて! そこから逆算して、時系列を遡る事が可能になった。まったくもう! プンスカプンプン!

    結論から言えば。✔ 第 37 巻、P185〜189。No.390 ◆ 衝突の巻 … の、
  ▷ コベントバの持つコインの数字が1から10にクラスアップした、10日目・火曜日の世界線の話。
  →  チョウライ王子が父のオニオールの元を訪れて、念能力について尋ねるところまでの話と。

    その直ぐ後ろ。背中合わせのページの、✔ 同じNo.390 ◆ 衝突の巻 ①。同じくP190〜 。
  ▶ シュウウ一家の組長・オニオールと、若頭・ヒンリギが電話で打ち合わせて、ヒソカを探す物語が始まる話の、
  →  今回の、生牡蠣が発信機に戻るところまでの、12日目・木曜日の世界線上の話と。
   ▷ と▶ の、二つあった。
  →  冨樫の奴! 漫画展開上のギミックとして、12日目・木曜日 【 … 既にハルケンブルグ王子が死に体になってる時刻だ 】、その刻時をしないままに、しれっと別の時系列の、別の世界線上の物語を始めてやがった!

    オニオールがチョウライと別れて【 頼んだぞ、父さん! 】、オニオールは直ぐに携帯を耳に当てている。
  だからてっきり読者は、オニオールがそのままヒンリギと携帯で話し始めたと思い込んだ … のだったが、違った笑( 何しろ紙っぺらを一枚めくるだけだ )。
  →  そのオニオールが、実際にヒンリギとヒソカを確保する作戦を打ち合わせるまでには … 実に 40 時間以上の時間が経っていたのだ。
  そんな事が有るのか!? 有ったんだよ笑!!

    
   ∉〜∉〜∉〜∉ ∉〜∉ ∉〜∉〜∉〜∉
  

    冨樫がいつの間にか、時系列上、遡った時点から物語を再生している切り替えポイントを、指摘しておく。
  ✔ 第 38 巻、P192、1006 船室・タイソン王子の居室でのエピソード。
  →  ここからだ。10日目・火曜日に遡っている。
  →  その前のページの、ハルケンブルグの訃報が鳴り響くまでは、12日目の木曜日の物語を再生していたというのに!

   ✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾

    ✔ 2024年 週刊少年ジャンプ 第45 号。No.401 ◆ 月光の巻。 ←  連載再開のヤァ〜ツ。
    ここで久しぶりに冨樫は、時系列を刻時してくれた。▷ 10日目・火曜日の午前11時45分なのだそう。

    この後、ジャンプの 46、47、48 号と …
  ▷ カチョウとセンリツが色々作戦を考えて、カイザルがルズールス王子の死体を担いで運ぶ作戦を考えたり、お手紙を各王子に配ったり( 11日目の水曜日の物語 )、
  ▶ バルサミルコ兵隊長がハルケンブルグ王子の暗殺を企てたりする( 11日目の水曜日の物語。本来なら裁判を開廷していた )。

    いずれにせよ、物語は ✔ 第 48 号、No.404 ◆ 思惑の巻で、旅団の三人が直立不動でハルケンブルグ王子の訃報を聞き届けるシーンで、ようやく噛み合う。
  ❈ 鳴り響いた訃報は、12日目の木曜日の、午前中である。

    結論は以上。でもめっちゃ書いたので、下のまとめ ↓ を付録しておく。

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    今週我々が初見の、第 50 号( 12日目の木曜日 )の、その前日〈 11日目の水曜日 〉の世界線上で起こった事を纏めると …

    ❈ 以下の資料は ✔ 週刊少年ジャンプ 第 47 号、No.403 ◆ 成果の巻。

  ○ 午前6時45分 すぎ。裁判の準備をしているバルサミルコ兵隊長を、ハルケンブルグ陣営が弓矢の技で狙い、見事命中。ハルケンブルグ王子の人格はバルサミルコの人格を眠らせ、その肉体を乗っ取る事に成功した( ベンジャミン陣営は、元々のハルケンブルグ王子に忠誠を誓う私設兵達を遠ざけていたので、弓矢の技は撃てないと思っていた。たかをくくっていた )。
    ぶっ倒れたハルケンブルグの体は、簡易な医務室へと運ばれた。
  ☆ すぐさまハルケンブルグ王子は、バルサミルコの肉体でウンマ第一王妃に電話をかけた( ようだ … としか言えない。そんな事が可能なのか笑 )。
   →   電話の内容は、今後しばらく後に死ぬ予定の、ハルケンブルグ本人の肉体を司法解剖に囘さないように、実母として懇願して欲しい … というシロモノ。コレによって( 後ろで手を引く悪玉の )ベンジャミン王子が後に気にする、細菌兵器による他殺である事が露見せぬように … という段取りのようだ( 48号、ハルケンブルグの内心にてそれが明かされた。そうすると、ハルケンブルグの司法解剖を拒否する権利は、名目上の母親であるはずの、ドゥアズル第二王妃には無い事になる … 司法省も変わり種の托卵の噂通り動くというのだ笑 )
    【 この内容の電話をウンマ王妃にかけるという事は、ハルケンブルグ王子はいつの間にか、バルサミルコが軍靴の底の細菌兵器を用意していた事を知り得ていた … という事になる。それはいつ、どのように知ったのだろうか? 仮に、バルサミルコの脳みそを乗っ取った直後 … にそれを知り、自分の暗殺計画を遂行したのだとすれば、あまりにも思い切りのよい性格だと言わざるを得ない。だから裁判よりも前の段階で、バルサミルコの軍靴の細菌兵器を知っていたのだと思う。既にベンジャミン陣営に、脳みそを乗っ取られた私設兵が( 配置のローテーションで )紛れ込んでいるのだろうか? 】
  ◎ 午前7時50分。ハルケンブルグ王子は、その人格が操るバルサミルコ兵隊長に成りすまして、ベンジャミン王子と電話する。医務室で寝ている( … 中身のバルサミルコが起きてこない事は、弓矢の能力を把握しているハルケンブルグ王子には解っている … )ハルケンブルグ王子を暗殺する為に、面会する許可をよこせ、と。そしてベンジャミン王子はそれを許可する。
  ⦿ はたして〈 ❈ 注意:ハルケンブルグ王子本人が操る 〉バルサミルコ兵隊長は、医務室で多くのハルケンブルグ王子の支持者が見守る中、軍靴に仕込んだ細菌兵器を医務室内で散布し、寝ている王子本人の口鼻から吸引させ、その体を被毒させる事に成功した【 作中、その描写は割愛してある 】。
  念の為指摘しておくが、これはバルサミルコ兵隊長による殺人ではなく、ハルケンブルグ王子本人による自殺である 。

   ∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅

    続いての資料は ✔ 第 48 号、No.404 ◆ 思惑の巻。

  ◉ 寝ていたハルケンブルグ王子は嘔吐した。細菌兵器が効いてきたのだ。ハンター協会の医療部隊は、医務室から隣接している総合病院へと患者を搬送し、治療を開始した。
   →   バルサミルコ兵隊長はその件を電話でベンジャミン王子に報告。王子はハンター協会の医療班をハルケンブルグの肉体から遠ざける為に、王族専属の医師と軍医からなる医療チームを総合病院へ派遣すると応えた。
  ● ベンジャミン王子の内心によると、嘔吐の症状が現れてから死ぬまではおよそ 12時間だという。自身ではコントロールできないハンター協会の医療班がハルケンブルグ王子の死体の検視にしゃしゃり出る事を危惧し、上のようにした。
  ☪ ハルケンブルグ王子の内心によると … バルサミルコ兵隊長の人格を閉じ込めていたハルケンブルグが死体になると、バルサミルコの人格は生きているバルサミルコの本体に戻ってしまう。そしてその中でハルケンブルグと共存を開始するという。こうなると、バルサミルコの本体と相性の良いバルサミルコの人格の方が優位となり、共存しているハルケンブルグ王子の人格を〈あたかも眠らせるように〉封じ込めてしまう … という。
   →   ハルケンブルグ王子は実験により、その対策法を心得ていた! ハルケンブルグ王子の肉体が死ぬ直前に、バルサミルコの肉体で催眠剤を服用する。すると、より肉体に馴染むバルサミルコの人格の方が薬の影響を受けて眠りに入り、およそ 10 時間程は間借りしているハルケンブルグ王子の人格の方の覚醒が維持できるし、その意思で行動できるのだという【 睡眠剤で眠るのは … 人格だけなの笑? 体は? 】。
   →   ハルケンブルグ王子はその 10時間以内に、継承戦の勝者となる為の次なる一手を決行する覚悟だ!  それはいったい、なんなんだぁ〜!?

     … ここまでが、我々が 第 50 号を知らない時の物語。

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    ✔ 同じく週刊少年ジャンプ、第 48 号、P390。日付を跨ぐ重要な描写( 冨樫め、ちゃんと日付時刻を漫画内に書き入れてくれたらいいのに! )。
  クラピカとビルが、明日の12日目の木曜日、念能力講習会でのカミーラ王子陣営の初の参加者の処遇をどうするか、打ち合わせている。シマヌも聞いている。
  →  その真下のコマ。コレは黒くじら号がその両眼のライトで真っ暗闇の大海を照らしながら航海する様子だ。
  →  つまりこの真夜中の描写をもって、日付は11日目・水曜日から、12日目・木曜日へとまたぎ変わっているのだ。

  その後、医師達が見守る中でのハルケンブルグ王子の肉体の臨終の描写が来る。訃報によるとその死は 12日目の木曜日の、未明だったという。

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    世界線というか、冨樫は時系列を揃えるつもりで描写しているのだろうか?
  まったく上の資料( ✔ 第 48 号、No.404 ◆ 思惑の巻 )の続き。✔ そのP393。ハルケンブルグ王子の訃報が、黒くじら号の船内中に鳴り響く。
  比較しやすいように引用しよう。

  「 皆様 … 非常に悲しく、残念なお知らせがあります … 。本日未明 … ハルケンブルグ王子が御逝去なされました 」  ↙

    【 ❈ 注意:直ぐ前のページで、ハルケンブルグ王子の人格が操るバルサミルコ兵隊長が、恭しくベンジャミン王子に電話で伝えている( 自分の事なのに笑 )。
    以下の葬送だの葬列だのの仕様は、なんと死期を悟った王子自らの遺言通り … なのだそう。例の細菌兵器の被害者にそんな事が可能なのか?、ベンジャミン王子には判りそうなものだ。つまりは可能なのだろう。
    それにしてもハルケンブルグ王子は、いったいいつの段階で、葬列を用いる何らかの作戦を考案していたのだろうか? そうは言っても、まだ彼の陣営が何を仕掛けるつもりなのか判らないのだが 】

 ↘ 「 本日〈 12日目の木曜日 〉正午より、ハルケンブルグ王子の葬列が中央階段を通り、第1層へと向かいますので、第3層の皆様、最後のお見送りは中央階段広場にてお願いいたします 」

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    旅団の三人のリアクションも書いておこう。
  「 この王子はどれかの組のケツモチか?」 / 「 いや、違うね 」 / 「 なら関係ねェ。さっさと〈 下の 〉第4層行くぞ 」

  ☆ ノブナガは言う。「 ヒンリギが機転を利かせて発信機を見つかり難い所へ隠してくれたおかげで時間に余裕ができた  /  エイイのアジト〈 それは第2層すなわち上に在る 〉へ向かう前に、他の2組(のマフィア)に確認しておきたい事がある 」

    ★ 生牡蠣が発信機に戻るのは、ヒンリギが飲み込んでから吐き出して設置して、およそ2時間後だ( まぁ吐き出すまでの 10分くらいは誤差の範囲だ )。
  →  それじゃあ … 生牡蠣が発信機に戻る2時間前 … ヒンリギが飲み込んだタイミングってのは、当然、12日目の木曜日の朝っぱらだったことになるね?
  ❈ 上の緊急放送すなわちハルケンブルグの訃報は、まだその日の正午ですらない。早い時間帯だ。

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     … んなわきゃない!!! というのが、もっぱらの頭痛の種なんだよ!
  ヒンリギが発信機を生牡蠣に変えて飲み込んだのは … ✔ 第 37 巻、P190。ヒンリギが、ボスであるオニオール = ロンポウと電話で話している時系列から連なる世界線上の日付だ。

    【  … と書いた後に、冨樫が実は、読者に何の断りもなく、10日目・火曜日の昼下がりから、12日目・木曜日の朝っぱらへと、物語の世界線をすっ飛ばしたのだ … と筆者は結論した。
    上にも書いた件だが、チョウライ王子を見送るオニオール組長が携帯電話を右耳に当ててから、実際にはしれっと40時間以上の時が流れて、オニオールはヒンリギとヒソカ確保計画について話している  】

   〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃

    そしてその時系列は … 同じく第 37 巻、P183。
  1003 号船室、チョウライ王子の居室にて、ベンジャミン王子の私設兵・コベントバが、隠し持つコインの数字が、いつの間にか1から10へとクラスアップしている事に気付いた世界線から、そのまま繋がっているのだ【 ❈ 筆者注意:つながってませんでした! 】。
  お解りのように、初日の数字が1だったコインが10へと変わるのは、10日目の事だ。

    漫画上の時系列をさかのぼる。✔ 第 36 巻、P86、87。1003号船室にて、二日目の昼食をチョウライ王子が食べている。

  【  なんで昼食と断定できるのか … というと、✔ 2024年 週刊少年ジャンプ 第 48号、 No.404 ◆ 思惑の巻。そのP378 にて、クラピカが内心で我々読者に教えてくれたからだ。
    ☆ コインは毎日、午後1時に出現する … と
    ★ あんまり冨樫を追い詰めたくはないし、比較的どうでもいい点だが笑 ✔ 第 36 巻、P121。 “ 今朝もまた ” 、落ちてきたコインを手に入れた … とチョウライ王子は言う。これが3日目かな?  】

     … で。コベントバは内心思っている。意訳すると … 『 オレは昨日の1日目に、守護霊獣の口から落ちてきたコインをこっそりゲットしているがね … 』
  →  つまり。コベントバが所有するコインの数字がクラスアップしたのは、10日目・火曜日(の時系列)となる。
  →  そしてそれがそのまま、ヒンリギ達が〈 ボノレノフが変身した偽物の 〉ヒソカと出会った世界線上の話であり … 。
  →  そのヒンリギがノブナガとともに、エイイ一家のアジトへとランデブーして、帰って来た世界線上の時系列だと、筆者は言っている。

    【  訂正:ボノレノフが変身した偽物ヒソカがリンチ、ザクロと巡り合う世界線は、もちろん 12日目・木曜日の朝っぱらから続く時系列の世界線だ。
    だからその後、カジノにて、偽物ヒソカが本物ヒソカを背後から観察するシーンは、ハルケンブルグ王子が臨終した後の午前中という事になる。オーラの大鳴動で言えば5つ目の後。ヒソカは5つ目の大鳴動も無視(我慢)できたのだ。凄い術者だからとて、狩りに行く事はなかった  】

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    作劇上の、大きな疑問点としては … フランクリンはどうした? 誘うんじゃなかったの?

    ✔ 2024年、週刊少年ジャンプ 第 49号、No.405 ◆芝居の巻。
  ❈ のっけから本物のヒソカが登場し、そこに偽物の〈 ボノレノフが変身した 〉ヒソカが接近したから、その時系列は、いったい漫画上のいつのタイミングなんだよ!? となる訳だが。

    フランクリンについても疑問だ。✔ その同じくP347。
  結局の所、旅団の三人はフランクリンを帯同するよりも先にシャアアの詰め所に赴き( エイイ一家についての疑問を詰め合わせて )、そのフランクリン無しで、秘密の扉を潜り、上層・第2層のエイイ一家のアジトへと行こうとしている。

    冨樫のことだから、フランクリンにはフランクリンに相応しい物語を裏で進めていてくれると嬉しいな。イットクと気持ちよく共同しているのが望みだ。

    先を考察:ノブナガだけは、下に向かい、4層と5層の間にある下水処理場で、シャアアの下請け業者に成り代わり、殺人を繰り返しているエイイ一家に色々な質問をするつもりだ。つくづく冨樫の作劇では、旅団は単独行動を好む。ウボォーやノブナガは特にそう描かれている。バカみたいである。
   そもそもノブナガが単身乗り込んだところで、シャアアの下請け業者なのか、それともそれに成り済ましたエイイの面子なのか? 見分けが着かないだろうに? … という訳で、詰め所にいるツドンケ君たちの出番になりそうだなぁ … ノブナガさんの胸の中で死んで行きそうだなぁ。今回は以上です。

No.16 長文翁 2024/11/11 19:26

船内 = カキン国内での、ヒソカの待遇について

    週刊少年ジャンプ 第 49 号。No.405 ◆ 芝居の巻。
  ○ ヒソカの処遇、待遇。その不思議について

    クロロはボノレノフに言っている。『 本物のヒソカの方はいずれかの王子に接触し、既にVIP待遇で(黒くじら号)一層の客船に入り込んでいる可能性が高い 』
  一見するとクロロの言う通りだ。カジノを彷徨くヒソカの装いや様子を見る限り、VIP待遇だ。そしてもう一つ … ↓ 。

    他ならぬヒソカ本人が内心で言っている。『 ここで何度か起こっている凄まじい鳴動も…、儀式の力で生まれた念獣のサポートで発現した集団行動型の能力だと知り、一気に萎えた ♤ 』
  これらのヒソカの経験、実感から判ること … ① ハルケンブルグ陣営の行動がさっぱり見えないところに居る( 居た )。② 守護霊獣についてかなり正確に知り得る程には、カキン王族に接近している。

   ❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊〜〜❊

    そしてまた、ヒソカはクロロの言う通り … 王子の護衛なんぞしなくて良い程に、高い高い地位に居る。まさしくベリー VIP待遇なのだ。
  ヒソカがあんなシュッとした衣装でカジノでの余暇を楽しんでいながら、「 非番が開けたら 〇〇王子の護衛任務に戻らなくちゃ ♧ 」なんて作劇は許されない。
  その他の王子の護衛役は皆、非番には王子の居室で休んでいたではないか( 待機っていうのかな? )。あんな自由時間を過ごす余裕なんてあり得ない。

   ♡〜♡〜♡〜♡ ♡〜♡ ♡〜♡〜♡〜♡

    仮説 : ハルケンブルグ陣営の鳴動について様々に考察していたベンジャミン王子の陣営に、実はヒソカが居た … なんて作劇 … こんなのは全くピンと来ない。つまらない … が、
  ヒソカもベンジャミン達と同じく、鳴動の正体を知りたかった事自体は事実なようだ。そして結果、割と正しく知り得ている。これはヒソカがそもそも、守護霊獣の役割をかなり正しく知り得る立場に居なくては、不可能な作劇だ。
  だって少なくとも、ベンジャミン陣営は、無線通信でハルケンブルグの守護霊獣とその仕業を目撃した部下から情報を集めている。そしてそれを見てはいないはずのヒソカが、ベンジャミン陣営に匹敵する真偽の見極めに辿り着いている。

     … で、それらを纏めると、以下の事が言えると思う ↓ 。

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    唐突に登場した本物のヒソカ。今のところの考察としては、☆ ヒソカを船内に正式に招待したのは、★ ナスビー王その人しか考えられない。

    ヒソカの目には守護霊獣が見える。そしてそれは必ずしも戦闘の対象ではないのだ … とヒソカが理解している状況だ( だって守護霊獣って、船内中を勝手に動き回っていたんだからね? )。
  ご存知の通り、ヒソカがその気になって倒せない守護霊獣や、それが憑いた王子なんぞ居ない。その上でどの守護霊獣も、ヒソカを危険人物だとは認識していないっぽいので … ヒソカ個人は王位継承戦とはパラレルな位置に居る事が判る。カキン国内において、守護霊獣達とヒソカは並立可能な存在なのだ。

    ❈ あまりに筋立ての弱い推察を一つ:ヒソカはナスビー王の守護霊獣( … めっちゃ経験値があり、年季を重ねて成長しているのが一目で解る程の威容だ )とも面会した事があり、それが敵ではない事を理解した( つまりヒソカが本気を出せば、非念能力者のナスビー王ごと倒せそうなのだ )。
  →  だからその他の、生まれたばかりで未成長の、各王子達の守護霊獣なんぞを見ても、何にもそそられない。まぁ闘うに値しない存在ならば、ヒソカが手を出さないのはその通り。

    カキンの司法がどうあれ、国王軍の脅威がどうあれ … そして、たとえ王族殺しが極刑だろうと。
  ヒソカが戦いたいと願えばそうなる( 事実、ヒソカは視認できなかったハルケンブルグ陣営の謎の使い手を探り出し、タイマンで殺したい … その為に走り出したい … と願っていたのだ! )。

    でも作中のヒソカは、今はそう思ってはいない。つまり、王位継承戦と守護霊獣の役割を正しく理解・認識できる立ち位置に居るのだ。
  それは壺中卵の儀や守護霊獣について、全く何にも知らないところから、イチから分析せねばならなかった各王子 … そんな彼らがもたらす情報を吟味して当て推量せねばならない立場 = 王子陣営付きの用心棒 … なんかよりもさらに上 … すなわち、ナスビー王のお付き以外はあり得ない。

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    別件。数十年前のジャンプ漫画ならば、船内の一層で天空闘技場の延長線上のようなタイマンバトルが設けられていて … そこでヒソカ選手も戦う … なんてしょうもない作劇に付き合わされる羽目になるのだろうが。今ならそんな引き伸ばしは誰も喜ばない。
  仮にヒソカがバトルをやるのならば、今のところ、その場所は一層ではない。もっと下層だ。まぁ幻影旅団が上に上がって来た場合はその限りでもないのだろうが( だからボノレノフとの舞踏はあり得る!)。

    それと余談:奇術師・ヒソカを必要とした王族が居て、スーパーエンターテイナーとして船内の第一層に居る事を許可されているヒソカ … なんてのはどうか? つまんないよな?

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    別件。ハンター・ヒソカについては、どう考えたらよいか … という話。
  正式なハンター証の持ち主・ヒソカ … っつったって … その集団・本丸である十二支んですら、V5から雇われてカキン国〈 及びビヨンド = ネテロ 〉の監視役( 或いは競合相手 )として同行している。つまりライセンスを持つハンターといえども、カキン側の心象が好転する材料ではない。待遇に関しては何の得にもならない。

    そのライセンスに付随する話として。ヒソカが船内で何かを独自にハントする資格を、カキン王国側からもらっている … なんて作劇については、どうか?
  例えば幻影旅団の討伐役として名乗りを上げた結果、船内に居る … のであれば、そのヒソカが第一層に居続けているのは … これは筋が通らない。

    ちょうどルイーニーの無理矢理連続殺人が起こったばかり。それが幻影旅団の仕業ではない … なんて、誰にも判断できないではないか?
  ゆえにだから、ヒソカが真に幻影旅団ハンターならば、連続殺人事件の調査に向かう義務があっただろう?
  呑気にカジノで余暇を過ごしていながら、実は幻影旅団を狙ってます … なんて作劇は無理筋だ。つまり作中のヒソカには、幻影旅団討伐よりも優先すべき何かが有るのだ【 ❈ 筆者注:後に、そんなものは無い、幻影旅団が最優先だ … と結論します 】。
  しかし … ヒソカがクロロの討伐を後回しにするような優先対象 … そりゃなんだ?

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    カキン国の性質について、その考察の背景:✔ 第 18 巻、P171。キルアの質問に応えたカイトの説明と、同じくP183、カキンの役人の話を纏めると …
  ▷ カキン国は、国の調査機関よりも腕の立つ外部の調査員がいるならば、それなりの対価を払って仕事を投げる程には融通が効く … って事が判る。特に生物学とその調査については遅れているようだ( もちろんヒソカはそんな分野の専門家ではない )。

    では。カキン国がこの際、必要とする専門家とは何か?
  あり得るとすれば … ✔ 第 34 巻、P142。単独行動のクロロは電話の向こうのシャルナークに、今後の幻影旅団の方針を示す。カキン国の隠し財宝を狙うという  ←  コレが、ヒソカが乗船している、その遠因じゃないか?
  幻影旅団の脅威が船内に迫りつつあり … その乗船を防ぐ事は難しい。今はその身を隠している幻影旅団 … これを目敏く察知したカキン国は、どうした? こうしたんじゃないか? ↓ 。

    ★ 幻影旅団討伐の専門家・ハンター・ヒソカ氏に、そのハントを依頼した。これならまぁ解る話だ。
  【 もちろんヒソカはこんな事はしないとは思うが → 仮にヒソカがハンター協会の審査部に対して … 先に旅団の内部へと内偵していた自分とクラピカの活動でウボォーギンを殺害し、パクノダを削り、クロロを一年以上活動停止させ、今またシャルナークとコルトピを殺し、また正式なライセンス持ちのイルミを旅団に潜伏させる事に成功しました … と申告すれば、もう最右翼の専門家だ。ヒソカこそが幻影旅団ハンターだ。ゴンも合わせた同期の桜で、幻影旅団を追い詰めたんです! 僕たち!! 】

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    それじゃあ何故? ヒソカは一層を離れて、船内の下層で幻影旅団の討伐をしてないの … ?
   … ってところでまた、論旨は先の分岐点に戻っちまうよなぁ。
  新しい論述の為の材料はないか? 何か新しい要素を、カキン国が、すなわちナスビー王が察知してはいないものか? … となると、あったじゃない?
  ようやくエイイ一家、モレナの反乱について、だな?

    作劇上は、幻影旅団がエイイ一家の抑止力になると判った段階まで、ヒソカの行動指針は宙ぶらりんのままだった事にはなるが
  ( それが一番問題なんだよな … まぁまだ十日くらいしか経ってないから、ヒソカの心のエンジンは、勝手知ったる幻影旅団よりも、謎の鳴動の使い手をタイマンで殺したい … その欲求を優先していた … でもいいのかな? 後で時系列も並べてみてみよう )。

    今ならカキン国が、幻影旅団ハンター・ヒソカの行動を抑える理由も納得できる。なぜならもちろん … ヒソカが幻影旅団の戦力を削れば、エイイ一家を利する事になるからだ( 幻影旅団はエイイ一家と敵対してくれているからね )。

    ◇ ✔ 第 37 巻、P74、75。エイイ一家の正体についていち早く知り得る王子 … これは確かにツェリードニヒではあった
  ( だから ◆ ヒソカに幻影旅団討伐のストップをいち早くかけられる立場 = ツェリードニヒ … ってのは筋が通る仮説な )のだが、彼とヒソカがツーカーってのはもう無茶苦茶だ。あり得ない作劇だ。
   … なぜなら。テータじゃなくとも、今のツェリードニヒはヒソカが味見したくなる程には成長中であるし。ヒソカが彼を殴って念能力に目覚めさせた方が、絶対にヒソカにとって良い未来がやってくるではないか?
  →  ツェリードニヒが獲得する念能力は、ヒソカへのリベンジに資する戦闘用となる蓋然性が高まるからだ!

    ✔ 第 36 巻、P189〜。ミザイストムも、シュウウもシャアアも、国王軍もそうそう愚かではなかろう。
  そして全ての情報を集約し得る、◆ ナスビー王付きの当局も、いち早くエイイ一家の反乱を知り得ているのではないか?
  であれば、それで初めて、幻影旅団ハンター・狂人ヒソカの早期の単独行動を抑制し得る … その筋書きは成立する。「 ヒソカさん、今は幻影旅団を狩らないで下さい! 」となる。
   … これで一応の整合性は着いた。

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    余談ながら:ネオン = ノストラードに対して …「 お宝の人体がヨークシンで手に入るから、金を持ってマフィアのアンダーグラウンドオークションに参加しなよ 」… とそそのかした人物が居る〈 故にネオンは父のライトに、マフィアンコミュニティが開催する地下競売の正式な参加証を手に入れてくれ … と催促した 〉。
  →  それがクロロ本人なんじゃないのか?

    ✔ 第 12 巻、P84。クロロは事のはじめからネオンの占いの能力を盗む気で、ネオンの身柄がヨークシンに来て、単独で泳ぐように … と情報を、そして状況を操作している。
  しかしながら。✔ 同じくP82、83。クロロは自分でネオンをヨークシンに来るようにと(ダークウェブ上で)芝居をうっていながら、占いの能力ばかりを気にかけていたせいで、肝心の人体蒐集趣味についてはすっかり忘れている。それもそのはずで、クロロにはそんな趣味が無いからなのだが … 。

    筆者が何を言いたいのかというと。
  ネオンを唆す為のダークウェブ上の演技 … 気色悪い人体蒐集趣味人の、世を忍ぶ仮の姿を研究していたクロロなのだから … ツェリードニヒに辿り着き、彼についてより以前から分析していたのは、ヒソカよりもむしろクロロの方だろうな … っていう余談でした。
  →  だから、ツェリとヒソカが既にツーカーってのは無理矢理すぎる筋書きだ … という推論の、その補論でした。

    シャルナークやクロロはミザイストム以上にダークウェブの専門家であり。盗むべき金持ちで、ぶっ殺すに相応しい、憎むべき趣味人のツェリードニヒ = ホイコーロに辿り着く蓋然性 … これは極めて高い。
  その上で演技巧者なのだから、何らかの因果でツェリードニヒに取り入っている … としたら、そらヒソカよりもむしろクロロやろうな … という余談でした。

    むしろクロロがコネでツェリードニヒサイドを動かして、ヒソカに幻影旅団討伐のエサをぶら下げて、誘い込んだ可能性すらあるのかな。でもそりゃつまんねえな。
  だって、ツェリとヒソカが既に知り合いならば、ヒソカがツェリを殴って、念能力の洗礼と憎しみを与えていない訳が無いんだもの【 ✔ 第 38 巻、P83。成長したツェリードニヒの復讐は “ 本人手ずから ” 苛烈に実行される。これを望まぬヒソカではない。垂涎&勃起ものだ。カストロの件を思い出すべし 】。

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    おさらい:今回のヒソカの内心。これは、ハルケンブルグ陣営の鳴動が、仮に一人の強力な念能力者の仕業であれば( 萎えたりせずに )、タイマンを仕掛けに行くつもりだったのだ … と読み解ける。
  しかしながら実際は集団行動型だったからがっかりした、ボクが闘うには値しない … とヒソカは言っていた訳だ 。

    この件から判ること  →  やはり! ストーリーをかき回すジョーカー!、トリックスター・ヒソカ!
  その行動を縛る事ができる何者も居ないのだ!
  カキン王国から正式な招待を受けて乗船しているヒソカといえども、例えばクラピカなんかとは違う。強い個人が居れば、タイマンを売りに行く気満々なのだ。

    作中のめんどくさい初期設定だけど、ライセンス持ちのハンターが殺人を侵しても、免責になる事があり得るという。しかしそれは表の顔のヒソカ。
  裏のヒソカは、誰であれ殺す。強ければ。たとえ王子でも。免責なんて求めていない。
  たとえ逃げ場の無い船内であろうと、王子殺しのボクを、捕まえて仇をとってごらんよ? 全部返り討ちにしてみせるよ?

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    以上で、ヒソカが第一層に居ながら、まだ何らの殺しもしていない。その作劇の整合性は取れたと思う( 殺したい程に強い王子に、まだ出会っていないのだ )。
  ナスビー王付きの当局が … 天空闘技場でのフロアマスター同士の決戦で殺害されたと思しきヒソカを … しかしながら生きていたヒソカを。幻影旅団討伐の専門家として、正式なハンター証を持つ有資格者として、雇用している。
  だから、今のところのベリーVIPエリアでの暇つぶし、穀潰しも許されている … 。

    以下、毎度筆者お得意の、妄想ストーリー。
  ナスビー王付きの側近・ヌグイが( ← 壺中卵の儀のツボを持ち運んでいた三頭身の紳士。尻拭いをする立場の人だからヌグイか笑 ✔ 第 37 巻、P35。ハルケンブルグの反乱も万事オッケーと言ってくれている )、
  ヒソカに対して説明しているシーンが、これまでは作中で省かれている … という考察です ↓ 。
  【 ❈ 注意:以下のヌグイ ↓ は念能力者で、守護霊獣が見える … という設定です。実はヌグイも壺の妖精なんじゃないのか笑 】

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    時系列では … ✔ 第 36 巻、P89。タイソン王子がお早うの挨拶をしている。出航して三日目の朝だ。
  ✔ 同じくP93、ハルケンブルグ陣営が初めてパーティーフォームを取ったところ。一度目の鳴動だ。
  ちなみにこの度の鳴動は、死んだモモゼ王子へと黙祷を捧げる為であり。誰ぞを攻撃しようというものではない。

  架空のヒソカ「( 激ヤバじゃないか!? 今すぐにでも殺りに行きたい!!)」
  ヒソカの心中を察知した、架空のヌグイ「 落ち着いて下さい、ヒソカ様。あのオーラの鳴動は、位置で言えば王子の居室。おそらくはハルケンブルグ王子です。彼は念能力者ですらありません。これは間違いなく守護霊獣の仕業。ヒソカ様はけして、王位継承権の争いには関わってはなりません 」
  架空のヒソカ「 守護霊獣 … ? 」
  架空のヌグイ「 ご説明いたしましょう … カクカクシカジカ 」
  架空のヒソカ「 そんな便利なモノが有るの … ? 」

    同じくP96。黙祷を済ませたハルケンブルグ王子は、ナスビー王の元へと直訴に向かう。
  ✔ 同じくP109。門番の軍人は既に帯銃を下げているようにも見えるが。ともかくハルケンブルグは、お手紙作戦を開始する。用意周到なこった。

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    次。✔ 第 36 巻、P122。時系列で言えば、四日目・水曜日が始まったばかり。ここでいう深夜とは、日付変更の直後 … の意味でよかろう。というのも、その先 ↓ で午前中が訪れるからだ。
  ✔ 同じくP198。出航四日目、すなわち水曜日の 午前 10:00 だという。
  ちょいとページを遡れば、ようやくモレナはサイキンオセンを発動している。❈ なんで出航の初日ではないのさ?  ←  統率の取れないルイーニーのようなタイプの部下が、これよりも早い時点で能力を得る事を避ける為だったのか?
  そして幻影旅団はといえば、集合し、行動指針を決めている。今まで動かなかった理由は何だ? ボサッと三日も、何してたんだ? クラピカなんて二日間も講習会をやったんだぞ。

    確かに。旅団の動きが静かすぎると、ヒソカの動き出しが遅いのも頷ける。
  でも普通に考えたら、旅団は盗賊なのだから、目的を達成する為ならば静かに動いているのが当たり前ではないか? それを捕捉できてこその専門家、幻影旅団ハンター・ヒソカだろう? タダ飯喰らいめ。何を手をこまねいているのだ?
  【 ❈ もちろん、ヒソカを幻影旅団ハンターに仕立て上げたのは他ならぬ筆者本人なのであって。それ以外の立場が … 役目がヒソカにはあって、それがまだ明かされていない … だからヒソカが動けていない … という作劇もあり得る 】

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    次。時系列では … ✔ 第 37 巻、P29。ハルケンブルグが国王軍の帯銃を下ろすのに、初めのお手紙作戦から四日かかったという。
  ✔ 同じくP39〜43。結局、ナスビー王への革命は通用しないと悟ったハルケンブルグ王子は、自身の念能力に目覚め、それを初めて使う。二度目の鳴動だ。 ↙

    【 余談ながら:この時ハルケンブルグ本人の念能力の名前等の紹介はなかった。冨樫の地の文による説明がちゃんと付属していたというのに?
  これはあたかも、ネテロがネフェルピトーを相手に初めて念能力を使った時と似ている 】
  ( ✔ 第 25 巻、P78〜83。ゼノが勝手に百式観音と言っているから、まぁコレがそうなのだろうな … とは思っていたが〈 その全貌は 27 巻まで不明だった 〉、どこが観音なんだよ!? という違和感を憶えている。
    →  もちろん。メルエムを地べたに埋め込む時に初めて、放出系のみならず具現化を経由した、六性図上、より迂遠な構成の念能力であるのだ … と明らかにした方が、読者のショックが大きい! 情報を開示する順序を上手く構成しているから、漫画は面白い )。

  ↘ 架空のヒソカ「( 二回目の鳴動 … 激ヤバなんですけど!? いつ殺るの!? 今でしょ!? )」

  架空のヌグイ「 ヒソカ様。落ち着いて下さい。あれはハルケンブルグ王子の守護霊獣が働いた影響です。どうか矛をお納め下さい。ヒソカ様には、王位継承の儀式には傍観者で居続けて頂きたい。王子それぞれの守護霊獣は、かようにそれぞれの王子を支援していきます 」
  架空のヒソカ「 凄まじく強そうじゃないの? あんなのが他にも合わせて、14体も暗躍してるっていうの!? アレと闘う機会を見逃せ … と、このボクに命令できるつもりかい?( ヒソカは隠したかったが、ヌグイへの殺気が漏れ出ている )」
  架空のヌグイ「 集まれば膨大でも … オーラの源、その一人一人は … ズブの素人ですぞ? カクカクシカジカ …( ヌグイはハルケンのパーティーフォームの構成について詳細を話す )」
  架空のヒソカ「 あっ … そうなの? 完成形はチートでも、攻略法はつまんないね? ( 現場を見ていないヒソカは、後方に居並ぶハルケンブルグの従者達を、素早くカードで各個撃破できる自分を想像した。相互協力型の要の役割の守護霊獣は、それこそその役割に集中している以上、より殺しやすい ) 気が削がれたよ … 」

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    その次。✔ 第 37 巻、P110〜118。ハルケンブルグは今回、弓矢で誰を狙ったものか? それはさておき、鳴動再び。三度目の鳴動だ。

  架空のヒソカ「( 激ヤバなんですけど!? 我慢しなくちゃいけないの!?)」
  架空のヌグイ「 ヒソカ様。やれば勝てるのですから、どうか自重してください … 風俗でもご利用なさったらいかがですか? 手配いたしますよ? 」
  架空のヒソカ「 いい。要らない ☠ 」

  →  ハルケンブルグ陣営は、オーラの鳴動のその裏で、シカク( の体 )を殺害している。✔ 同じくP108〜111。シカクの魂の在り処を知る、その為の実験だという。
  【 ちょっと書き方が逆だな。シカクの自死という派手な演出の裏で、オーラの弓矢でやらねばならなかった、何者かの人体の乗っ取りを遂行した … と書くべきだったか? 】

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    ✔ 第 37 巻、P169〜172。時系列では、10日目・火曜日の 午前11時30分。四度目の鳴動だそう。ハルケンブルグはベンジャミンの部下、国王軍のビクトを行方不明にしてしまう。

  架空のヒソカ「 … 」
  架空のヌグイ「 ヒソカ様。ようやく落ち着いてくださいましたな 」
  架空のヒソカ「 もう、流石にね。ねえ、ヌグイ。そもそもアレが狙ってるのは、どういった標的なの? 」
  架空のヌグイ「 さぁ … そこまではわかりません。何しろ観てはいませんもので 」
  架空のヒソカ「ふうん 」
  架空のヌグイ「 いかがでしょう、ヒソカ様。気晴らしにカジノにでもお出かけになっては? この際ですから、軍資金はお気になさらず。このカードをお使いください 」
  架空のヒソカ「 こいつはどうも。気を使わせちゃって申し訳ないね。まぁ負けが込まないウチに引き返すとするよ 」
  架空のヌグイ「 案内の者をお付けしましょうか? 」
  架空のヒソカ「 … 子供じゃないんだから。心配しなくても、余計な喧嘩も殺しもしないよ 」

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    ❈ 筆者注:筆者が描く勝手な物語の、10日目・火曜日の世界線上で、ヒソカをカジノへと行かせる理由が有る。
    →  コレが次の日、11日目の水曜日( バルサミルコ兵隊長が、ハルケンブルグ陣営に弓矢で撃たれた朝の、その日 )ではいけない理由が、有ると思っているんだよね、筆者は。おいおい書く。

    ヒソカは心中で思った …『 ここで何度か起こっている凄まじい鳴動も…、儀式の力で生まれた念獣のサポートで発現した集団行動型の能力だと知り、一気に萎えた ♤ 』 ←  ヒソカは “ 何度か起こった ” と言っているが、
  作中のヒソカのカジノ遊びと、ソレをボノレノフが目撃したタイミングは、四回目の鳴動の後で、かつ五回目の鳴動の前なんじゃないかな? と思っている。
  単に漫画の連載を追っていれば、普通に考えたら、ヒソカはバルサミルコ兵隊長が撃たれた “ 五回目の鳴動 ” の後に、カジノに行っているのだけれど … それでは日付が食い違ってしまうと、筆者は思うんだよね ↓ 。

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   ? 疑問点というか、確認:上の、10日目・火曜日の世界線上のヒソカでなければいけない!
  10日目・火曜日のヒソカであれば! このままカジノに赴いて、それでそのまま、ボノレノフが変身したヒソカに目撃される … そういう展開になる。というのはね … ↓

    ✔ 第 38 巻、P57〜60。映画館でヒンリギと巡り合った〈ヒソカの形貌の〉ボノレノフは、まんまと船内の第一層へのチケット&カードキーを手に入れた。このまま一層のカジノへと赴けば、ヒソカを目撃する事が可能だ。
  →  言い換え、同じ話しの念押し:( ボノレノフがヒンリギからカードキーを受け取った日付は確かに )、10日目・火曜日の世界線上の出来事のはずなんだが … 。
  →  また言い換え:そのまま船内の第一層に上った〈ヒソカの形貌の〉ボノレノフだったら、本物のヒソカを背後から視認できる。その機会をボノレノフの行動から裏付けたら、その日付は 10日目・火曜日のはずなんだが … 。

    再度、疑問点:だとすれば ↓ ? コレ ↓ って、なんだったっけ?

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    疑問点:✔ 第 38 巻、P187。初めて出会ったヒンリギとランデブーし、新天地へと赴いたノブナガだったが、しかしエイイのアジトから逆送されてしまう。
  ✔ 同じくP191。その後ヒンリギと別れたノブナガが、フィンクス&フェイタンと合流した後に、黒くじら号中に鳴り響いている緊急放送 … コレはなんだったっけ?

    『 緊急放送です。皆様、お手を止めて静粛にお聞き下さい。皆様 … 大変悲しく、残念なお知らせです 』
  ↑  コレは( 展開の流れでいくとそのまま )、10日目・火曜日の出来事だよね?
  ↑  この、悲しく残念な出来事って、なんだったっけ? 10日目に、誰か死んだっけ?

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    ✔ いっこ前の、週刊少年ジャンプ、第 48 号。No.404 ◆ 思惑の巻。そのP393。
  緊急放送は、ハルケンブルグ王子の訃報を告げる。もちろん、彼の死は 11日目・水曜日の出来事だ【 ← ゴメン。これは間違い。さらに次の日の、12日目の木曜日の未明の出来事だ。見落としていた描写があった。以下で解説して訂正する 】。

  『 皆様 … 非常に悲しく、残念なお知らせがあります。本日未明、ハルケンブルグ王子がご逝去なされました。本日正午よりハルケンブルグ王子の葬列が中央階段を通り第一層へと向かいますので、第三層の皆様、最後のお見送りは中央階段広場にてお願いいたします 』

    ❈ 余談:ハルケンブルグの死亡時刻が “ 未明 ” というのならば、現在の黒くじら号の夜明けは極めて遅いと言わざるを得ない。北欧か!?
    未明ではないはずなんだよな … 。11日目・水曜日の、午前8時50分には黒くじら号が朝日を浴びて輝いてる描写が有る( ✔ 週刊少年ジャンプ、第 46 号、No.402 ◆ 手紙の巻。その最後の頁ね )。
  そしてハルケンブルグが死ぬにはまだ早い。そんな早くにハルケンブルグは死んではいない【 ゴメン。確かに未明に死んでた。後から判った 】。

    【 ✔ 週刊少年ジャンプ 第 47号。No.403 ◆ 成果の巻。
     纏めると … 。ハルケンブルグ王子はバルサミルコ兵隊長の体を乗っ取った後、倒れたハルケンブルグを収容した医務室に赴き、自分の体を最前にし( 自分の支援者達の体を後方にし )、軍靴の中に仕込んだ細菌兵器を放出している! これが双方が裁判でまみえていないにも関わらず、ハルケンブルグ王子( の体 )が害された … 後に死んだ理由 】

    【 ✔ 週刊少年ジャンプ 第 48 号。No.404 思惑の巻。
     簡易な医務室から隣接する総合病院へと搬送されていく、自分の病体を … バルサミルコ兵隊長の目で眺めるハルケンブルグ王子。
     彼との電話中にベンジャミン王子が心中で思っている → 『 嘔吐の症状が現れてから、死ぬまではおよそ 12 時間 … 』
     →  いやいやいや … 正午にはもう、葬列の催しをやる段取りになりましたやん … ? あっという間に死にますやん … 】 ← ❈ ゴメン。これも間違いだった ↓ 。 

     【  ✔ No.404 ◆ 思惑の巻。そのP390。
  ☆ 今気づいた。ビルと打ち合わせるクラピカの下の描写は、黒くじら号が、真っ暗闇の大海を、両の眼のライトで照らしながら航海している様子だ。
  →  つまりここで、★ 深夜 = 日付を跨いでいるワケだな?
    その前の ✔ P389 で、クラピカが明日の曜日を木曜日だと … すなわち明日の日付を 12日だと言っている。
    そうすると … 総合病院でのハルケンブルグの死は、クラピカの言う “ 明日すなわち本日 ” 、12日目の木曜日という事になり … ベンジャミン王子が心中思った『 死ぬまで12時間 』との辻褄は合う。つまり … 本日・12日目・木曜日の未明に、ハルケンブルグ王子が死去したのは、その通りという事だ。筆者の見落としだった  】

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     … もとい。本題に戻る。12日目の木曜日の、午前中の緊急放送について。

    厳粛に、それを起立して聞いていた()旅団の三人は、語り合う。
  「 この王子はどれかの組のケツモチか? 」 / 「 いや、違うね 」 / 「 なら関係ねェ。さっさと第四層に〈 下に 〉行くぞ 」
  その後、ノブナガはエイイ一家と接触してみて疑問に思った事を確かめようと、オウケンイやハタオと話し合う為に、シャアアの詰め所へと赴く。

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    いずれにせよ。筆者が疑問視している、件の ✔ 第 38 巻、P191〈 まだハルケンブルグ王子が生きている日付 〉で、旅団の三人がくっちゃべる中、流れた緊急放送〈 おそらくは誰かの訃報だ 〉 … コレがなんだったのかは、筆者には不明のままだ。どなたか解る読者におかれましては、教えて欲しいです。

    筆者が疑問視している、件の緊急放送 ↑ の日付は、✔ 第 37 巻、P169〜。
  ベンジャミン王子が居室で、ハルケンブルグ王子からの攻撃を受けているビクトと通信している … ここに冨樫は、10日目・火曜日の午前11時30分 と刻時している。
  →  ここからそのまま続く、10日目の世界線上の出来事なのだ( そのはずなのだ )。

    ❈ ちなみに同じ ✔ 第 37 巻、P185。コベントバのコインだけが 10 の数字へとクラスアップしている。
  ご存知の通り、1から始まった数字が 10 に変わるのは 10日目(火曜日)だ。このまま続く世界線上で、ノブナガ達がくっちゃべる中、件の緊急放送は流れた。

    ひょっとして … 8日目に死んだカチョウ王子の訃報が、まさか10日目に流れた … ? まさかね?
  いやまさかとは思うが、冨樫、やっちまってないか? 流石に、タイムテーブルを用意してネームを切っている冨樫が、訃報が鳴り響く日付時刻を間違うハズはないから、筆者が何かを見落としているのだ。

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

    ❈ 余談:コインの数字について、クラピカ達は10日で十進法の法則で増えるものと推測しているが … そんな訳あるか?
  紙幣ならばともかく。コインに表せる十進法なんて、すぐにスペースに限界が来る。面倒くさがり屋の冨樫が漢字でデザインするはずもない。
  単に、坂道じゃなくて階段登りでレベルアップした事を表す、日数なんじゃないか笑? つまり次のレベルアップが十日後とは限らない。チョウライの味方であるままに 10日、25日、50日、111日、222日、333日、444日、555日 … 999日と過ごせば、レベルアップの階段を登る … なんてな?
  最大で999日までなら、コインのサイズが拡大する等の変化を考慮しても、まぁ問題なく刻印できるというものだ。
  チョウライ王子に謁見が叶う際に、守護霊獣( 顔の有る転輪王の輪宝 )の口にお返ししたら、なんかご利益が有りそう。ソレを司る念能力者が側近にいなければ、口が何処にあるのかすら、チョウライ王子には判らない。今ならテンフトリがそれを務める事もできる。
❈ 今回は以上。もうジャンプの50号が発売されちまったな。ご清聴ありがとう。

No.15 三ツ星の考察ハンター 2022/06/18 21:41

早ければ夏から再開の10話で死ななさそうな王子
14ワブル
13マラヤーム
11フウゲツ
9ハルケン
7ルズールス
4ツェリ
3チョウライ
2カミーラ
1ベンジャミン

つーことで次はタイソンかツペッパ、ツペッパは念獣の能力があまり公開されてないからタイソンあたり危険だと思う

No.14 OS 2021/11/17 08:00

クラピカの膠着狙い
マフィア+蜘蛛の抗争
カチョウ、チョウライなど継承戦制約の崩壊
下層の上層侵攻、略奪行為
ビヨンド関係

船は多くの問題を抱えており、時間が経つにつれ継承戦の継続は困難になる。つまり最終的に複数の王子が生き残る。次点で王子が全滅。

No.13 三ツ星の考察ハンター 2021/08/10 19:36

実は現王子は全員二線者の子供で、王位継承戦は二線者の勢力を掌握しつつ血を間引くためのシステムなんじゃないかな
常に直系のみで王位継承される「現王(直系)→子は王子(直系)→孫も王子(直系)…」の様なシステムだと、世代が進むにつれて先代の二線者、先々代の二線者、先々先代の…といった二線者勢力がどんどん増えていって内乱の火種になる可能性が大いにあるわけで
それよりは直系→傍系を交互に繰り返して隔世的に二線者を王位継承戦に取り込む「現王(直系)→子は二線者(傍系)→孫は王子(直系)…」の様なシステムにして、二線者の血を定期的に取り入れつつ間引いていく方が王族としては安定するのかな、と(血統でいうと常に現王の「親」の血を残していく様なシステムになるのか?)
そもそも女王が容易に誕生するようなシステムでこんな継承戦が毎回出来るわけないもんなぁ…

No.12 長文翁。モレナにも違った未来があったかもしれない…という話。 2021/08/10 18:40

>>11 の続き。二線者の役割について。

おさらい。
第一に、血のストック。
二線者は世の中に知られていない無名の存在。
ゆえに王家・ホイコーロ一族に敵対している危険な連中に見つかってしまう心配が少ない。
万が一、正統なホイコーロの血族が暗殺や疫病によって数を減らしたり、消失してしまったりしても、二線者が生きてさえいれば。

壺を具現化したホイコーロの初代の王は、(草葉の陰で)安心できる。
なぜなら。二線者の血族からも壺の霊力を利用できる者が必ずや現れ、守護霊獣を従えて、新たな一族を率いて再び繁栄を目指すことが可能だから、だ。

 
第二の役割。ヤクザとして生きる。
その前に、現状のまとめ。

現国王・ナスビー = ホイコーロは、以下の段取りを過去に済ませている。
自分と同じ父親(前・ホイコーロ王)を持つ三人の異母兄弟たちにそれぞれ…

・シュウ = ウ一家組長・オニオール = ロンポウには、
第三王妃・トウチョウレイの子宮を貸し与え、実子・チョウライを設けさせて、そのチョウライ本人を第三王子として育てた。

・エイ = イ一家組長(おそらく故人。ナスビーの実父の子…異母兄弟。作中には未登場)には、
第一王妃・ウンマの子宮を貸し与え、実子・ツェリードニヒを設けさせて、そのツェリードニヒを第四王子として育てた。

・シャ = ア一家組長・ブロッコ = リーには、
第二王妃・ドゥアズルの子宮を貸し与え、実子・ルズールスを設けさせて、そのルズールスを第七王子として育てた。

さて。
今回の王位継承戦の参加資格をもう一度カクニン。
「ナスビー = ホイコーロの正室の子」とある。

以上の三人の王子たち(チョウライ、ツェリードニヒ、ルズールス)は、原作の通り王位継承戦に参加する資格を持つことが可能だった訳だが。
“ 今回の ” 王位継承戦のレギュレーションにおいては、女性である「モレナ=ブルード(エイ=イ一家組長)の子供や子孫」(←どうも実際にはそんな子供はいないようだが)には、はじめから参加資格がなかったことになる。

これではいけない!
少なくとも、次回の王位継承戦の参加資格の設定(レギュレーション)が(も)、今回と同じではいけない!!
…ということに、賛同頂けるだろうか? 読者諸兄には?

単純に言えば、女児として生まれたモレナにだけ、不公平だからだ。

自分の子供や子孫を、正統なホイコーロ王家の王位継承戦に参加させる権利が、自分には有る!
この事実は、二線者として日陰を生きる彼らの、未来への望みになる…と言えるからだ。実際にそう考えるかどうかは知らんが。

二線者が、ホイコーロの正室とは無関係に子を持った場合…原作に描いてはいないが、おそらくやはり、同じ二線者として生きることになるだろう。
だって、我が子が目立つ表舞台で大活躍していたら、秘密の「血のストック」が目立つことになる。それじゃいけない。

カキンのマフィアは、忍者のように世を忍んで暗躍するイタリアンマフィアとは違って、やや日本風。つまり目立つ。
薔薇の刺青なんて入れてるし、国家カキンに「一般人(カタギ)ではなくマフィアの構成員です」という名簿まで提出している。

No.390(今のところの最終回)にて、
「衆人環視の中「一般客」の私達をケガさせたら、組とズブズブの軍も犯人を拘束せざるを得ないわよね」とエイ = イ一家の女が言う。
それを聞いたヒンリギ=ビガンダフノ(シュウ=ウ一家)のリアクションから、カキン国のまともなヤクザは「マフィアに所属している構成員」であることを国家に報告する名簿を提出していることが判る。

これは王族である各王子達がケツモチを務めていることから、納得がいく話だ。
ここは本論ではないので端折るが。
つまりは日の目を見ながら生きる王族と、日陰者の二線者とで、持ちつ持たれつ、役割を分担して生活していってるってことだ。
簡単に言えば、王族には似つかわしくないヨゴレ仕事を、積極的にやってくれる存在が「王族お抱えマフィア」達ってこと。

中途半端な位置に書くが、これが二線者の第二の役割。
ヤクザとして、華々しく生きている王族にはとてもできない根汚い仕事を、代わりに遂行する。これはとても助かる話だ。

さて、モレナの話に戻る。

結論として言いたいのは、女に生まれたモレナであっても、自分の子供や子孫を王位継承戦に参加させる権利があって当然だろう、ってこと。
ただし、ナスビーはそれを今回ではない、と判断した。
そう判断した理由はおそらく、実際にモレナには子供がいなかったから…だろう。
あるいは、モレナの子供まで参加させて表舞台に出してしまっては、未だ幼い血のストックを暗殺の危険にさらすことになる。だからわざと、次回の王位継承戦に回せるレギュレーションを設定した…ってことだろう。

仮にもしも。次回の王位継承戦があったならば。
モレナの子供や子孫もすんなりと参加できるレギュレーションを、時の王が設定していたことだろう、未来において。

具体的にどういう形になるのか?
それは不明だ。
仮にベンジャミンが王位に着いたら、モレナにも公平に子供を王位継承戦に参加させる権利を授与するために
「喜べ。お前の子宮で我が子を孕む栄誉を与える」と言いつけるのかもしれない。
あるいはベンジャミンの種とは無関係にモレナが産んだ子供を、自分の正妻の子であると偽装して、世に出せば(育てれば)それで済む話なのかもしれない。

…以上で、言いたいことはだいたい終わりです。

No.11 長文翁。二線者の役割とは? 2021/08/10 17:20

第三王子チョウライの父親が、シュウ = ウ一家組長の、オニオール = ロンポウであることが明らかになった。

第 33 巻、P167。
“ 今回の ” 王位継承権争奪戦の参加資格について。
「国王ナスビー = ホイコーロの正室の子」とある。

ややこしいが、つまり肝心なことは「ナスビーの実子」である必要はないってことだ。

とは言っても。壺の守護霊獣が発動しなくてはいけない。

第 33 巻、P177。守護霊獣とホイコーロ血族についての説明。
P176 のナスビーの台詞にて、壺を具現化したのは「ホイコーロ家の初代の王」だという言い伝えが明らかになる。
まとめると、ホイコーロの血族(たった一滴の血で壺に対してその証明ができる)であれば誰であっても、壺の霊力を借りて、守護霊獣を発動できるってことだ。
チョウライももちろん、守護霊獣を発動している(本人にはあまりその自覚はないが)。

第 36 巻、P149〜。No.378「均衡/バランス」の巻。

ここで二人のカキンマフィアの組長がそれぞれ「ナスビー = ホイコーロの異母兄弟(婚外子)」であることが明らかになっている。
つまり彼らは、ナスビーの父親、前のホイコーロ王国の王さま(故人。作中には未登場)が、正室以外の女に生ませた男子二人、である。

もう一人の重要な登場人物が、モレナ=ブルード(エイ=イ一家組長)。
彼女は、今回の王位保持者であるナスビー = ホイコーロ本人が、正室以外の女(愛人)に生ませた女子だと明かされる。

…先に書いておくが。
モレナの前のエイ=イ一家の組長(おそらく故人。作中には未登場)は、オニオールたちと同じく、ナスビーの前のホイコーロ王の婚外子であり。
同時に、ツェリードニヒ第四王子の実父であろう(ナスビーは彼に第一王妃ウンマの子宮を貸し与え、実子ツェリードニヒを設けさせ、そのツェリードニヒを正式な第四王子として育てた)。
…つまり、先のエイ = イ一家の組長と、現組長のモレナ=ブルードとの間には、血縁関係はないものと推察できる。

彼ら三人(オニオール、ブロッコ = リー、モレナ)は、国家カキン( = ホイコーロ王国)から「二線者」という独特の立場に置かれていることが判る。
「一生表舞台に姿を見せない」ことを条件に生存が許されるという。

そしてやや不可解だが、原作で後に判明するのが…
オニオール「念能力については(オレは)何も知らされていない」と、実子のチョウライに応えていること。確かに。
二線者が密かに念の実力を伸ばして、ホイコーロ正統王家に対して牙をむくようでは困るだろうから。なるほど…ん???

………………………… 余談 ………………………

二線者たちに対して念能力を秘密にするのがカキン王国のルールだとすれば…?
モレナが一級の念能力者であることには何か理由があるし。もう一つ。
「旅団より先にヒソカを探し出して、その身柄を、エイ=イ一家と旅団が上手いタイミングで衝突する材料として利用せよ(意訳)」
…などという命令を、組長二人が同時にそれぞれの若頭に言いつけることができる根拠が不明瞭。
二人とも、自分らの配下が優秀な念能力者であることをよおおおく知っていなかったら、そんな命令は言えないんじゃないのか?
それとも逆に、命知らずの実行力で何もかもまかり通してきたという経験が「オレたち一家に不可能はない」という自信を生み出しているのか? この点は他の解釈もあり得るだろう。

……………………… 閑話休題 …………………………

同時に…というか、まさにここが肝心な点なのだが。
彼らたち本人は、次代の王位継承権争奪戦には参加できない。
しかし彼らたちの血を分けた子供や子孫は、王位継承戦に参加する資格が与えられる場合がある(←モレナの子供の場合を後述する予定)、ということだ。

数十年前、ナスビーは自分が参加した王位継承戦において、自分の兄弟姉妹たち(とその守護霊獣)を、自らの守護霊獣に吸収する形で失っている。
つまりナスビーが王位を継承した時点では、ナスビーただ一人がホイコーロ血族の生き残りであるかのように、世間からは見える(実際にはオニオールやブロッコが生きているので、そう見えるように偽装している…ってことだ)。

仮に…だが。
ホイコーロ一族の滅亡を望むものが暗殺を実行するとすれば、まさにこの時だ(ナスビーの守護霊獣が見えりゃいいのだが、見えないから…)。
ひょっとしたら、王位を継承した時点でナスビーには数人の子がいたかもしれないが。
原則としてはナスビーただ一人の暗殺に成功すれば、ホイコーロ一族はついえる。

だからまさかの時…。
守護霊獣ごとナスビーが暗殺されてしまった緊急事態のために、オニオールやブロッコ、そしてツェリードニヒの実父たちの血は、「血のストック」として重要なのだ。

…続く予定。

No.10 三ツ星の考察ハンター 2020/08/02 21:25

大穴と踏んでたサレサレが速攻瞬殺されたんでオレの予想はアテにならんです

No.9 三ツ星の考察ハンター 2020/05/31 12:07

冨樫的にはキャプ翼のジュニアユース編にぶつけてきてるっぽい。でもあれってキャラ大量に出てきても日本代表に読者意識行ってたから応援出来たんで全体的に纏まってたんだよな。今回陣営と思惑が入り乱れ過ぎてて纏まりがない感じはする。

No.8 三ツ星の考察ハンター 2020/05/03 00:50

クラピカが継承戦の仕組み自体崩せれば良いけど、たぶん展開的にないと思う。ツェリかワブルかどっちかかなぁでもぶっちゃけ全員死ぬなら王子の戦いとかそんなん興味ないし、正直キャラ大杉問題、混乱してるよな船内編はー

No.7 三ツ星の考察ハンター 2019/08/01 20:43

ワブル王子。

そう考える理由は、『末の王子が0歳で、王位継承戦開始となったから。(王が王位継承戦スタートさせたから)』

末王子が0歳なら、まだもっと王子が生まれる可能性があり、才ある王子が生まれてくる可能性があると、考えられるはず。
それにも関らず、今後生まれてくるかもしれない王子は無視で、継承戦スタート。

何故か。
それは、王となるべき王子が、もう誕生しているから。

年齢や武力経済力、妃の順位等の不利をものともせずに、継承戦を戦っていける助け手(クラピカ)を得られたのも、そういう運命のもとに生まれてきているから。(王となる者であれば、客観的に見ていくら条件が不利であっても継承戦で死なない運命。)

なお、王がそこまで知って継承戦をスタートさせたというより、『今がその時である』と麒麟が告げた、等だ経緯で。

・・・そう考えてたけど、とりあえず全員あのカプセル行きになりそうな気もする。

No.6 蜘蛛のファンです 2019/01/31 19:36

わかんないですけど大体死んでる王子って
偶数?の気がするからいずれかの基数辺り?が
残りそうな感じですよ。(間違ってるかも・・・・)

No.5 三ツ星の考察ハンター 2018/12/16 00:35

一周まわってワブルが生き残る説は有りだと思っている。

No.4 三ツ星の考察ハンター 2018/12/07 18:39

死んだと思ってたけど実は生きてました王子はあり得そうですね。
実際、ディーゴ総帥はそのパターンでしたし。

No.3 三ツ星の考察ハンター 2018/12/07 11:03

絶対聖人と思ったらゲスな王子と、エンディングで実は生きてました王子いそう

No.2 三ツ星の考察ハンター 2018/12/06 21:35

王選中断だが 王になるのはルズールス
待てれば勝ちの目があるっぽいから
待てそうにないやつは命落とすとおもう

No.1 三ツ星の考察ハンター 2018/12/05 22:35

なんとなくだが人畜無害なフウゲツが王になる気がする。

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