ハンターハンターの暗黒大陸・王位継承編
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暗黒大陸・王位継承編のあらすじ
カキン帝国のナスビ=ホイコーロ国王が、世界の外側「暗黒大陸」への進出を突如宣言した。探検隊の責任者は、故ネテロ前会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロであった。
外の世界への進出は人類最大のタブーとされており、近代5大陸の代表「V5」は外世界不可侵を保つための同盟である。外の世界にはキメラ=アントをも凌駕する危険とそれに見合うだけのリターンが存在するため、V5の本音としては新興国のカキンに先取りされる事をなんとしても防ぎたい思惑がある。
チードル会長は、V5からの依頼とネテロの遺言に従い、ビヨンドの監視と暗黒大陸攻略を決定、協会の総力を挙げてリスクの克服とリターン獲得に挑む。レオリオとクラピカは十二支んに加入した。チードルは289期ハンター試験で暗黒大陸攻略のための人員を補充する。
暗黒大陸探検隊は、ハンター協会に拘束されたビヨンドに代わって十二支んを脱退したパリストンが中心となっていた。同じく十二支んを脱退したジンも探検隊に加入した。
カキンのツェリードニヒ=ホイコーロ第四王子が「緋の眼」を所有している事を知ったクラピカは、接触のために第十四王子のワブル=ホイコーロと契約し、渡航船ブラックホエール号(B・W号)中での警護に就く。一方、クラピカの念を除念したクロロは天空闘技場でヒソカと対決、仲間から借りた念能力と闘技場の群衆を利用して、ヒソカ抹殺を成し遂げる。次にクロロはカキンの国宝を狙うと決め、幻影旅団に渡航船へと招集をかける。しかしヒソカは死後強まる念を利用した自己蘇生に成功し、次の標的を旅団全員と宣言。旅団員2人が間もなくヒソカによって殺された。
B・W号は、8月8日に出航した。乗員数は20万人である。しかしその船旅は、次期王の座をかけた全14王子達によるサバイバルであった。クラピカは念能力が介在する戦いであることを船内アナウンスで護衛ハンター達に周知させたことで、他勢力から注目を集めることになる。かたや同じ船内で、「シュウ=ウ一家」「エイ=イ一家」「シャア=ア一家」の3勢力からなるカキンのマフィアの間でも抗争が勃発する。