イルミが幻影旅団に入団した理由を考察
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「ヒソカの依頼で旅団に加わった」というイルミ。ヒソカを倒す共通目的はあるが入団依頼は張本人であるヒソカからであった。イルミはなぜ幻影旅団に入団したのか、また、幻影旅団はなぜイルミを入団させたのか、その理由を考察。
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イルミの旅団入りは、アルカ ナニカ ガス生命体アイが目的
実はヒソカのドッキリテクスチャ~で変装したヒソカだから、適当に嘘言って紛れ込んでるだけ
イルミに限った話ではないが、基本的にゾル家の人間は合理主義者だと思う。
旅団のメンバーとは違って。
ヒソカが、イルミにメッセンジャーの役割を託した。内容は、
「カルトを含む旅団のメンバーを鏖(みなごろし)にしようと思う」
「もちろんイルミとも、この際決着を着ける。キミ、どうせカルトを見殺しにはしないだろう?」
金のやり取りはもちろんあるだろうが、カルトの兄としてのイルミの判断は。
「カルトを守りつつ、旅団のメンバーを先にヒソカにぶつけて体力を削ぐ。どうせヒソカは操作系ではない。先に強敵とヒソカが出会ったからといって、ヒソカの戦力が増す公算は低い」
「そもそも僕はライセンスを持ったハンター。賞金首の旅団の死体を回収して十二支んに送りつければ、正当な賞金が手に入る。家業ほどではないものの、儲かる。しかも! ヒソカがリスクを負って代行してくれるのだから、元手はタダだ。幸いハンター協会の本部の機能までがこの船に移動している。これで仕事をしない手はない。ん? まさかヒソカも、旅団の死体を賞金首としてカウントするつもりかな? そんなまさかね。だったら以前の二件もそうしてるだろう」
「ヒソカと違って、僕は操作系能力者。手駒が揃った状態で戦った方が有利に決まっている。たとえば…クロロに針を打った状態でヒソカと対峙できれば…それに越したことはないんだけどねえ」
「仮に針を打つのがクロロじゃなくとも。彼らは事前の情報の通り、バラけてくれた。彼らの位置は狭い船内で、カルトの能力で筒抜け。1人になった時を狙って針を打って手駒に加える。こっちが変身できることを(正確には)彼らには知られていないだろう? 油断して欲しいものだ」
…つらつらと、思いつくままに「合理的な」イルミの判断のシミュレーションをしてみた。
そんなに上手いこといくもんかい! という批判はさておき、イルミの側には大いに理由や目的があると思う。
逆に、クロロたち既のメンバーだった彼らが。
抜け番があるとはいえ、実力者だとはいえ、友人だとはいえ、
あっさりイルミをメンバーに加えたことは、考察が必要だろう。
もちろん、カルトをみすみすヒソカに狙わせる訳にはいかないという、兄・イルミの気持ちを理解できるメンバーもいるかもしれない(家族? なに、それ?)。
フィンクスみたいな喧嘩屋からすれば、味方になるということは、喧嘩相手ではなくなるっつうことで、小さな損ではある。
でもねえ。仮に旅団が、イルミに対して、
「カルトがヒソカに狙われているのはしゃあない。それはそれとして、お前を旅団の仲間に入れてはあげないよ」
…って言ったとしたらどうよ?
旅団やクロロが、そのような結論に至る筋道ってのは、どんな具合だい?
旅団に入るってことはルールに従ってもらうことになる。
クロロとマチの会話から、勝手な殺しをできないようにさせるためじゃないか?
私もこれは違和感でした。クロロはなぜイルミを入団させたのでしょうか…。
イルミには勝手にヒソカを狩ってもらえばよかったのに、わざわざ入団させる必要はないですよね。
普通に「ヒソカを狩る」というのが一致したため?
それだけなら幻影旅団に入団しなくてもよかったのではと思う。