王位継承戦の王子護衛の強さについて考察
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先祖代々から王族同士の殺し合い、騙し合いの死闘が繰り広げられるとわかっていたにしては、一部プロハンターもいるものの王子の護衛が弱すぎないか。カキン王国の王位継承戦の王子護衛の強さについて考察。
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サイキンオセンの殺人という制約条件も、この特殊戒厳令を見越してのものじゃないだろうか。
無差別殺人によってパニックを起こすことで暴動を誘発させ特殊戒厳令を発令させる。
破滅を目的とする能力。
その裏で糸を引くのはモレナの実父ビヨンドか?
強欲なビヨンドの目的がカキンの掌握と暗黒大陸のリターンの独占だとすれば、内敵となりうる勢力を継承戦に乗じて滅ぼし、完全な掌握を目論んでいるのかもしれない。
軍部、司法省、マフィアを相争わせる蠱毒のような内乱計画。
ここで俄然、手紙に記されたベンジャミンの秘密が気になってきた。
バルサミルコを失ったベンジャミンは彼らに利用され踊らされる未来しか待っていないのだろうか?
いまや秘されている守護霊獣の能力だけが彼の頼りだ。
特殊戒厳令について
国家的な危機に発せられる高レベルの軍の強権執行。
これをベンジャミンは発令し、三権を掌握し司法省を占拠し、敵を軍事裁判で処刑しようと目論んでいる。
ムッセの失踪程度では国家的な危機には当てはまらないが、モレナと旅団とヒソカの行動によってはこの条件を満たす可能性が高い。
オトシンらの見立てではマフィアと下層民が結託すれば数で勝る下層が勝つという。
ミザイストム達が危惧する暴動も同様の見立てで、その時カキン国と船は沈むという。
順番で言えば暴動に対処するために特殊戒厳令が発令されるのだが、実際には特殊戒厳令が発令されてから暴動が起こるのだろう。
と、オトシンらは予測している。
それまでにモレナらを排除しなければならないのだが、奇しくも特殊戒厳令を発したいベンジャミンとその条件であるモレナで利害が一致し、結果的にマッチポンプのような関係が成立する。
カキン国からマフィアを排除したいベンジャミンが、エイイと組んでシュウとシャアと戦うというシナリオもあり得るか?
細菌兵器はハルケンのオーラの盾を貫けるのか問題
ウボォーにも毒はしっかり効くので単なる強化ガードでは呼気に含まれる毒素は無効化できない。
むしろウボォーよりも非念能力者時のキルアの方が毒耐性は高そう。
ハルケンのオーラの鎧がどのような性質によるか次第だが、ハルケン自身が呼吸する必要があるので、細菌をフィルタリングする機能がなければガードは成立しない。
なのでハルケン本体が胃潰瘍に苦しんでいる可能性は高い。
これはツベッパの薬品による治癒を交渉材料とした5,8,14の和平協定の締結展開が濃厚か。
元々ハルケンとは和平協定を結ぶ予定だった気がするが、継承戦参加の意思を固めたハルケンは攻撃的な姿勢だったので、ここで最強能力者のハルケンと組めるのはかなりでかい。
手紙の内容もセンリツが書いたものなのだからクラピカの不利になるような内容じゃないだろう。
バルサミルコの乗っ取りによって一気に不利になったベンジャミン陣営。
ハルケンならベンジャミンを単に抹殺するだけでなく、ベンジャミンを言うなりに支配して有利な展開を作る使い方をしてきそうだ。
補足
※
サルコフは自覚のないソエモノか。
遺伝的形質がないことに気付いたロンギが特例なだけで、通常ソエモノにはビヨンドの子である認識はないのか。
まぁソエモノの目的としてもやる気出さずにあえて私設兵に出世しない理由なんてないからな。
※
念獣同士の攻撃禁止の本能(ルール)
念獣同士で殴り合ったり王子を直接殴りに行くのが禁止されてるだけで、お暇操作体で刺しに行くような間接攻撃は禁止されてないと見るべきなんだろう。
なのでフウゲツへの攻撃はルズールスの霊獣のトラップのものと見て問題はない。
※
カイザルは心の声が描かれた以上、操作体である可能性はもうほぼゼロ。
ただ自身を操作してる能力者って線はなくもない。
カキン司法省の思惑がイマイチつかめない。
こうも一陣営に肩入れするカイザルの存在を認めていいわけがないとおもうが、カイザルが特例なだけか?
※
ツェリの特質念獣
やはり発現時にオーラを溜め込んで絶時に発動するタイプの念獣のようだ。
思いついたが、ワブルの霊獣もこのタイプなんじゃないんだろうか?
クラピカが一度オーラの気配を感じただけで一切姿を見せていないのがこの念獣と酷似している。
クラピカが見逃しただけで一瞬だけ姿を見せてくれていたんじゃないかな?
・マジカルワーム
フウゲツの空間移動能力もマーキングの制約条件が必要な能力だった。
どうやら普通に3層以下にも行ったことがあるだけだったらしい。
まぁ乗船位置が5層位置だと考えれば確かに下層をマーキングしていて当然だった。
これもまた思考の盲点だった。
そして儀式の結界により船外への空間移動は出来ないことがほぼ確定。
継承戦が終わるまでは下船出来ないので、仮想暗黒大陸についても逃げられないのでは?
メタ的にはそれまでに継承戦は決着するとは思うが。
逆に船内への空間移動による戦力の追加投入も結界により許可されていないだろう。
パリストンによるキメラ大量投入のシナリオは回避されそうだ。
しかし空輸便で人が乗り込んでくるのは許可されるのか?
今週の情報の整理
・カイザルが情報爆弾をリーク
ツェリの悪行までは読者と共有されてる情報だろうが、ベンジャミンの秘密とハルケンの出生の秘密とは何なのか?
ビヨンド関係である可能性が高そうだが、二線者の子供であることは王位継承上はとくに問題なさそうだが他になにかあるのか?
これだけ重要な情報をリークしてくれるのはもうカイザルはほぼ味方で確定だろう。
カイザルが操作されているのだとしたら、この情報をもっと自陣営のために有利に活用しようと考えるのが普通だ。
優しい世界発言などあからさまに怪しい言動が逆に操作されてないようにしか見えない。
・ルズールスの罠
これは盲点だった。
たしかに能力をブーストする効果に、麻薬のような常習性などはルズールスの念獣のトラップの性質そのものだ。
だがまだ一応ソエモノの呪い説も消えてはいないので注視しておきたい。
・バショウの能力
なんとバショウは炎を生み出すだけの能力者ではなかった。
器用に様々な効果が発揮できるポックルタイプの能力なんだろうか。
霊獣も邪霊を祓っていたが、浄念は何に属する能力なんだ…?
除念と同じだとすれば具現化系の特殊能力枠か…?
このあたりの幅がイマイチつかめない。
・二層の鳴動
ハルケンがバルサミルコの毒殺攻撃に対して反撃したのだろうが、果たして標的は誰なのか?
バルサミルコ以外の人間に取り憑くことも可能だが、戦略上もバルサミルコに取り憑いてる可能性が高いだろう。
無敵のオーラガードで毒を無効化しているのか、ジョイントなしで使ったから毒は防ぎきれなかったのか、ハルケン本体の状態がどうなってるのか気になるところだ。
・サルコフ
生まれた頃から絶ができたというサルコフ。
それってビヨンドの呪い攻撃受けてませんか…?
ロンギのような悲壮感がないのでサルコフがソエモノには見えないんだが。
念能力者であればなんかしらのきっかけで念に目覚めているものでそれがたまたま生まれた時に念の攻撃を受けたってことでもいいはいい気がするが…
これは冨樫のミスリードか…?
ハルケンの出生の秘密も同じくビヨンド王子の可能性を匂わせるミスリードじゃないか?
※
露骨にミステリー色が強くなってきたハンターハンター。
これは読み違えた陣営は致命的なダメージを負うだろう。
ツベッパ霊獣を操作系条件型と勘違いしてたリハン。
共存型はジョイントみたいなものだろうから操作系は無関係だろう。
ツベッパはプレデターの脅威からは離れたな。
自演ゴミカスクソ野郎くんか?
意見するなら区別しやすいように名前をつけるのがマナーだぞ。
じゃないと自演ゴミカスクソ野郎と同一視されてしまうぞ?
>モモゼのように燃料不足で霊獣が姿を消している時、サレサレのように他の念能力で無力化された時
呪いが即死効果なら有効だろうな。
だが呪いを不可持民が遠隔で発動すると距離によって10日から半年の時間がかかる。
ソエモノの呪いの制約よりもはるかに難度の高い制約をもつ不可持民でそれなので、ソエモノはもっと時間がかかるだろう。
モモゼは1日とかからず目を覚まして体力を回復して霊獣に呪いを祓われてソエモノは死に損だろう。
カミーラもツェリも絶を解いて対処すればいいだけ。
リハンのような誰かと連携して霊獣を封じるか絶を強制すれば効くだろうが、なかなかに厳しい条件だ。
プレデターの発動条件がそもそも厳しいし、ゲッコウジョウレイに王子自身にサインさせペナルティを与えるという手順を踏ませなければ絶を二週間は強制できない。
その手順を踏んだうえで、即効で詛撃を成功させるには不可持民と同じくゼロ距離で発動するしかない。
だがそんなことができるなら直接攻撃したほうが早いんじゃないかというのが不可持民の頃からの疑念だ。
霊獣が呪い対策として完璧なので、呪詛はもっとも非効率な攻撃手段といわざるおえない。
とまで考えたところで、フウゲツ王子を蝕む呪いはソエモノのものという可能性に気付いてしまった。
他の可能性はどれもしっくり来なかったが、これはもうほぼそうなんじゃないか?
センリツは簡単に祓えるようなことを言っていたが、その程度のささやかな威力なのか?
>追加はできる。
>394話でツェリの部下をサイキンオセンに感染させたいと発言している。できないならこの提案自体がありえない。
だからそれはメンバーゼロを想定しての発言かもしれないだろ。
レベル20を十数人も量産できてるんだから、一人に集中してレベル100を作ることくらいすぐできると思うが。
追加できるのなら、23人まで絞らずもう何人か予備メンバー残しとけばよかったろ。
護衛と違って数に制限なんてないんだから。
> しかし、呪の類は守護霊獣には効かない
効く状況は想定できる。
確定しているだけでも、モモゼのように燃料不足で霊獣が姿を消している時、サレサレのように他の念能力で無力化された時。
おそらく絶状態でも効くだろう。
絶状態だと霊獣が出てこないのは、カミーラやツェリの描写から分かる。
呪が効果を発する状況を作る方法もあるのかもしれない。
> モレナの人員に空きができたからと言って追加メンバーは募れない
追加はできる。
394話でツェリの部下をサイキンオセンに感染させたいと発言している。できないならこの提案自体がありえない。
新しい0にやらせることを想定しているかもしれないが、現時点で判明している最高レベルは犬の36。これを優先して50にすると言っているんだから、100はまだ先の話。
100まで捕まえておくことはリスクが高いので、すぐに感染されられないなら今捕まえに行く算段を取るとは思えない。
レベルが判明していないメンバーにLv100がいないとは言い切れないが、今の時点の情報だと可能性は高くないだろう。
バビマイナ考察
富樫は登場キャラをつい手癖でイケメン化してしまうが、ビヨンドの息子という設定を思い出したのかまたビヨンド似の顔立ちに戻っていたバビマイナ。
彼がビヨンドの息子だとすると、その心情に何を抱え、何を目的としているのだろうか?
監視任務をほっぽりだしてオイトへの気遣いを優先したのは、オイトの義姉妹を想う気持ちにバビマイナは共感を感じたのだろう。
壺中卵の儀を契機に自身の過酷な運命を知らされる、奇しくもソエモノの立場とオイトの立場は似通っている。
バビマイナの本当の目的はベンジャミンの呪殺か?
あるいはロンギと同じくビヨンド王子の抹殺か?
はたまたビヨンドの抹殺か?
オイトとのやりとりを通して、ソエモノの救出に目的がシフトしている可能性もある。
敵にも味方にもなりうるロンギ以上に重要なポジションになりそうなバビマイナ。
注目しておきたい。
まったく一話だけで可能性を広げせすぎだろう富樫は。
様々な昼ドラ要素があるので検証していく。
※
ワブルがオイトとビヨンドの間の娘であっても、ビヨンドが二線者であればワブルの血統は問題なく霊獣は育つ。
しかし、継承戦が王子何人で始まるかわからないビヨンドの視点からすると、オイトに種を仕込むのが遅すぎる。
ビヨンド王子はもっと上の王子である可能性が高いんじゃないだろうか。
逆にちょうどタイミングがワブル誕生と同時になったということは、ナスビィも共謀してるということであり、単なるカキンの掌握がビヨンドの目的ではないということになる。
まぁナスビィにすれば誰の子であろうと二線者であれば資格ありで構わないのかもしれないが。
しかし革命後に王子を産ませたのだとすれば、ベンジャミンやチョウライはあの見た目で30行ってないのか?
あとネテロと正室の子供が二線者のビヨンドだとすると、先祖との血の繋がりがないので、ネテロと二線者の子供がビヨンドか?
これでビヨンドは二線者判定になるのか?
ちょっとわからないな。
※
オイトがビヨンドの娘だとするとオイトに念の才能がないのが不自然なことと、妃に選ばれたのが遅すぎる。
ロンギらビヨンド兵はビヨンドに呪いをかけられたが故にビヨンドの能力の影響下にあるのであって、呪いの攻撃の副次的作用の念の覚醒が見られないオイトとワブルには呪いはかけられていなく、操作系能力の影響下になどいない。
オイトが正室になるにしろ、ワブルが霊獣を宿すにしろ、呪いは不要な代物でしかないだろう。
遅いタイミングからやはりナスビィとの共謀路線が濃厚。
ワブル陣営に共闘をもちかけたロンギがとんだピエロだが、読者にしても驚きの展開なのでワブルがビヨンドの孫展開はアリといえばアリ。
※
モレナの人員に空きができたからと言って追加メンバーは募れないだろう。
そんなトライアンドエラーが何度もできるゆるゆるの制約じゃあの能力は得られまい。
限られた23人のうちでどうにかしてメンバーゼロに到達して数を増やしていこうというゲームのはずだ。
新たなメンバーゼロが兵士を勧誘するような展開は描けなくはないだろう。
目下の標的はツェリ同期組であり、ここにビヨンド兵が一人紛れている可能性は高い。
状況は混沌を極める。
注目しておこう。
※
ロンギがビヨンド王子を狙うのは家族への愛に飢え乾いた父への反抗心と承認欲求で説明がつく。
ビヨンドに逆らえないなんて余計な制約をつけなくても、ビヨンドには本でカンザイをブチ殺せる力があるのだから不要な制約だろう。
わざわざ本来の呪いの効力を弱めるようなオプションをつけはしまい。
操作系で展開を動かしたがる翁の悪癖が出ている。
※
エイイ一家の組長が女性の二線者。
これはなかなかの慧眼だな。
ここからネテロの妻が二線者という着想を得ている。
だがビヨンド自身が二線者だとすれば、ツェリは正室ウンマとビヨンドの息子であってもかまわない。
その場合エイイ組長は誰なんだという疑問がわく。
意外とビヨンドが就いていて、暗黒大陸探検隊就任を機に組長を引退した…なんて掟破りの代替わりがあったのかもしれない。
さすがにエイイ組長をモレナが暗殺したのなら、もっとしかるべき制裁がモレナにあっていいだろう。
ツェリがビヨンド王子なのは大本命だろう。
念の才能と顔の造形と悪の性質、いずれにも遺伝的形質がみられる。
ツェリとモレナの父母が説明と異なるのは対外的な肩書とでもすれば説明はつくだろう。
チョウライも父がオニオールとは公開してないから口に出して父さんとは言えないのだ。
ビヨンドの後胤について
仮定1.王子の全員にちゃんと守護霊獣が憑いている場合( … 本稿ではこの話をする )
上の仮定に対して、
仮定2.王子達の中で、未だ守護霊獣が姿を表していないワブルだけが、やっぱり守護霊獣が憑いていない場合
→ 話は簡単。オイトはさっぱり覚えていない件となるが、ワブルはナスビィ = ホイコーロ王ではなく、ビヨンドの胤、種。
→ 娘のワブルにはカキン王族の祖先の血が流れていない。壺中卵の儀を経ても、守護霊獣は憑かない。
オイトの生い立ちは彼女自身が吐露しているが【 資料:第 33 巻、P204、205 】、そんなもんは記憶を補正してしまう操作系能力者が介していればどうとでもなるのだ。
そしてオイト王妃の過去の記憶は、彼女自身にすら信じられないシロモノだ … という話が、以下 ↓ 。
∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅〜∅
問題はやはり、仮定の1.だ。
仮定の2.で解るように、ビヨンドがただ単にホイコーロ王の正妻を孕ませただけでは、守護霊獣は憑かない。
ワブルにも後にちゃんと守護霊獣が発現すると仮定して、あり得る血統を仮説すれば、こうなる。
→ 仮説その1:オイト王妃はビヨンドの娘であり( 彼女はその出自を知らない )。ナスビィ = ホイコーロ王がそのオイトを孕ませて産ませた娘が、ワブル王子である。
つまりこの仮説の場合、ワブル王子はビヨンドの孫という事になる。この場合はちゃんと、
◇ ビヨンドの血筋として、その命令をきく操作系能力の支配下に在るし( 少なくとも、ロンギの殺意は父のビヨンドに対しては無効のようだ。その線上の話だ ) …
◆ ナスビィの実の娘として、強力な守護霊獣も発現する。高貴な守護霊獣の睨み一発で遠距離からの呪いを打ち消す防衛や、継承戦での互いに攻撃不可の法(規則)の威力も得る。
〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃
資料:第 38 巻、P74。モレナ = ブルードが唾液を飲ませた人物(第四王子陣営の兵士)を仲間に引き入れる事が可能 … という意味の事を言っている。既にルイーニーとか死んでるので、モレナの限定人数 23人には空きがあるのだ。
サイキンオセンが効いた兵士はどうなるのか? 無意識にツェリードニヒの動向をモレナに報告するような、催眠術のような効果だろうか?
モレナによる他のサイキンオセン支配下の構成員は、まったく操作下にあるような兆候を見せていない。だからこういうのを暴くのは厄介なのだ。
→ そして大切なポイントは、モレナは敵であるツェリードニヒ麾下の兵士を操作下に置ける … と信じているという件ね。サイキンオセンの “ 子 ” は、 “ 親 ” に対して弓を引けない。
☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘
ロンギも同じく父のビヨンドを強く憎みながら、殺す対象はビヨンドの胤の王子に限定している。
しかしながら … 普通に考えたら、ロンギとビヨンドの胤の王子には、逆転不可の支配( = 操作系能力のルール強制 )が効いているとは思うのだがね。ロンギはナスビィの子は殺せる。しかしビヨンドの子は殺せない。この読みに妥当性は有ると思う。
✢✢ 〜〜 ✢✢ 〜〜 ✢✢ ✢✢ 〜〜 ✢✢ 〜〜 ✢✢
次の話は、ワブル王子がビヨンドの血筋なのではなく、ツェリードニヒ王子がビヨンドの息子である … という仮説。
仮説その2:ツェリードニヒ王子はビヨンドの孫ではなく、ビヨンドの実の息子である。その父はナスビィ = ホイコーロではない。
資料:第 36 巻、P149〜。No.378 ◆均衡(バランス)の巻
モレナ = プルードの出自が明かされる。ナスビィとその愛人の間にできた娘である。二線者として王族から引き離された … と。【 これは冨樫による地の文なので、ここに嘘は無い 】
〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃〜〃
我々読者が、作中で一度も見たことの無い人物が居る。
モレナの前任者、前のエイイ一家の組長だ。筆者は当然、長いことそれを男性だと思いこんでいたが … 冨樫は巧妙に隠していた … 死んだ組長は、女性だったんじゃないか?
オニオールとブロッコは言っている。モレナは最近、掟破りで組長になり果せた、バランス(均衡)の破壊者であると。
筆者は … モレナが前任者を暗殺した容疑が有るが、誰もそれを立証できなかったから、次の組長になり果せた … と思っていた。まぁそれはいい。この件の経緯について意見の有る読者は、何か書いて欲しい。
☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘〜〜☘
本題。今までの筆者の( 冨樫に騙されて間違っていた )思い込み …
・ナスビィ王が、男性であるエイイ一家の組長に、第一王妃・ウンマの腹を貸して、種を着けさせた。そして産まれたのがツェリードニヒ王子。
○ 二線者であるエイイ一家組長が、王族やカキンの社会体制に弓を引かないのは、自分の子を次の王位継承戦に参加させる権利を持っているから。これが革命を抑止する安全弁として機能している。
◎ 実際には王族 … 正当な王には守護霊獣の守りが有るから、それを持たない二線者が革命を期しても、はじめから適わない( 二線者は守護霊獣や壺中卵の儀について何も知らない。単に王位継承戦だとしか知らない )。
✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦〜〜✦
今回の仮説、その2:ツェリードニヒ王子はビヨンドの孫ではなく、ビヨンドの実の息子である。その父はナスビィ = ホイコーロではない。
… コレを補完する ↓ 。
□ エイイ一家の前の組長は女性、二線者。ナスビィの前の王 … つまりナスビィの父が、愛人に産ませた娘【 彼女をエイイ子と仮称する 】。
→ 二線者は例外なくカキン王族の血を引いている。だからエイイ子が産んだ子は、守護霊獣が憑く条件を満たしている。
■ 二線者には例外なく、その子を次の王位継承戦に参加させる権利が有る( 上にも書いたが、革命を抑止する安全弁 )。
→ 二線者が男性の場合は、自分で我が子を産めないので、ナスビィの正妻の腹を借りるのがまぁ間違いのないやり方となるが …
二線者本人がモレナ( 注:彼女はナスビィの実の娘である )のように女性である場合は、どんな男の種をもらって我が子を産もうと、構いやしない。
その子を王の正妻の愛情の元、他の兄弟達と同じように育てて、やがて継承戦に参加させる … そういう段取りだ。
✫〜〜✫〜〜✫〜〜✫〜〜✫〜〜✫〜〜✫
エイイ子は、ビヨンドの種を受け取り、ツェリードニヒを産んだ。
第一王妃・ウンマはその愛情で、兄・ベンジャミン王子と別け隔てなく、もらった子であるツェリードニヒ王子を育てた。
● この件で、エイイ子には特別、カキン王族へ弓引く気持ちは無い。
⦿ 単に、我が子・ツェリードニヒの父親であるビヨンドの遠望 = カキン国乗っ取りを知らなかった … というだけの話。
✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾〜〜✾
やはりこの仮説その2.だと、エイイ子が受け取る種が、何処の誰の種でも構わない … という仮説が、少し引っかかる。
エイイ子は高貴な血筋だが、もらう種は誰でもいいってのは … 。ウンマ、ドゥアズル、トウチョウレイ、カットローノ、スィンコスィンコ、セイコ、セヴァンチ、オイトの各王妃の血筋が、本当にどうでもいい … って話と同義だな? こうやって並べると、本当にどうでもいいと解る笑。
∉〜∉〜∉〜∉ ∉〜∉ ∉〜∉〜∉〜∉
❀ チョウライ王子は、自分の実の父がナスビィ王ではなく、二線者のオニオールである事を知っている。それに対して、
✿ 今回の仮説その2 においては、ツェリードニヒ王子は自分の実の父がナスビィではなく、何処ぞの馬の骨( = ビヨンド )だとは知らない。
… それどころか、そうだよ。自分の実の母が、ウンマ王妃ではなく、二線者のエイイ子だなんて、知らないんじゃないか?
… この件に関しても、ご意見の有る読者は何か書いて欲しい。本題については以上。ご清聴ありがとう。
十一十一十一十一十一十一十一十一十一十一十
余談:集英社の品行方正な編集者には理解できない、ケツモチという日本語について。
資料:週刊少年ジャンプ、2024年、10月21日号 = 45号( 2024/10/07 月曜日 発売)。その同じくP320【 ← カラーページの真裏、白黒のページ 】。
・「 カキンのマフィア 」ズズズズ モレナが何か喋っている絵。
編集者による地の文に、『 王子のケツモチである、国王の婚外子が組長(以下略)』とある。 ← 間違い。
確かに … 。例えば、暴走族のケツモチを務めるヤクザ = マフィアの組ってのは、あり得る話だ。
この場合はマフィアがケツモチだから、「 ケツモチってのは常に非合法の反社会的存在 」であるマフィアが務めるもの … だと思い込むものかもしれない。
でもそれは今回に限っては間違い。資料のページに、黒くじら号の船内の断面図と、マフィアのケツモチを務める各王子が書いてある。この構図が正しい。
カキンのマフィアは、非合法の反社会的な存在。
その彼らが軍や司法から立件されそうになると … ケツモチである各王子陣営の王族特権が立ちはだかる。まぁつまり、王子の方が反社会的な存在ってこったな。( ツェリードニヒなんて、部下を使って集めた若い女を猟奇的に殺害している
)。
この件を快く思ってないベンジャミン王子は、マフィア勢力を弱めたい訳だ【 直接には無関係だが、キャラが想定している世界線、設定の資料:第 38 巻、P199。司法官の男(名前失念)は、ベンジャミンが率いる国王軍の専横を警戒している 】
ロンギがビヨンド王子を標的にするのは、愛に飢えているからという見方がある。
物心つく頃から寮舎で育ち、育ての親ともまともに過ごさなかったロンギは、親への愛に飢えている。
だからビヨンド自身を狙うのではなく、もっともビヨンドの寵愛を受けるであろうビヨンド王子を標的にする。
使い捨てのコマではなく、どういう形であれ、娘としてビヨンドに認めて欲しいのだろう。
しかし、呪の類は守護霊獣には効かないのだが、この情報まではビヨンドに知らされていなかったのか。
30年前の革命が前回の継承戦で、その時からビヨンドは動いているので継承戦事情にも詳しいと思っていたが、オニオールと似たふわっとした事情しか知らされてないのか。
ビヨンドが元二線者で、ツェリとモレナの実父だとすれば、ネテロとカキン正室の息子がビヨンド?
もうぐちゃぐちゃだよ。
いや、他人に譲渡しても使い切ってもらわない限り絶対時間は続くのか。
やはりクラピカの寿命は船内で尽きるのだろうな。
お手軽強制絶能力を持つクラピカが、ゲッコウジョウレイを比較して容易な条件と言っている。
これはスチールチェーンの強制絶発動にはドルフィンへの能力セットまでが条件で、絶対に寿命の制約が発生する制約条件ってことなんだろう。
奪って発動しにくい能力だったら他人に渡さない限り詰むので相応の条件といえる。
ほとんどの鎖が絶対時間とセットの能力なので、能力を行使するたびにクラピカの寿命はすり減っていく。
破格の能力に相応しい制約バランスだ。
しかしロンギが一番殺したいほど憎んでる相手はビヨンド王子じゃなくてビヨンド本人だろうになんで王子殺害が目的なのか?
さすがにビヨンド殺害はビルの前では言い難かったのか?
息子がカキン王になる悲願を阻止してビヨンドに屈辱を味あわせたいのか?
呪いのシステム上絶対にビヨンドには敵わないと察しているのだろうか?
人生の目標を利用された代償として、別の目標を求めているんだろうか?
ビヨンドへの怒りをぶちまけたいのではなく、悲しみを紛らわせたい。
泣いてるって書かれてなきゃわからない心情だ。
明らかになったことその2
ロンギはサイレントマジョリティの術者ではなかった。
偽証を許さない自身の能力とクラピカの鎖の前で、さすがに真実を話さなかっただけで切り抜けたとは思えないし、操作系と具現化系の能力を2つ持ってるとも考えにくいし、ワプル護衛を殺戮するのはロンギの「本当の目的」に反する蛮行だろう。
ロンギはサイレントマジョリティの術者ではなく、ヒュリコフの見立ては間違っていたと言わざるおえない。
ではサイマジョの術者は誰なのか?
ヒュリコフの観察眼を欺き、非念能力者のフリをしている誰か。
個人的にはスラッカあたりをあげたいが、問題は犯人が誰かではなくその所属だろう。
同じくベンジャミン兵を欺いているリョウジがビヨンド兵である可能性をあげたが、サイマジョもビヨンド兵なのかもしれない。
王子にも王妃にも殺戮を進んで行うような人物は描かれていない。
ベンジャミンでさえ自重の判断だった。
これを行ったのがビヨンド兵であればいろいろと筋が通る。
この殺戮を口火としてタフディなど功を焦った兵士達が継承戦に参加していったのだから。
たまたま王妃所属兵に念能力者がいたとするよりも、暗殺者はビヨンド兵が紛れ込んでいたからとしていたほうが筋が良い。
タフディもまたビヨンド兵の可能性である可能性はある。
容疑者候補から外れるのはマオールなどの年寄り連中だけで、それ以外の若い兵すべてにビヨンドの子供である可能性がある。
今回明らかになったこと。
パリストン下のビルら協選ハンターには一切周知されていなかった継承戦に、ビヨンドは何十年も前から周到に準備を進めていたこと。
十数人以上の子供を産ませ育てさせ兵士にさせる徹底ぶりから、暗黒大陸のためにカキンを利用しているのか、カキンが目的で暗黒大陸探索をぶち上げたのかわからなくなってきた。
継承戦をビヨンド王子に勝ち抜けさせることだけが第一目的だとすると、ビルら協選ハンターの存在が謎なので、あくまで暗黒大陸攻略のためにカキンの力を利用しようとしてるのだろうが。
屈折してるとはいえ、あくまでピュアにネテロを尊敬していたパリストンと比べると、ビヨンドがあまりに人間の暗黒面を負っている。
う~ん、面白い。
ビヨンドの企みが明かされてまた一挙に十数人の裏切り者が浮かび上がってきた。
カミーラ、ワプル以外の各陣営に一人は確実にビヨンド兵がいると判明したのが恐ろしい。
念が見えているが王子の暗殺を看過していた人物などいるんじゃないだろうか。
フウゲツ付きのリョウジなどは、ニードルボールが見えていて無視していたのだとしたら、かなりの練度だろう。
これまでなにかとオイト王妃への気遣いが見られたバビマイナ。
これがベンジャミン付きのビヨンドの息子の兵士の最有力候補であることに間違いはないだろう。
ではビヨンドの息子の王子である可能性が高いのは誰だろうか?
けっこう絞れる気がするが。
ベンジャミン→ロンギが否定。可能性は低い。
カミーラ→ビヨンド私設兵なし。詛撃する必要がないから私設兵になる必要がなかったともとれる。可能性はアリ。
チョウライ→実父はオニオール。可能性はほぼゼロ。
ツェリードニヒ→本命候補。ビヨンドの悪の形質を遺伝してるように見える。しかしクラピカとクロロの仇と更にこれでは役割が偏り過ぎるか?全てはツェリに集約していく物語なのか?
ツペッパ→ロンギが調査済みな気がする。可能性は低い。
タイソン→ダークホース。可能性は五分。
ルズールス→実父はブロッコ=リーでは?可能性は低い。
サレサレ→死亡済みのアホ。メタ的に可能性はほぼゼロ。
ハルケン→ベンジャミンと顔が似てるのでナスビーの遺伝形質では?可能性は低い。
カチョウフウゲツ→ダークホース。ここがビヨンド王子だったら大波乱。可能性は五分。
モモゼ→死亡済み。メタ的に可能性はほぼゼロ。
マラヤーム→王子が何人で継承戦が行われるのかわかってないのに仕込むのが遅すぎる。可能性は低い。
ワプル→嘘発見器のクラピカの前で事情を話してるので可能性はほぼゼロ。
本命、ツェリ
対抗、カミーラ、タイソン
大穴、フウゲツ
クラピカが受講生の念を掌握すれば、いよいよ念能力者の集団対集団のバトルロワイヤルが描かれはじめる。
クラピカの借用・貸与型。
ベンジャミンの継承集約型。
ハルケンの相互協力型・集団形式。
モレナの拡散型。
クロロの借用型。
ツェリの異形使役型。
クラピカの戦略の強いところは、膠着状態を狙った時間稼ぎであると同時に、時間が経ち念能力者が増えるほどにクラピカの手札が増え有利になること。
時間を後へ引き伸ばせば引き伸ばすほどクラピカ陣営が有利になる。
だがそれを不可持民が黙って見過ごしはしないだろう。
導火線は着実に早まっている。
ベンジャミンは兵が死んでもベンジャミン自身に能力が継承・強化されるので、躊躇なく兵を使い捨てる。
だがそれは飽くまで13人の王子に対して有効な戦略であり、船下層を巻き込んだ旅団やモレナ一派との乱戦となれば、ベンジャミンは戦略の変更をまたも余儀なくされるだろう。
強い王になるための準備をして望んだベンジャミン陣営がもっとも、波乱尽くしの継承戦では不利になっていそうだ。
現状もっとも危険視されている最強の能力を有するハルケン陣営だが、戦争の規模が拡大すれば弾数人員とハルケン自身が弾になるリスクが問題化してくる。
シカクが自殺した後、スミドリの意識は本体に戻るのだろう。
きっとリトルアイと似た操作系能力なのだから。
その場合、14発の弾をどれだけ同時に撃たせるかがハルケン攻略の肝となる。
15人以上の人間を操り同時に攻撃するのがもっとも有効だが、この弱点をハルケンは対処できるのか?
現在、裁判で一人のところをベンジャミンに狙われているが、これも対処出来るのか?
単純な強さを示すほど危険視され危険な状況に追い込まれる。
まさに牙と爪だけではカキン王になれないカキン王朝の思想通りの展開だ。
他にもハルケン陣営は、ルズールスの1007号室のライスを操作している。
ハルケンならば能力を使いこなし活躍してくれることだろう。
モレナのサイキンオセンもまた、時間が経過するほど有利になる。
たった100人の一般人を殺す程度なら念能力者なら簡単なので、容易にレベル0に到達できそうなものだが、意外にもルイーニーがレベル21程度なだけで他のメンバーのレベルもまだ低い。
警戒態勢がとられ軍が徘徊する今では一般人の殺人のハードルもかなり高くなってしまったんじゃないだろうか?
このレベルの概念が心源流の基礎修行のレベルに相当し比例するものだったらかなりの脅威だ。
レベル20で固有能力を獲得するので、20で10相当、100で50相当の念を獲得出来るのではないだろうか?
ヒソカがこのモレナ陣営に属している可能性もあり、新たに獲得する能力にも期待が寄せられる。
そしてクロロは上記の能力全てを盗むことができる。
盗んだ能力次第では簡単に陣営バランスがひっくり返るだろう。
奇しくもクロロとヒソカにとって、船はお宝のつまった宝石箱のような状態になってしまった。
最期にツェリの馬霊獣の異形使役能力。
ツェリ自身が未来視の能力で無敵だろうと一人では手詰まりなので、この能力をつかってテータを手始めに続々と手駒を増やしていくことだろう。
条件が難しい分、時間がかかるのが難点か。
簡単に人を信用しないツェリの性格を反映して、少数精鋭を従える能力となっていそうだ。
めぼしい強陣営は以上。
他王子、カキンマフィア、カキン軍、十二しん、ハンターも加えていよいよ継承戦が本格的に始まりそうだ。
可能性としては大いにありうる。
膠着状態を作ってはいるものの、現時点ですでに王子が3人死んでおり、事態は進行している。基本的に他人を信用していないクラピカが口約束だけで念を教え、保険もなく帰すとは思いにくい。
凝は念の基本技だが、念を覚えたばかりの初心者がすぐにできる技術でもないのは確か。GIの修業でゴンやキルアでさえものにするのにそれなりの日数がかかっている。
元々手練れの念能力者がいる陣営はともかく、素人と初心者しかいない陣営でバレるリスクはほとんどない。
クラピカの戦略その二
ジャッジメントチェーンを用いて講習生の能力をいつでも借りれるようにする事。
宣誓内容は、クラピカの協力を拒まないことと、秘密を漏らさないことでいけるだろう。
これによってクラピカの手札は何十倍にも膨れ上がる。
自らが与えた力によっていずれ押しつぶされる事になるかもしれない。
これに対してクラピカに切り札はあるのか?あろうはずもない。
というビルの懸念。
このアンサーとして考えたのだが、クラピカはスチールチェーンと同時に隠を使ってジャッジメントチェーンを念講習者に打ち込んだのではないだろうか?
そうであれば、万が一講習生達と敵対した時にクラピカは生殺与奪を握る圧倒的アドバンテージを有している事になる。
ジャッジメントチェーンの発動条件は恐らく、対象者の前で条件を宣誓する事。
寿命の条件を増やしているだろう事から、宣誓はジャッジメントチェーンを撃った後でも恐らく成立する。
その宣誓条件に対象者が誓ったりする必要はなく、クラピカが宣言し対象者が聞くだけで条件を満たす。
凝の使える監視のいない密室での出来事だった事が大きな根拠。
あれだけ面倒な段取りを踏んだのは冨樫からの謎解きの挑戦状のようなものだろう。
念を覚える外方の説明のためだけにあれだけのページを割く必要があっただろうか?
継承戦編は他にもサイマジョの正体や、ハルケンの攻撃の謎など多くのミステリー要素が散りばめられ、そのせいで冗長にも思える情報量になっている。
唯一、凝が使えるだろう受講生のサイマジョの使い手もクラピカの前で凝をするような事はしないだろう。
反証としては、もしも心臓に鎖に巻き付いているのがバレたらクラピカの信用は地に落ち、同盟などは破綻し窮地においやられてしまうリスクを抱えた作戦である事。
もしもジャッジメントチェーンがボマーのカウントダウンと同じように、条件を満たさない限り不可視不存在の能力だったらそのリスクは低減するが、そこまでの性能は期待できない。
ただ、心臓にある隠状態の鎖を看破できる方法もまたそうないだろうとは思うのでそのリスクは低いだろうとは思う。
レオリオのソナーなどを用いればもしかしたら知覚できるのかもしれないので、果たしてクラピカがそんな賭けを実行しているかどうかが懸念点。
それだけの勝負をしなければ切り抜けられないであろう窮地ではあるので、そうである可能性は高いように思えるが。
同じ王子護衛なのに強さのレベルが違いすぎる。
ベンジャミンに念を教えたのはバルサミコで彼は軍人で念能力者、他念が使える王子はハルケンとツェリとカミーラ、ツェリはテータから教わりハルケンは相互協力型の守護霊獣の力で念に目覚めたっぽい。カミーラ陣営でフカジミン含めて念使いがやたら多い印象だが最初にカミーラに念を教えたのは誰だ?ドゥアズルも念能力者だろうか?
ペディア系のスレッドって、トピックを提案した人物と、>>1 が別人なんだよな。そうでしょ?
まずトピックの提案者の文言を読むと…、一見警護者の純粋な物理の弱さを問題にしている…のかな? と思うが、後に実はそうじゃない…と判る。
>先祖代々から王族同士の殺し合い、騙し合いの死闘が繰り広げられるとわかっていたにしては、一部プロハンターもいるものの王子の護衛が弱すぎないか。
>カキン王国の王位継承戦の王子護衛の強さについて考察。
次いで、>>1 を読むと…、補完する形で、念による警護の方が優秀だと説く。
>念能力の存在を知っている護衛も少数派だからなぁ。
>そもそも王子自体が念能力を知らないから採用自体ができないというのもあるけれど。
なるほど。騙し合いや暗殺があり得て、かつそれが立証されたら有罪になると解っているなら、早くから念能力者で自陣営をガチガチに固めているのが当然だ、という主張をしたいのが、トピックの提案者。
これが純粋な物理による暗殺ならば、通常の純粋な物理の警護で事足りるわけだからして。
トピックの提案者も、>>1 と同じく、念による暗殺に対して、念による警護が足りない陣営が多すぎることを問題にしたいのだ、と解る。
ここでチョイと注意。
本当に王子たちには、歴史上の、そして今回の王位継承権争奪戦が、生存競争になると解っていたのか?
資料、第 33 巻、P202。オイトの説明。
これを読む限り、争奪戦から逃げ出せば殺されることは理解しているが、その争奪戦が、生存競争の形式をとるとあらかじめ解っていたとは、必ずしも言い切れない…と思う。
第 33 巻、P153。ベンジャミンの説明。
父王ナスビが断言した内容が今回たまたま生存競争だったというだけで、それ以前の継承戦が、たとえばクイズ大会や、チキチキ競馬ではなかった証拠にはならない。
クイズ大会や競馬の敗者王子は、王位継承権者には逆らえない念をかけて、国内外で生かしておく方法もあるんじゃないか? まあ確かに、ナスビの兄妹たちは誰一人生き残れなかったことは伝わっているな。オニオールがチョウライにそう言った。
さてここで、冨樫の物語のポイントをいくつか押さえておこう。
①…ベンジャミンがライオンを押さえつけながらツェリードニヒに電話したシーンが印象的だが…。
なぜか王子たちは、ナスビ王の継承戦スタートの許認可が降りるまでは、憎っくき兄妹を暗殺しようとはしていなかったのだと判る。なぜだろう?
それ以前からベンジャミンやカミーラは優秀な念の使い手だったが、たとえば念を持たないツェリードニヒをすれ違いざまに呪い殺そうなんて、しなかったってことだ。
その理由は想像するしかないが、何らかの念のプロテクトが、ツェリードニヒをベンジャミンたちから守る仕組みが有ったと考えることもできる。
たとえば。こういうのはどうだろう?
父王ナスビの守護霊獣のチカラが、兄妹王子たちを包み込んでいて、「今ツェリードニヒを殺そうとすれば失敗する。己の王位継承権すら危うくなる…」と、ベンジャミン、カミーラの脳内に直接示唆する仕組みが有ったら、抑制は可能だ。
あるいはこういうのはどうだろう?
壺中卵の儀以前のベンジャミンやカミーラは、ちゃんと父王ナスビの守護霊獣が見えていた、と仮定する。
そしたら当然、守護霊獣の発する言葉も聞こえる。守護霊獣はガチでベンジャミンたちに忠告していたかもしれない。
「ナスビが許すまで、他の王子を殺したら、お前の王位継承権、剥奪。俺、オマエ、コロス」
しかし! この仮説では逆に、ツェリードニヒがベンジャミンを暗殺しなかった理由がないのよね。ツェリードニヒには昔も今も、ナスビの守護霊獣は見えないのだから。
いずれにせよ物語上は、船に乗ってからしか、暗殺競争は許されなかった。これは事実。つまりそれ以前に、特別な念による警護は、弱小陣営にも全く必要がなかったってこと。これは道理だ。
次。
②…困ったことに、殆どの王子が自分の実力を省みず、「自分が王になって当然」と思い込んでいる。
③…父王ナスビは、壺中卵の儀によって、守護霊獣を全ての王子たちに平等に授けてからようやく、王位継承権争奪戦を許可した。
②のポイントは、①の事象の裏付けにもなる。
つまり、未来は自分が王になると決まっているのだから、今自分がわざわざ兄妹たちを暗殺する必要なんてない…という思い込み。
でもツェリードニヒに対するベンジャミンの憎悪を見るに、暗殺を我慢できる理由は相当なモノが無ければ、なかなか納得できないね。俺様がベンジャミンだったら、ちょっとツェリードニヒの首に手がかかれば、ヒョイともぎ取っている。ツェリードニヒの首がもげた理由なんて、後からどうとでも言い訳してみよう。
③のポイントがとても重要で。
要は父王ナスビは…。王子に現れた守護霊獣のチカラが充分であれば勝つ。充分でなければ負ける。それでいい。自然の淘汰に任せる、と思っているのだ。
極端なたとえだが。赤ん坊の女児、ワブルの守護霊獣が真の王位継承の器たり得るならば、ベンジャミンの軍団にも勝つ!
負けた時はカキンの大樹の根の下に埋まる死体になればそれでいい、と、ナスビは思っている。
たとえばナスビ王は、長男のベンジャミンが私設兵を警護と暗殺に使うのを抑止せずに、ベンジャミンの恣(ほしいまま)に任せているのだから、物理上見える戦力差なんて、父王ナスビにとって、ひいてはこの継承戦においては、誤差の範囲なのだ。守護霊獣の霊力が全てだ、と。
言い換えれば、先んじて生まれたことも、念を知る環境に遭ったことも、ベンジャミンやカミーラの運命力の為せる業。
後から生まれたチョウライ、ツェリードニヒ、ツベッパたちには…ナスビは以下のように思っている。
兄姉たちを凌駕しようと願うならば、それに見合う運命力を持ち合わせて生まれて来い! と。見合わぬ運命力しか持っていないならば、カキンの大樹の根の下に埋まる死体になればそれでいい、と。
ぶっちゃけクラピカたち崖っぷちだよな、能力も開示し自分等で自分等の敵になる可能性もある念能力者を育成しちまった。手の内バレた相手に念を教えるって端から見ると正気の沙汰じゃないだろうな、秘密主義で通ってるハンターハンターなら特に。これで裏切りものが出てアンチクラピカの誓約と制約組んでメタってくる奴が出たら終わりやな。
実際マジでリスキーな賭けに出てるよなクラピカたち、下位王子の戦力向上と王子間の膠着状態を維持する為とはいえ自分らの能力を晒すリスクを侵してまで念を教えるってなんか本末転倒もいい所って感じ
戦闘員と非戦闘員がいる中の戦闘員の方を指しているのだろうと思うが、確かに戦闘員の護衛のレベルが低すぎる。念能力者の割合も16人中3人(ベレレインテとヒュリコフとサイレントマジョリティーの能力者)という結果だったし、そもそもウェルゲーのように念能力自体を知らない・理解していない・勘違いしている人もいる。
王位継承以前に、これが暗黒大陸に行く王子の護衛を務める者だとは考えにくい。ストーリー上、違和感がある構成としか言いようがない。
ウボォーギンならミサイル・ロケットランチャーでもかすり傷ですよ。
基本的に38口径の射撃で非念能力者は即死、念能力者でも手傷を負うレベルだからなぁ
ミスタみたいに弾丸を操作する能力者がいたら換気口から撃ちまくって無双できるんじゃね?
先祖代々王位継承戦が行われていたなら、過去の文献にどんな内容だったかいくらでも載っていただろうに。
カキンの王子達はそういうものを参考にせずに本番に挑んでしまうおっちょこちょいなのかな。
念能力者が許される中で戦闘用に非念能力者を採用している時点で、その王子の実力がわかる。
王位継承戦の真意がわかってない王子はすぐに戦線離脱せざるを得ない。
普通に王子にマフィアのケツモチがいるんだから
下手に護衛付けるくらいだったらそいつらから
護ってもらえばいいって思われてそうですよね(汗)
護衛の意味って・・・
霊獣も念能力者もプロハンターも軍人もいるのに暗殺者がいたところで大きな問題ではない。
現場ではすでに殺人がおきているのに、上記のメンバーの中で暗殺者だけが疑われることはまずない。
万が一、暗殺者がいることで疑われたとしても「護衛してもらっている」の一言で片付く。
それに疑われることになんの問題があるのか。表向きは違くても、実際は殺し合い。その当事者同士で疑われることのデメリットはない。なぜなら王位継承戦に参加している時点で、お互いに疑心以上の感情があるので。
暗殺が起きたら真っ先に雇った王子が疑われるやん
別に暗殺者が護衛をしたっておかしくはない。
表向きは殺し合いなんて存在しないんだから暗殺者雇ったらいかんでしょ
王位継承戦で生きるか死ぬか決まるんだから、大金はたいてでも暗殺専門のゾルディック家でも雇ったらよかったのに。王子なんだからお金に困っているわけでもないだろうに。
念能力の存在を知っている護衛も少数派だからなぁ。
そもそも王子自体が念能力を知らないから採用自体ができないというのもあるけれど。