カルトの念能力でヒソカを探さない理由を考察
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グリードアイランドでアベンガネを探しだしたカルトの探索系の念能力を使って、幻影旅団がブラックホエール1号に潜入しているヒソカを探さない理由を考察。
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>一応、旅団の全員が、ヒソカを自ら倒すという人生の醍醐味を味わいたいと望んでいる
そう考えてるのは仲間死なせた戦犯のマチとクロロだけだな。
それも別に醍醐味とか楽しんでるわけじゃなくて責任感と復讐心から殺したいってだけ。
他は単に手分けして探してるだけだし、チーム組んでる時点で自分の手で倒すことに拘ってない。
カルトはアベンガネをどうやって探し出したかまでは教えてないので、同じ手法がヒソカに通用するかもわからない。
そもそもヒソカが素直にタイマンを申し込んで応じてくれるような相手だったらわざわざ策を講じて旅団に潜入したりクラピカと共謀する必要もなかった。
ヒソカと巡り合うことが、そもそもヒソカと戦える条件だからねえ。
クロロの言ってること↓ が妥当だとも思わないけど。
一応、旅団の全員が、ヒソカを自ら倒すという人生の醍醐味を味わいたいと望んでいる…っていう前提だ。
だから「ヒソカと巡り合う能力」を持っているかどうか?
あるいはヒソカを探し当てる機能を持っているかどうか?
そういった段階から、競争のうちなんじゃないの?
そういえば、ザザン城攻略作戦の時も、カルトの能力を知った上で、旅団のメンバーは散開した。誰1人カルトの能力を利用しようとは言い出さなかった。
あの時も、誰が最も早く女王を倒すかの競争で、しかも新入りのカルトには、女王を倒せたら団長代理に就いていいというご褒美付きだった。
だから結論としては、カルトの能力はただカルトのみが役立てればいい、他のメンバーはその他の、持ち合わせた能力や機能(知能)で、ヒソカと巡り合うことを目指すってことだろう。
そもそも旅団は、合理化とは無縁の遊びを好む。
あいつらが合理的なチームプレーをするのは、それなりの「ゲーム」をやってる時。攻略法を考えて、それが実際に妥当だったか?
実際に試行する、答え合わせのような展開は以前にもあった。
しかし。
今回は、人生でそう何度も巡り会うことはない宿敵、好敵手。
自分の戦闘の実力が本当に通用するものか? 試してみたいと思うのが人情だろう。
だから、ヒソカと巡り合う段階から、競争。
よく考えたら、後になればなるほど、ヒソカはダメージが蓄積しているだろうから、自分が勝ってしまう可能性が上がる。
そうなると、いくらヒソカが強敵だからって、自分の乾坤一擲の勝負における実力の、本当の試金石にはなり得ない。
命をかけた勝負をする以上は、早めにヒソカと巡り合う必要は、これは大いにあると言えるね。
おもえばアベンガネってカルトが探しだしたのか。
その能力があればヒソカを探すことも造作もないことなのになぜやらない。
カルトが協力してくれると思わないから依頼しなかったのかもね。