サイールドの念能力「裏窓(リトルアイ)」の強さについて考察
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第14王子・ワブル護衛を務めるサイールドの念能力「裏窓(リトルアイ)」の強さについて考察。
裏窓(リトルアイ)
念能力「裏窓(リトルアイ)」は、実際の小動物をボール型の念で捕まえそれを操る能力。ただし、念で具現化された生き物はその範疇に含まれません。
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放出系能力者、または中間の能力者が操作系能力を使う場合の最大の強みは
リモート操作にあると思う
リモート操作の仕組みって
極めて単純な命令を立て続けに操作対象に送信する事だと思う
そして
「命令」の内容が複雑化するほど操作系に寄り
「送信」の距離や数が増えるほど放出系に寄ってくるのであれば
単純な命令の連続である、リモート操作能力は
放出系に寄った能力だと考えられる
つまりサイールドのリトルアイは本人の系統とかなり合致した能力であり、無駄がないという面では強力と言えるかなと
>>11 やら>>13 やらの続き ビガンダフノ略してビガンと比べてみよう
具現化系能力者、ヒンリギ=ビガンダフノ(シュウ=ウ一家)の能力
「てのひらを太陽に/バイオハザード」
触れた機械や武器等を、元の機能を有したまま生き物に変えて操作する
(冨樫の説明はたったこれだけ)
サイールドの能力を考えるに当たり、大命題を一つ。
以下のたとえば…は、あり得るだろうか?
ビガンダフノ、略してビガンが手元に四つの機械を持っている。
バッテリーと発信機内蔵の盗聴マイクと、その受信機。
バッテリーと発信機内蔵の盗撮カメラと、その受像機。
ビガンがマイクとカメラに左右の手で触れて、2匹のゴキブリに変える。
ゴキブリは地を這い壁を登り夜空を飛び闇に潜み、仕事ができる。
この場合、サイールドのゴキブリに匹敵する仕事ができるだろうか?
もちろんビガンの場合は、受信機と受像機に、ゴキブリからの電波が届く位置にいなくてはならない。
また、具現化できる動物には、数と大きさの限界があるだろう。
たとえば上の例の場合、左右の手で一つずつ、二つの具現化生物を生み出している。
手の数が2本だから二体が限界…と短絡的に言う訳ではないが。
具現化能力者が遠隔で自律動作する生物を、あまりにも多く生み出せるというのは無理があると考えるのが、自然だと思う。
さらに上の例の場合。
受像機をカメレオンに、受信機を小猿に変えて、首に巻いて肌身離さずに持ち運ぶことは可能だろうか?
カメレオンの眼球が丸いモニターになり、小猿の左右の手のひらがヘッドホンになって、モバイルでゴキブリの電波をキャッチし続ける。
遠隔で操るメリットを捨てて身に付けたままの生物であれば、二体以上の具現化も可能なのではないか?
あと、ビガンのトピックスレッドではないのでここらで止めておくが。
ビガンの場合は、オーラを身近な機械に注入する。この際、機械の大きさや重さによって、ビガンが注入せねばならないオーラの量は比例するはずだ。
なにしろ、実在する機械を生命体に変化させるのだから、隅々まで自らのオーラで浸さなければならないだろう。
まして具現化した生命体を体から離して遠隔で操る場合は、余計に多くのオーラを必要とするだろうし、かつ限界があるだろう。
たとえば高級車を変化したカワイルカの背中に跨がったまま操って渡河するなどの場合はそれでいい。体から離していないのだから。
様々な生命体を生み出せる代わりに、オーラパワーをかなり費やしてしまいそうなビガンに比べると、
サイールドの能力は、たとえ使用中であっても、相当その他のメモリに余裕があると思う。
放出系能力者のサイールドが、モモゼの霊獣の支配下になければ、クラピカに対してもっと有効な戦闘もできたかもしれない。あんなナイフの特攻なんてしないでさ。
対してビガンはマフィアの中ボスだが、個人の接近戦では地位ほどの実力はないのではないか?
ヒソカを部下が見つけ出してくれたら、後は自分に任せればいいそうだが、はたしてどう懐柔するつもりなのだろうか?
>>12の続き 放出系ゆえのメリット
これはもう、対象者から本体が離れているにもかかわらず、操作系能力の発動条件を満たせること。
サイールドの場合は自分のオーラをボール状にして、対象となる小動物に飛ばして当てることで、発動条件を満たせる。
たとえばイルミも針を投げて対象者に刺すから同じことだが、対象者に針が刺さるのを防がれてしまったり、対象者の仲間から針を抜かれてしまったりという、イルミの操作条件を破る技が想定できる。
操作系能力者が有限、有形の器物…針を投げることと、放出系能力者が無形のオーラを飛ばすこととを比べると、何か意味のある考察があり得るかもしれない。
具現化能力者・ヒンリギ=ビガンダフノ …略してビガンは、直に手で触れた器物しか動物にできない。
彼の場合はもちろん具現化能力者ゆえに放出系のメモリが少ないので、直接器物に触れることで初めて能力の発動条件を満たせる。
しかし。以下の二人は、六性図上具現化系の反対に位置する放出系能力者であるにもかかわらず、ビガンと同じく、直接タッチで発動条件を満たす。
放出系能力者ナックルは、対象者にワンパンチ入れて初めてハコワレのゲームを開始できる。
同じく放出系能力者フルボッコも、直接対象者にワンパンチを入れることで、一つの質問に対する深層心理からの応答を手にすることができる。
彼らの場合は、サイールドと同じように自分のオーラを飛ばして対象者を操作したところで、とても低いレベルの内容の支配(操作)しか達成できない。
ゆえに操作の内容のレベルを上げる為に、対象者に直接触れることを制約にしていると思う。
第35巻、P22。サイールドは言う。
「すばしっこい生き物はオレでも捕まえ損ねる事があるからな」
…これは大問題だ。
同じく第 35巻、P139、140。
オイトに憑いたクラピカの喋るイルカ(クラピカとオイト以外の誰の目にも見えず、バビマイナの円にも引っかからない不思議なやつ)の教えに従い、オイトがサイールドのオーラを飛ばす。
「パァンン‼︎」
オーラは真っ直ぐ飛んで、見事に狙ったゴキブリに当たった。
…見た感じ命中率は高そうなんだがな?
動くトカゲなどを捕まえたい時は、命中率が下がるということか?
このボールの軌道を曲げたり、一旦止めたりできないのならば、確かに命中率は上がらないだろう。真っ直ぐ飛ぶしか能がない念弾だというのなら、サイールドの謙遜も、謙遜以上に深刻な事実なのかもしれない。
基本的に、対象が人間である場合。たとえばヴェーゼが男性にキスをするように、人が人に近づく理由は、あり得る。不自然ではない。
しかしサイールドがやっていることは、小動物の捕獲である。動物は人から逃げて当たり前。ゆえにこの能力が「ボール状のオーラを飛ばす」形になっていることはある意味当たり前だと思う。
普通はゴキブリすらあんな見事に捕まえられないだろう。
ちなみにオーラにまつわるマンガ上のオノマトペは、読者に対する効果音であり、基本的に登場人物には聞こえていない。
オーラが実在する空気や物を振動させた場合にのみ、人はオーラの「音」を聞く。
大概の場合念能力者は、オーラの「圧」を実感するだけで、いちいちマンガ上のオノマトペを耳で聞いている訳ではない。
しかし…キルアはゴンのジャジャン拳の音をしょっちゅう聞いていたらしいが、強化系の技と放出系の技で、音に違いがある訳でもあるまいし。
…どういうことなんだろう?
いずれ羽音のする小さな能力を使うあいつ…ベンジャミンの私設兵の能力にまつわる展開で、実在する音とオーラの圧の違いが明確に描かれるのだろうか?
あの小さな羽音が聞こえてリアクションを取るのは念能力者限定だそうだから、何か音にまつわる話があると思っている。
あと一つ。クラピカというより冨樫の脳内が不可解なのだが?
誰か筆者の疑問を解いて欲しい。それは以下の展開にまつわる謎。
第 35巻、P20。クラピカのイルカの、サイールドの能力の解析の結果が明かされる。
そしてクラピカのモノローグ。
「敵の能力を逆操作するものではなかったか…」
…このクラピカはおかしいだろ?
第35巻、P9。ビルの説明。
「サイールドは放出系能力者だが…使う能力は操作系よりだな…」
「念をボール状に飛ばし、捕らえた虫を操るっていう」
…この事前情報でなぜクラピカは、奪ったサイールドの能力が、敵の能力を逆操作するタイプの能力だと思ったんだ?
>>11の続き サイールドという使い手について
第35巻、P9。ビルは明言する。彼は放出系能力者だ、と。
「サイールドは放出系能力者だが…使う能力は操作系よりだな…」
「念をボール状に飛ばし捕らえた虫を操るっていう」
筆者の自論。
冨樫は、操作系能力者が物語に関わってその能力を遺憾なく発揮してしまうと、描きたい局面、あるいは展開が描けない…って場合には、その能力者を「放出系生まれ」にあらかじめ設定してしまう。
そしてその放出系能力者が使う、ややレベルの劣る「操作系能力」によって、物語の展開を “丁度良い具合” にコントロールする。
たとえばナックルが操作系生まれで、大したハードルを越えることもなくユピーを封じ込めることができてしまっては、物語は盛り上がらない。ゆえにナックルは放出系生まれである。
またたとえば、リンチ・フルボッコが操作系生まれで、対象者から秘密を聞き出せるのみならず、対象者をモレナのエイ=イ一家に内偵として送り込めるほどに優秀だったとしたら、ヒンリギのシュウ=ウ一家の方が一方的に有利に抗争を乗り切ってしまう。ゆえにフルボッコは放出系生まれである。
サイールドもまた同じ。冨樫の都合で、ちょうどいい操作系能力を使える放出系能力者、という設定になっていると思う。
オイト王妃の操るゴキブリが、ようやっと周囲の内偵が可能…という、ちょうどいい展開を描くためにそうなっていたと思う。
これがもしも、サイールドが、つがいのゴキブリから生まれた子孫たちを飼いならして延々と内偵者として使いこなせる操作系能力者だったとしたら、もっとオイトは有利に継承戦を乗り越えてしまったかもしれない。
ま、クラピカが奪えるオーラのたかだか一単位から、どの程度までオイトにサイールドの能力を移譲できるのか? そこは本論ではないので、あまり深入りしまい。
これも参考にしよう。
具現化系能力者、ヒンリギ=ビガンダフノ(シュウ=ウ一家)の能力
「てのひらを太陽に/バイオハザード」
触れた機械や武器等を、元の機能を有したまま生き物に変えて操作する
…冨樫の説明は以上。
念能力は一長一短、何でもかんでも自由にはならない、という原則を踏まえて、てのひらを太陽にの制約みたいな…能力の制限を考えると。
ヒンリギ=ビガンダフノ…略してビガンは、直接手で触れた、2人の護衛兵が持ってたそれぞれの自動小銃を、そこそこの大きさの蛇に変えて、マシンガンの弾数発を発射させて、同士討ちさせた。
普通の操作系能力者は、一つの生き物を操作するのに、自分のメモリを埋めてしまう。たとえば蛭、蜂、犬、人間…。何でも自由に操作できない。
ところが、ここで急に話が変わるようで後から元に戻る予定。
人間の証明/オーダースタンプの使い手は、人形であれば何でも操作できる(…はずだと筆者は思っている)。男の人形は男らしく、女の子の人形は女の子らしく、猫の、犬の、魚の、ロボットの人形は以下同文。
そう筆者が考える理由は。そこまで極めなければ、人形を操る醍醐味まで到達した、との満足に使い手が至らない…逆に簡単に言えば、使い手は自分が満足できるまで能力を精進するだろう、という筆者の憶測から、そう思うのだ。
第34巻、P29。クロロは人間の証明について説明する。
「(シャルナークの能力は)人間の意志を変えさせるメリットがあるが、操作できるのは最高で二人」
「(人間の証明/オーダースタンプは)操作可能な数は多いが、余り複雑な命令は与えられない」
同じく34巻、P32。人間の証明について極めて重要なクロロの説明。
「命令の受け付け方にも人形によって個性が出るんだ」
「(個性の塊である)人間をコピーした人形に誰かを「殺せ」と命令すると(コピー元の人間である)原型の性格を強く反映してしまう」
…以下、まだクロロの説明は続くが、筆者が強調したいポイントは、原作を読めばわかる通り。そのポイントとは?
それは、人形がヒソカをヒソカだと認識できる場合に初めて、ヒソカへの攻撃が可能になるということ。
つまり、たとえば大型のライオンの人形などが術者の命令を聞いても、たまたまヒソカに興味を持てば戦闘に移行するかもしれないが、他の何かに興味が移ればヒソカはライオン人形を気にする必要がなくなる…みたいな考察。
またたとえばエヴァンなんとかみたいな人型決戦兵器の等身大モデルは、人間のコピー人形などよりはるかに強い戦闘力を持っているだろうが、この場合、人形がヒソカを使徒…もとい敵だと認識してくれるかどうか? という、戦闘に使役するためにクリアすべき高いハードルが常に付きまとう。
つまりオーダースタンプの使い手が「敵」だと思う対象を、人形も同時に敵だと認識するかどうかについては、よほどシチュエーションを整えなければならない、というのが筆者の主張だ。クロロはとても上手くやった。
という訳で、シャルナークのブラックボイスはもちろんだが、ビガンのバイオハザードや、サイールドのリトルアイは、使い手のやりたいことに忠実な操作対象をその場で臨時に、臨機応変に作ることができるという意味で、メリットがある。
もちろんそれは同時に。
飼いならした蛭や蜂、犬と違って、操作対象を持ち運びしていない場合には、都合の良い操作対象をゲットするまでには自分の能力がまったく使えない…というデメリットにもなってしまう。
人間を使役するイルミの針や、人形を使役するオーダースタンプは、その命令を遂行させる能力に限界があるだろう。
…といったところで、動物を使役するという意味で同じ能力、リトルアイとバイオハザードの比較をやってみたい。
蝿の仕事(サイレントワーカー)は位置情報しかわからない
衛星蜻蛉(サテライトンボ)は視覚情報しかわからない
淋しい熱帯魚(ウインクルブルー)は3人までしか観察できない
スクワラの犬は複雑な命令や情報伝達を行える
これらの能力はすべて、具現化系と操作系とちょっとの放出系の複合だけど
具現化系の比重が多いほど単純作業しかできなくて
操作系の比重が多いほど高度で複雑な命令をこなせる
裏窓(リトルアイ)は操作対象を最初に決めて捕獲する必要がある
最大のメリットは念がばれた後にある
上の能力は特定のいきもの(蝿、トンボ、犬)に注意すればいいだけだが
裏窓(リトルアイ)は状況や環境のTPOに応じて変更できるのが最大のメリット
ご都合主義と言ってしまえばそれまでだが、長時間のかくれんぼにピッタリな能力
似たような能力があった。持ち主の名はドッブルだったと思う。ツェズゲラの仲間の。
能力名は「蝿の仕事/サイレントワーカー」。爆弾魔チームの動向を遠隔で探っていた。確認できた「ハエ」は一体のみかな?この能力は爆弾魔チームに見つかることはなかった。
他の人も言ってるフラッタの「サテライトんぼ」は、蟻らしい強力な能力で、多くのトンボを具現化して同時に異なる地域を複数箇所監視していた。
具現化したモノを多数飛ばす方がメモリを食うはずだから、一体しか偵察に使用出来ない能力には、その代替となるメリットがあってしかるべきだと思うのだけど、それが何なのかわかんない…笑
サイールドのリトルアイは暗黒大陸のパプやアイなどを確保するために活用できそうですね。
クラピカの中指もすごいが暗黒大陸ではこちらの方が遥かに役に立つちそうだ
マラヤームのハムスターは既に操られている可能性はありそう。
裏窓(リトルアイ)の元ネタは確実にポケモンだろう。
偵察役としての念能力ならかなり有能な部類に入る。
当時ポケモンGOが流行っていたから冨樫先生もその一人だったのだろう。
サイールドさんの裏窓(リトルアイ)はポケモンGOの最大の被害者だとも言える。
衛星蜻蛉+カルトの盗聴
さらに小さい生き物ならなんでもいいので、ばれにくいから情報収集ではかなり使える
主系統が放出だから操れるのは一匹かな?
マラヤームのハムスターはリトルアイのためだけに登場してきたようなものですね。
実際の小動物=モンスター
ボール型の念=モンスターボール
裏窓(リトルアイ)=ポケットモンスター
ポケモンと完全に一致。