34巻で冨樫先生が解説したクロロVSヒソカについて考察
- ハンターハンターの本編考察
- post
- update
- 19 comments
- post by Huncyclopedia
ハンターハンターの34巻で「クロロVSヒソカ」について冨樫先生が異例の解説をした。
クロロVSヒソカ 解説
この対決ではやりたかった事がいくつかありました。
まずこの対決自体。私は主人公の敵同士が戦うという話が大好きで、中でも一番燃えたのが「ドカベン」の土佐丸高校VS弁慶高校です。これをぜひ自分の作品のなかでやりたかった。
両者を起てながらキッチリ勝敗をつける点に注意を払ったのですが、楽し難しですね。
あとやりたかったのは「100%勝つ」って言って本当に勝つ事。
大体負けてしまうので。
言った人。
それにあたり、岩本虎眼氏の心構えを参考にさせていただきました。
「シグルイ」最高っす!!
一番やりたかったのは旅団の誰かを殺させる事でした。
話の流れは大体決まっていたのですが、最後にヒソカは誰かを殺すのかは決まっていませんでした。ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたのですが、僕が却下してしまいました。
船の流れに続けるにあたって他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、今回の闘いの反省と復讐をふまえて、クロロの能力を削っておくという、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気をにじませたかったから・・・という言い訳を後からつけ足した私の勘です。
おそらくマチを残しておいた方が後々面白くなるという予感です。
岸本さんとの対談でも少し出てましたが、ストーリーを作る際のマニュアルは自分の中にあって、それは全て言語化出来ますし、実際考えた末、マニュアル通りが面白いという結論に達する時も多々あります。
しかし先の先がまだ見えない状態で、どちらを残すか、あるいは残さないかの判断は勘になります。
・・・後悔しないといいなぁ。
34巻で冨樫先生が解説したクロロVSヒソカについて考察へのコメント
コメントを書く
34巻で冨樫先生が解説したクロロVSヒソカについて考察へコメントをして、あなたも考察・議論へ参加しましょう。
誹謗中傷やトピックの内容と関係のないコメントは削除の対象となります。
場合によっては、該当のユーザーを規制させていただきますのでご注意ください。
この本編考察にいいね!
-
劇場版 HUNTER X HUNTER 緋色の幻影 Amazon
-
劇場版 HUNTER X HUNTER The LAST MISSION Amazon
-
HUNTER×HUNTER カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Amazon
-
HUNTER×HUNTER カラー版 34 (ジャンプコミックスDIGITAL) Amazon
おすすめのヒソカ=モロウの考察
- 本編考察 クロロVSヒソカ後にヒソカがマチの治療を断った理由について考察
- その他 「東京喰種」の石田スイ先生がハンターハンターのヒソカ外伝「少年H」を執筆中(エイプリルフールネタ)
- 本編考察 ヒソカとイルミの関係性について考察
- その他 幻影旅団の一番人気の団員はだれなのか?
- 本編考察 ハンター試験の最終試験でキルアが失格にならなかったら誰が不合格になっていたのかを考察
- 本編考察 レイザーと幻影旅団が戦闘していたらどうなっていたのかを考察
- 本編考察 ヒソカが最初のターゲットをコルトピとシャルナークにした理由を考察
- 本編考察 ヒソカがマチを殺さなかった理由について考察
おすすめのハンターハンターの本編考察
- 本編考察 ツェリードニヒの念能力「刹那の10秒」について考察
- 本編考察 幻影旅団に捕まった梟は生きているのかを考察
- 本編考察 クラピカの答えは沈黙について考察
- 本編考察 ゲルの腕が蛇になる念能力について考察
- 本編考察 イルミがゴンを殺そうとするのはハンター十ヶ条其乃四の禁止事項に触れないのかを考察
- 本編考察 右と左で迷った時のクラピカ理論について考察
- 本編考察 ヒソカの「あと10人・・・♪」は誰なのかを考察
- 本編考察 ゴンがカイトに殴られた事をジンが知っていた理由について考察
>>船の流れに続けるにあたって他の旅団員へのメッセンジャーが必要だった(だからマチをころす候補から除外)
>>今回の闘いの反省と復讐(この復讐という言葉は、タイマンで負けたというより複数人で来られたことを指してるのが自分的にはしっくりきます)
をふまえて、クロロの能力を削っておく(コルトピとシャルをころしたこと)
という、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気をにじませたかったから
初見で巻末を読んだ時に、このような印象を抱いて、共闘してたのかと思ったんですが、別意見の方々は巻末でどのような印象を抱いたか聞いてみたいですね。
ヒソカが雑魚しか倒せない小物だと言うことを強調するだけで終わった迷勝負
選挙編で雑魚狩りだけやって逃げて再登場したと思ったらこれだよ
>>11
ヒソカ作中最強説なんて最初から存在しねーよw
それどころか普通にキルアにピトー以下扱いされていただろ
作者も可哀想だわこんな頭の悪いヒソカ信者が暴れて
>>12
全然善戦どころか作者公認で完敗したし評価が上がるどころがコルトピみたいな公式雑魚ですらトイレ中狙って殺すなんて小物丸出しな事して評価ダダ下がりしましたよw
そもそも先に卑怯な真似したのはヒソカの方なのにどこまで白々しいんだ
ヒソカは想像以上に作者の手を煩わせてる感が…アウトオブコントロールキャラ
どっちも勃ってたと思うよ、先生!
いよいよ船内編では第二ラウンドが始まるわけですね、暗黒大陸につくのはあと十年後かなぁ
蜘蛛ロスは辛いので困ります。
いつも使ってるタブレットの待ち受け
フェイタンの無料の可愛いのにしてるから
これが遺影みたいになったらヤダー!
岩本虎眼氏の心構えってとこでしっくり来たな
その人がやったのって伊良子って不良弟子に仕置きするときに、まず後継者としての奥義伝授という名目で呼び出し油断させている。
その上で弟子にボコらせた挙句薬飲ませて、武器を木刀にすりかえてから両目斬り
まあそういうことでしょう
解説の考察とは別になるけど。
ヒソカVSクロロで最強が決まったわけでもないし否定されたわけでもないと思っている。
特にクロロの能力がその鍵で、じゃんけんのような相対関係である念能力に関してクロロのスキルハンターはいわばチート。相手がヒソカと事前に決まっていればヒソカに対して有効な能力を盗めばいいし、仲間から一時的に譲ってもらえばいい。実際、ヒソカVSクロロではこの現象が起きている。
なのでクロロの勝ちは不平等の中で得られたものであり、最強を裏付けるものではない。
むしろその不平等の中でも善戦し、死を免れたヒソカの評価の方が上がった一戦だったと考える。
よくこの記述を根拠に共闘説が否定されたっていわれてるけど、
どこで否定されてるの?
両者を起てながらキッチリ勝敗をつける点に気を付けた
ってとこ?
共闘説がなかったらフツーにヒソカ作中最強説まで否定される件
まぁ例外でしょうね。
でも、ヒソカVSクロロの解説と言っておきながら解説したのはシナリオ程度ですし、これくらいなら毎巻解説してほしいですね。
こういう解説ってハンターでは例外でしょ
これってもう
クロロヒソカのバトルについてはこれ以上作中では明記しませんってことじゃないの?
クロロのミスリードとか、クロロ自体の能力とか、ヒソカがマチを倒さなかった理由とか、じっくり読まないとわかりにくいこともあるし、冨樫先生の解説も頷ける。
正直最初の方は無駄に説明やらなんやらで台詞多すぎて退屈だったな
これが本当に一部の人の言う通り、共闘だと思わせないためのミスリードだとしたら感心するけど
ヒソカとクロロの戦闘自体もそうだけど、その後の展開に大きく関係するから読者を迷わせないように解説が入ったんだと思っている。
異例の解説が入るってことはヒソカVSクロロは冨樫先生的にも力の入れた戦闘シーンだったってことなんでしょうね。
実際、単行本の半分以上を占めるページ数にわたって描かれているし。
逆に、今後これ以上の戦闘が描かれるのか不安です。
マチのガチギレの顔がものすごかった
34巻で初の解説が入ったわけだけど、そもそもなぜ解説を入れたのか。
個人的には2つあると思っている。
1つ目は、休載への贖罪のため。長らく待たせている贖罪の意味を込めて、ハンターハンターのストーリーという本編のコンテンツだけではなく、追加コンテンツをプラスした。
2つ目は、クロロVSヒソカがわかりにくかった。じっくり読めばもちろんわかるのだが、やはり初見ではわかりにくい。加えて描写ミス(ブラックボイスの針など)もあったことからいたるところで考察が拡散された。その考察を収束させるための意図があると思われる。
今回はクロロが勝利をおさめたけど、冨樫先生は最終的にはどちらを勝たせたいのだろう。すごく気なる。
冨樫「一番やりたかったのは旅団の誰かを殺させることでした。」
これは痺れたな。てっきり幻影旅団を倒すのはクラピカだと思っていたが、この感じだとヒソカが幻影旅団を全滅させそう。冨樫先生は予想を裏切るのが本当に上手いな。